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キャリア面談とは。転職活動とは異なるのか

キャリアプラン相談とは。転職活動とは異なるのか

働き方や就労環境が多様化する昨今、「自分がどのようなキャリアを進んでいくべきか」というキャリアプランを描くことは、人生や仕事の目標を立てる上で非常に重要です。

しかし忙しいビジネスパーソンにとって、ゆっくりと腰を据えて「将来どのような働き方をしたいか」を考えることは容易なことではありません。

そのような時に役立つのが、キャリアの専門家によるサポートが受けられる「キャリアプラン相談」。多くの方々のキャリアをサポートしてきた人材紹介会社であるJAC Recruitment(以下、JAC)のキャリアプラン相談を活用すれば、現在地と将来像とのギャップが明確になり、具体的な行動に落とし込むことが可能です。

キャリアプラン相談は、現状の自己分析や将来像の具体化などを通じて、自分の強みを把握したり必要なスキルや経験を洗い出したりすることができるだけでなく、「現在の自分」と「未来の自分」とのギャップを整理する時間にもなります。

ここでは、キャリアプラン相談の必要性やその内容について詳しく解説するとともに、相談する際の注意点についてもお伝えしていきます。キャリアプランは転職時の面接において聞かれることが多い質問の一つでもありますから、気になる方はぜひ活用してみてください。




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キャリアプラン相談とは

そもそもキャリアプランとは、今後のキャリアでやりたいことや理想の働き方などを目標として設定し、それを達成するために計画を立てることを指します。このキャリアプランは、画一的なものではなく、一人ひとり異なる「オリジナル」のものです。

例えば、仕事の面においては「同じ会社で経験を積んで専門性を高めていきたい」という方もいれば、「タイミングを見て転職や独立をしたい」と考える方もいることでしょう。また仕事面だけでなく、結婚や出産、介護といったライフイベントなどを見通す中で、働き方が変わる可能性もあります。このように人生や職業における目標やライフイベントを踏まえ、人生全体を通して仕事の計画を立てることがキャリアプランなのです。

一方、ビジネスパーソンの中には「キャリアプランの大切さは分かっていても、じっくり自分と向き合ったり、計画に落とし込んだりする時間がない」と後回しにしている方も多いのではないでしょうか。

そのような時に役立つのがキャリアプラン相談です。キャリアプラン相談とは、キャリア形成支援の専門家であるコンサルタントのサポートのもと、現状の自己分析や将来像の具体化などを行い、自分の強みを把握したり、必要なスキルや経験を洗い出したりする作業になります。単にキャリアプランを作成するだけでなく、「現在の自分」と「未来の自分」とのギャップを整理する時間にもなり、今後のキャリアや人生を見つめ直す上で有効です。


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キャリアプラン相談はなぜ必要なのか?

キャリアプラン相談はなぜ必要なのか?

ではなぜ、キャリアプラン相談が必要なのでしょうか?

近年では、働く場所や時間などにとらわれない柔軟な働き方や、ワークライフバランスを考慮した働き方など、労働形態・労働環境が多様化しています。これまでは終身雇用制が一般的でしたが、現在では一つの会社で人生を全うすることは少なくなっており、転職を何度か繰り返す、一度リタイアして再び仕事に復帰する、独立・起業するといったキャリアを描く方も少なくありません。

働き方や価値観が多様化する現代だからこそ、キャリアプラン相談を通して「自分が将来どうなりたいのか?」「夢や目標に向けて、今何をすべきなのか」を明確にしておくことが大切なのです。

また、キャリアプランは転職活動の際によく聞かれる質問の一つでもあります。企業が転職者にキャリアプランを質問する理由は、「どのようなキャリアプランを描いているのか」を知り、自社が求める人物像とのミスマッチがないかどうかを見極めるためです。

例えば、転職者には「将来的にマネジメントを任せたい」という意図を持って採用活動に取り組む企業が、面接時に「5年後どうなっていたいですか?」と転職者に投げかけたとします。その際に、転職者が「現場で、より専門性を高めたい」と答えた場合、両者の間でミスマッチが起こる可能性があります。このような場合、仮にそのポストに転職したとしても、「やはり思い通りのキャリアが描けなかった」「やりたいことが実現できない」などと感じて離職することになりかねません。

そのため、あらかじめキャリアプラン相談で自分のキャリアプランを明確にして、「自分が就きたいポスト」や「〇年後までに実現させたいこと」などを明確にしておくことが重要となります。キャリアプランをもとに転職先の候補選びや面接対策を行えば、きっとスムーズに転職活動を進めることができるに違いありません。




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キャリアプラン相談で実施すること

キャリアプランの必要性が分かったところで、続いてはキャリアプランで実施する具体的な内容を見ていきましょう。

キャリアプランで実施する内容は、主に2つです。

・現在までのキャリアの状況を共有し、自分の市場価値を聞く

・転職すべきか否かをキャリアの専門家に確認する

それぞれ詳しく解説していきます。

現在までのキャリアの状況を共有し、自分の市場価値を聞く

キャリアプラン相談では、現在までのキャリアの状況を、キャリアの専門家に共有するところからスタートします。

例としては、下記のような内容を棚卸しして、現在の立ち位置を理解するところから始めていくのが一般的です。
  • ・これまでに、どのような業務を行ってきたのか
  • ・具体的な成果には、どのようなものがあるか
  • ・リーダー、マネジメント経験などがあるか
  • ・特定領域の専門スキルがあるか
  • ・成功体験があるか
  • ・どのようなスキルを保有しているか
  • ・どのようなことに興味があるか
  • ・自分の強み・弱みは何か

またキャリアプラン相談を通して自分自身と向き合う中で、「どのような働き方を実現したいのか?」「仕事以外のライフプランをどう描いているのか?」「目標とするゴールにどのように辿り着けば良いのか?」なども併せて考えていきます。

こうした自己分析を行った結果、「自分で考えていた以上に、豊富な職務経験がある」「○○の分野に専門性がある」といったことに気づくケースもあるでしょう。そうした中で、自分の市場価値がどれくらいなのか気になるという方は、キャリアプラン相談の中で、キャリアの専門家に市場価値を聞くことも可能です。

特に、同じ会社に長年勤めてきた方や、新卒で入社して一度も転職経験がないという方が、自分の市場価値を正確に知るのは至難の業。もちろん、同業他社や同年代の年収と比較して、ある程度判断することはできるかもしれませんが、やはりそこは専門家の力を借りたいところです。キャリアプラン相談では、転職や専門の業界に精通したキャリアの専門家であるコンサルタントが、さまざまなデータ分析やこれまでの経験に基づいて、転職者の市場価値を教えてくれます。 今すぐ転職を考えているわけではない、という方も自分の市場価値を知っておくのは今後のキャリアを考えていく上でも非常に大切ですから、ぜひ活用してみると良いでしょう。

転職すべきか否かをキャリアの専門家であるコンサルタントに確認する

キャリアプラン相談は、現在の自分と将来の自分とのギャップを埋めていく作業でもあります。1年後・5年後・10年後にどのような目標を設定し、具体的にどう行動していくのか、を考えることで「将来のなりたい姿」を着実に実現していくことができます。

そうした具体的な目標や行動指針を決めていく中で、「やはりこの会社で自分の目標を実現するのは難しいのではないか」「今の会社でキャリアを積んでも、望むような将来が見えない」と感じることもあるでしょう。

そのような時に、すぐさま転職を決意するのは時期尚早かもしれません。 例えば、社内でのジョブチェンジ制度やキャリアチェンジ制度などを利用することで本来やりたかった仕事・強みを発揮できる仕事に出会える可能性は、十分にあり得ます。また、今の会社で思うような未来が描けないと感じていたとしても、本質的な悩みが人間関係や給与面であるならば、異動・昇給を願い出ることで状況が変わる場合もあります。

ただし、「転職すべきなのか」「会社に残るべきなのか」といった難しい判断に対して、自分一人ではすぐに答えを出せないという方は多いはずです。そのような時は、キャリアプラン相談を通じてキャリアの専門家に「転職すべきか否か」を確認することで、専門家の意見を伝えてくれる場合があります。転職すべきか否かを最終的に決定するのは転職者自身ですが、その過程で悩んでいるなら、積極的にキャリアプラン相談を活用して、自分の市場価値や転職のタイミングなどを問うのも一つの手です。

キャリアプラン相談は漠然とした不安にも対応してくれる

このように聞くと、「キャリアプラン相談=転職活動を前提としたもの」「キャリアプランを相談したら転職を勧められるのではないか」と思う方もいるかもしれません。

しかしキャリアプラン相談は、転職を見据えたプランニングや転職先選びのアドバイスだけでなく、「そもそも転職をすべきかどうか悩んでいる」「今後のキャリアに不安を感じる」「自分にはどのような仕事が向いているかわからない」といった漠然とした悩みや不安を相談する場合でも可能です。

キャリアプラン相談は、転職が前提にあるものではなく、「キャリアプランを作成して将来のなりたい姿を明確にする」「目標に向かって今からやるべきことを洗い出す」ことが目的となります。キャリアプランを作ることで、マイルストーンがハッキリ見えるようになり、日々の業務に対するモチベーションがアップしたり、パフォーマンスが向上したりする効果もあります。もちろん、その結果として転職するという決断に至るケースもありますが、必ずしも転職が正しい答えであるとは限りません。

キャリアプランの作成には、将来のキャリアに対する不安や自分にどのような仕事が向いているのかといった漠然とした悩みを深く掘り下げ、課題と向き合っていく作業も組み込まれています。そのため、今はまだ転職やステップアップを考えていないという方、漠然とした不安がある方にもキャリアプラン相談はおすすめです。




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キャリアプラン相談の流れ

キャリアプラン相談の流れ

ここからは、実際のキャリアプラン相談の流れについて確認していきましょう。

キャリアプラン相談は、3つのステップで構成されます。

STEP1: 相談のきっかけを伝える

STEP2: 現在までのキャリアの状況を共有し、自分の市場価値を聞く

STEP3: 転職すべきか否かを聞く(転職したほうが良いと判断した場合は、求人について相談する)

では、一つずつ説明していきます。

STEP1: 相談のきっかけを伝える

まずキャリアプラン相談をする際には、「なぜ今回キャリアプラン相談を申し込んだのか」というきっかけを伝えるようにします。コンサルタント側から聞かれる場合も多いため、「どうして相談に来ることにしたのか」という点は事前に明確にしておくと良いでしょう。ここで課題や目標などをある程度整理しておくと、STEP2の流れにスムーズに進むことができます。

ただし、「なんとなくモヤモヤするけれど、具体的な課題がよく分からない」「漠然とした不安がある」という方は、無理に話をまとめようとせず、今の気持ちや思いを率直にコンサルタントに伝えても問題ありません。キャリアプラン相談は、噓偽りなく、ありのままの自分で進めていくことが大切です。

STEP2: 現在までのキャリアの状況を共有し、自分の市場価値を聞く

2つ目のステップは、過去から現在までのキャリアの状況を深く掘り下げていく作業になります。
  • ・これまでにどのような仕事をしてきたか
  • ・何を学んだのか
  • ・どのようなスキルが身についたのか
  • ・どのような成果や実績を上げたか

上記のような内容を棚卸ししていきます。経験を整理することで自分の強みや弱みを理解するとともに、今後のビジョンや実現したい目標なども併せて確認していきます。

また今までの経験やスキルを話すことで、キャリアプラン相談を担当するコンサルタントから「あなた自身が、転職市場においてどれくらいの価値があるのか」を知ることも可能です。加えて、転職市場で求められる経験が今の自分にあるかどうか、逆に何が不足しているのか、といった話も聞けるため、将来の目標を実現するための具体的な道筋を立てることもできます。

STEP3:転職すべきか否かを聞く(転職した方が良いと判断した場合は、求人について相談する)

STEP2で現在地と将来像が把握できたら、STEP3ではそのギャップをどのように埋めていくか、具体的な行動を整理していきます。例えば、「将来マネジメントするポジションに就きたい」と考えていても、現時点で全くマネジメントの経験がない場合には、どのようにしてそのスキルや経験を身に付けるのか、をキャリアプランに落とし込んでいきます。

ギャップを埋める作業をする中で、今の会社を辞めて転職すべきか否かを迷った場合には、積極的にコンサルタントへ相談してみてください。コンサルタントは、キャリアの専門家であり、転職市場や専門の業界に関する知識やノウハウ、データなどを豊富に持っています。コンサルタントによる分析の結果、「転職したほうが良い」と判断された場合には、「どのような求人があるのか?」「自分に合う会社があるか?」などをさらに質問することで、さまざまな角度からのアドバイスや求人紹介を聞くことができるでしょう。それらを効果的に活用すれば自分の目指すキャリアプランに近づけるでしょう。




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キャリアプラン相談時に注意すべきこと

それでは最後に、キャリアプラン相談の際に注意すべき点について確認しておきましょう。

キャリアプラン相談における注意点は、以下の3つです。

・本音で話す

・現在の職場の不平不満に終始しない

・経歴詐称や虚偽の情報を伝えない

それぞれ詳しく説明していきます。

本音で話す

キャリアプラン相談は、「本音で話す場」が大前提となります。本音で話さなければ、いくら相談されても真意が見えず、コンサルタント側が相談者に合った的確なアドバイスを行うことができないからです。

なかには、「キャリアプラン相談で話す内容を誰かに漏らされるのではないか」と不安に思う方もいるかもしれませんが、コンサルタントには守秘義務がありますので、キャリアプラン相談で得た情報を転職先の企業に漏らされたり、ましてや現在所属している企業に伝えたりすることはありません。万が一、転職先の企業に転職者の情報を伝えなければならない場合には、必ず本人の了承を取りますので心配は不要です。

「こんな話をしたら印象が悪くなるのではないか」「転職に影響するかもしれないから○○のエピソードを話すことはやめておこう」などと自分で自分の印象や経歴を判断せず、まずは本音でコンサルタントと話をすることから始めていきましょう。

現在の職場の不平不満に終始しない

転職を前提にキャリアプラン相談にいらっしゃる方の中には、ポジティブな理由での転職ではなく、ネガティブな理由で転職を考えている方もいるかもしれません。キャリアプラン相談は本音で話す場ですから、当然ネガティブな話をすることがあっても問題はありません。ただし、現在の職場の不平不満ばかりを話す「はけ口の場」にならないように注意が必要です。

キャリアプラン相談を、将来に向けて具体的な行動計画を立てる「建設的な場」にしていくためにも、相談に来た目的がブレないようにしましょう。

経歴詐称や虚偽の情報を伝えない

「本音で話す」ことにも関連する話ですが、経歴詐称や虚偽の情報を伝えることは、コンサルタントとの信頼関係を傷つけることにもなりかねません。こうした場合には、的確なアドバイスができなくなるだけでなく、転職が決まった後に「経歴詐称が発覚して内定取り消し」となる可能性もあります。

キャリアプラン相談は、自分を必要以上によく見せたり、華やかな経歴だけを話したりする場ではなく、現在の「ありのままの姿」で現状を分析することに意味があるのです。コンサルタントがあなたの経歴の良し悪しをジャッジするわけではありませんので、正確な事実を話すように心がけましょう。




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キャリアプラン相談はJAC Recruitmentへ

以上、キャリアプラン相談の必要性や内容、注意点などについて詳しく解説していきました。

キャリアプラン構築とは、あなたの現在地となりたい将来像を知り、そのギャップを埋めていく作業。しかし一人でキャリアプランを練り上げていくのは、なかなか難しいものです。

そのような時は、各業界に精通した専任のコンサルタントが転職を全面的にバックアップしてくれる「JAC Recruitment」でキャリアプラン相談を受けてみませんか。JACでは、東京、埼玉、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、広島、福岡の各オフィスにて、平日19時30分までキャリアプラン相談を実施しています。現在はオンラインでのご相談が主流となっておりますので、実際のところ、場所は問いません。

さらにJACでは、業界における市場価値の的確な診断や、レジュメ・面接対策・企業傾向・英語選考におけるサポートなども万全。興味を持たれた方は、ぜひ一度キャリアプラン相談を受けてみることをおすすめします。




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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

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