【職務概要】
狙いの完成車品質(機能・精度)を低コスト&低投資で実現することを目的とし、実部品/工程/設備をつくる前に各要素の条件を確定・保証するためのモデルベースを主体とした以下の業務を担当頂きます。
<変更の範囲>将来的に会社の定める全ての業務に配置転換の可能性あり
【職務詳細】
・品質育成プロセス革新や車体Assy精度予測技術
・システム開発実機現象の再現レベル向上, 検証スピードアップ, 工法拡大
・インライン・インプロセスデータ取得と自動分析技術開発など
※バリューチェーン/サプライチェーンへの予測技術、活用拡大含む
■業務一例
スポット溶接:鉄板に熱が入る
⇒スポット溶接時に発生する熱が影響を及ぼしてボディがひねるが、スポット溶接の位置や、順番がボディ精度にどういう影響を及ぼしていくのか不明である
上記に関してトライアンドエラーで対応しているがそれをシミュレーションを導入し効率化していこうと考えている。
【部門ミッション】
マツダ自慢の商品(車体アッセンブリー)を低コスト&低投資で生産可能にするモデルベース開発を加速すること。
他社に負けない機能性能を高め、コスト投資やカーボンニュートラルを達成する取組を行い、ビジネス効率を高めていくこと=モデルベースの活用と考えております。
【配属先ミッション】
新車量産準備において車体品質を進化実現させるためにモデルベース開発を活用し良品条件を導いていきます。
現物の世界で高品質な車体を作り出すチームとして、CAE技術開発・CAEスピード向上により実際の量産準備業務を現物主体からバーチャル主体に変えていく事をミッションに置いています。
品質目線で部門を統括、リードしているグループとなっております。
【ポジション特長】
・当部門では2020年に初めて車体アッセンブリー領域の部品組付精度解析にCAEを導入し、以降の新車プロジェクトで車体主要工程でCAE実施の対象工程を拡大させており、社内関係部門や社外サプライヤーとも連携を開始しています。
・CAEによる車体アッセンブリー精度予測は業界でも取り組んでいる事例は少なく、チャレンジングな活動領域でもあります。自動車業界に限らず部品メーカーで培った知見を活かしていただくことができます。
・ボディ品質は、マツダが掲げる「魂動デザイン」や「人馬一体」を具現化していく為の土台となっており、生き物のように動きがあるデザイン・デザイナーが作り上げたものを現物の世界で再現する事になります。エンジンやサスペンションなど操安性をつかさどる機能部品や、バンパーなどの外装部品もすべてボディに合わせて組付けられます。ボディの精度が悪いと、狙った完成車の精度(操安性やデザイン再現など)を保証することが出来ず、マツダを愛してくれているお客様の期待に応えること、期待を超えることが出来ないと考えています。そんな車の土台ともいえる基礎(ボディ)に携わり、人が乗ったときに違和感を感じないような寸法を図面に落とし込み狙いの品質を保っていく事は非常にやりがいがあります。
また、ボディで保証するポイント数、生産で管理する許容幅などは日本のOEM各社様と比べ物にならないレベルであり、こだわりのポイントです。
■休日:週休二日制, GW, 夏季休暇, 年末年始