アメリカ(USA)の海外転職・求人の募集要項(給与・語学力・税金)

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公開日:2023/05/15 / 最終更新日: 2024/09/12

語学力

英語力は必須。英語でのコミュニケーションがとれることが最低条件となる。TOEICで換算すると850点以上が目安。

求められるスキル・人物像

アメリカにおける求人の大半が、専門職の採用。Generalist(ジェネラリスト)よりもSpecialist(スペシャリスト)の経験者が採用される傾向が、非常に強い。その他、英語でのコミュニケーション能力、就労ビザの有無なども重要なポイント。

また一部の地域(ニューヨークやサンフランシスコ)を除き、ほとんどの地域で通勤や営業のために自動車の運転が必須となる。

一般的な待遇

給与例(年収)※所得税・諸手当等を含む。

※USD=アメリカドル/1USD=約136円(2023年1月現在)

職 種 一般レベル 管理職レベル
内勤業務/総務等 USD 60,000 USD 100,000
経理/財務/会計 USD 70,000 USD 120,000
カスタマーサービス USD 60,000 USD 80,000
営業 USD 80,000 USD 120,000
技術(製造業) USD 70,000 USD 120,000
技術(建設/インフラ) USD 70,000 USD 120,000
IT(ヘルプデスク等含む) USD 70,000 USD 120,000


ボーナス

企業によりさまざま。営業のポジションはインセンティブ制度もあり。

諸手当/その他

・医療、眼科、歯科保険、および401K(確定拠出型の個人年金制度)。
・企業により保険や401Kの有無がさまざま。基本的に交通費の支給はない。

税金(所得税)

・アメリカの所得税は、個人が得た所得に応じて、州や連邦政府に支払う税金であり、州ごとに異なる税率で課される。
・市や群によっては、さらに追加の所得税が課される場合もある。

①税率

アメリカの所得税は、累進課税制度に基づいている。 所得が高い人ほどより高い税率が適用され、アメリカの所得税は、現在は以下のようになっている。(2018年に変更)

  • 10%税率:$0から$9,525までの所得
  • 12%税率:$9,526から$38,700までの所得
  • 22%税率:$38,701から$82,500までの所得
  • 24%税率:$82,501から$157,500までの所得
  • 32%税率:$157,501から$200,000までの所得
  • 35%税率:$200,001から$500,000までの所得
  • 37%税率:$500,001以上の所得


②所得源

アメリカの所得税は、個人のさまざまな所得源から課税。給与、投資、不動産、自営業、年金、配当などが含まれる。

③所得税申告

アメリカの所得税申告は、年に1回・4月15日までに提出する必要がある。個人の所得、控除、免除、税金控除などの情報を提供。

④所得税控除

アメリカの所得税には、さまざまな控除がある。扶養家族控除、慈善団体への寄付控除、住宅ローン利子控除などが含まれており、控除を利用することで、税金を節約することが可能。