アメリカの求人・現地生活情報
アメリカの雇用市場は改善の兆しをみせている。失業率は 2020 年 4 月に 14.8% でピークに達したが、2023年 1 月までには 3.4% まで低下している。物価の上昇に伴う賃金の上昇もあり、各企業の人材雇用に対する対策が今後明暗を分けるとみられる。
日系企業の求人は、管理部門(経理、財務、人事)、営業(主に製造業)、物流(フォワーダー)などが主流。その他、ITコンサルティングやマーケティングの求人もあり、業界や職種に大きな偏りはない。人事マネージャーでUSD 120,000(JPY約1600万円)など、いずれも日本と比べて給与水準は高い。
また、アメリカでの日本人の転職においては、就労ビザの取得が難しい点が特徴。そのため、企業は就労ビザを出す必要がない永住権保持者、または米国籍の人材を積極的に採用する傾向がある。