ログアウト

ログアウトしますか?

ログアウト

閉じる

「人が主役」のコンサルティングファーム。
圧倒的な熱量で急成長するノースサンドが選ばれる理由

株式会社ノースサンド

※このインタビューは2023年7月に実施しました。なお、所属・肩書は当時のものとなります。

新山 純 氏、佐々木 耕平 氏

新規事業立案から業務改革、IT戦略立案、IT導入まで、ワンストップでサービスを提供しているコンサルティングファームのノースサンド。2015年7月に10人でスタートし、創業からわずか8年で社員数500名を突破しました。急成長の背景には、全社一丸となって「人を大切にする」を実践してきたことがあります。
そんな同社の専務取締役CHROの佐々木 耕平 氏と執行役員の新山 純 氏に、JAC Recruitmentでコンサルティング領域のコンサルタントを務める渡瀬 早織がインタビューを実施しました。

株式会社ノースサンド 専務取締役CHRO 佐々木 耕平 氏
大阪大学大学院工学研究科卒業。2009年にソフトバンク株式会社に入社。 エンジニア、プロジェクトマネージャーを経験。 その後、株式会社ベイカレント・コンサルティングへ移り、IT・業務系のコンサルタントとして複数案件に従事し、最大40名程度のピープルマネジメントを経験。 2015年にノースサンド立ち上げに参画。営業人事部門の立ち上げを行い、 現在は専務取締役CHROとして、人事領域全般を担当。創業当初より積極的な採用活動に従事。
株式会社ノースサンド 執行役員 新山 純 氏
2009年に日本ビジネスシステムズ株式会社へ入社。 エンジニア、プロジェクトマネージャー、プリセールス、サービス開発、新規事業立ち上げを経験。 2016年にノースサンドへ参画し、主に人材業界の統括責任者として従事。 事業拡大を実現するために、現場での学び、ノースサンドでの学びを未来の仲間に届けたいという強い想いから採用部門へ異動。 現在は執行役員 人事部長として、人事制度の整備から採用活動の企画実行に従事。

1. 重視すべきはスキルよりも“人”である

─まずはお二人のご経歴や現職での役割についてお聞かせください。

佐々木氏:大学院を卒業後、ソフトバンクに入社し、エンジニアとプロジェクトマネージャーを経験しました。その後、コンサルティングファームのベイカレント・コンサルティングに転職し、IT・業務系のコンサルタントとして複数の案件に従事しました。 その際、前田(ノースサンド 代表取締役社長CEO 前田 知紘 氏)と知り合ってノースサンドの創業に参画しました。現在は、専務取締役CHROとして人事領域全般を担当しています。

新山氏:私はSIer企業でSEとプロジェクトマネージャーを経験した後、創業間もないノースサンドに転職しました。転職活動中、さまざまなコンサルティングファームの方にお会いしましたが、最もワクワクしたのがノースサンドでした。前田と佐々木から会社が大切にしてる価値観・世界観を聞いて本能的にビビッとくるものがあり、入社を決めました。コンサルタントとしてキャリアを積みたいと考えていましたが、仕事内容以上に「この素敵な人たちと一緒に働きたい」と思ったことが忘れられないですね。
マネージャーとして入社させていただき、最終的にコンサルティング事業部のディレクターを務め、現在は人事部長として採用をはじめ、組織運営を担当させていただいてます。

─創業から現在に至るまでの8年を振り返って、今、どのように感じていますか。

佐々木氏:急成長していると言われてはいますが、自分たちの想像を超えているわけでは全くないので、まだまだですね。

コンサルティングファームの仕事内容は、会社ごとに大きな違いはありません。では、弊社と他社の何が違うのかというと、コンサルタントの”スキル”ではなく”人”にフォーカスしている唯一のコンサルティングファームだということです。これは創業当時から一貫して言い続けていることです。
創業当初はこの価値観にあまり興味をもたれませんでしたが、結果を出して会社規模が拡大していくと、振り向いてもらえるようになりました。

世の中は結果がすべてだと痛感していますが、結果を出すために創業から”人”にフォーカスし続けたことは間違っていなかったと感じています。

2. ”人”と”人”が企業カルチャーを継承していく

─新山様は、入社からこれまでを振り返って、どのように感じていらっしゃいますか。

新山氏 新山氏:転職活動をしていたときから、経営陣のものすごい熱量に魅力を感じていました。そのせいか、「自分がやらずに誰がやる」という当事者意識は、コンサルタントとして入社した当初からありましたね。

当時、どうしても担当したい案件があり、ずいぶんわがままを言って新しい挑戦を応援いただきました。短期でのご契約からスタートしたため、先行きは見えてませんでしたが、なんとしても成功させるという執念を持てたのは、当時営業を担当していた佐々木の背中を見て、覚悟ができていたからだと思います。「自分が会社の業績を伸ばして恩返しをする」という覚悟を持たせてくれたのは、やはり“人”の熱量だと感じましたね。

コンサルタントは顧客先へ常駐する働き方が多い仕事なので、極端な話、会社に行く必要はありません。でもノースサンドでは、オフィスに帰ると「おかえり」と迎えてくれる文化があったり、当たり前だと思ってやっている仕事に対して「ありがとう」と言ってもらえる。それがうれしくて、会社に帰る用事を無意識に作ってる自分がいました。オフィスでの「今日、現場でこんなことがあって」という日常会話の方が、何か成果を上げたときに大きく褒めてもらうよりも仲間が自分を見てくれていると実感できました。

ノースサンドで色々な仕事を経験し、仲間からたくさんの愛情を与えていただき、人事の仕事を打診されたときには、率直に「やりたい」と思えました。未来の仲間にも自分と同じような経験をしてもらいたいし、「最高の会社だよ」と伝えたい。それを実現することが会社の発展にもつながっていくという思いで、毎日仕事をしています。

─常に社長や佐々木様の背中を見て熱意を感じ、その考えを継承していくことで会社のカルチャーができ上がっているのですね。

佐々木氏:私自身、社長を尊敬していて、仕事をするその背中を見てきました。カルチャーを体現する”人”を見て、自分自身も変化し成長でき、そしてその周りの”人”がまた会社のカルチャーを感じ、継承していけるのだと思います。
コンサルティングファームは事業会社ではないので、自分でいろんな仕事を選べるし、キャリアを築くのも自分次第です。成果を出した者が勝つのは当たり前ですが、会社と同じ価値観で成果を出せると、もっといいですよね。

3. 全社員が共有する行動指針“8Rules”はクライアントもファンになる

─社長自ら、毎朝、全社員に対してメッセージを発信されているそうですが、どういった意図があってのことなのでしょうか。

佐々木氏:社長の考えを全社員の共通認識とするためには、感覚ではなく、言葉できちんと伝えなくてはなりません。毎日メッセージを出したりコミュニケーションをとったりするのも、価値観の共有を重視しているからです。

ノースサンドの行動指針として“8Rules”(※)を定めているのも、価値観の共有を「同じ言葉」で行うことにこだわっているからです。経営陣ごとに発する言葉が違うと、それを受け取る側の解釈も行動も変わってしまうので、言葉は徹底的に合わせていかなくてはいけません。採用面接でも、志望者から「どんな会社ですか」と聞かれたときに、人事部全員が同じ言葉で語れないといけないのです。
社長や役員の言葉に興味をもち、「じゃあ、自分はこうしよう」と、行動に移せる人に働き続けてほしいと思い、日々メッセージを発しています。

新山氏:ノースサンドは総合コンサルティングファームです。事業内容は他社との大きな違いはありませんが、弊社は"8 rules"を中心に、”人”にフォーカスしていることが差別化につながっています。

─事業内容は他社と大きく変わらないにも関わらず、御社が急成長を遂げているのは、“8Rules”がそれだけ評価されているからなのでしょうか。

新山氏:そのとおりだと思います。弊社では四半期に一度クライアントに対して、各コンサルタントの評価フィードバックをいただいてますが、私が担当してたクライアントから「ノースサンドのコンサルタントからは、本当にうちの仕事をなんとかしようという強い思いを感じる」と大変嬉しい言葉をいただいた経験があります。
もちろん担当コンサルタントの人間性もありますが、お客様に“8Rules”についてお話すると、「なるほど、だから熱量をもって臨んでいただけるのですね」と納得していただけるのです。

また、かつて私が担当していた現場でも、当時多くのコンサルティングファームやSIerが競合していましたが、3、4年後にはその8割がノースサンドになっていたという経験があります。これはそれだけ“8Rules”という価値観が支持されたからだと思いますし、“人”にフォーカスした結果、選ばれる企業になれたのだと確信しています。

実は、転職する前の私には「“8Rules”ってちょっと恥ずかしいな」、「それって当たり前だよね」という思いがありました。でも、大切な価値観ですし、そこに振り切って体現した先に、お客様からファンになっていただくという経験ができました。この価値観は本当に強みだと思っています。


※8Rules…ノースサンドの行動指針

01.スピードで圧倒しよう
02.情熱がなければ意味が無い
03.想像力と思いやりを持つ
04.迷わずチャレンジしよう
05.感謝・尊敬・謙遜
06.圧倒的な努力で驚かす
07.論理*感情で人を動かす
08.絆を深めよう


の8つから成る。

4. スキルやポジションよりも“人”にフォーカスできる人と一緒に働きたい

─今後の展望や方針をお聞かせいただけますか。

佐々木氏:数字的なところでは、今年度の計画はありますが、10年スパンの長期的な展望はあえて決めていません。中期計画を踏まえ、今期の目標を達成するために日々できることをコツコツやっていく、変化を恐れず日々色んなことにチャレンジしていくしか道はないと思っています。ただ、“8Rules”の価値観はこの先もずっと変わらないので、今後も当たり前のことをコツコツとやり続けて拡大を続けていきます。

─新山様は今後について、どのようにお考えになりますか。

新山氏:”人”にフォーカスするという弊社のカルチャーに共感して同じ方向を見ていく仲間が増えれば、会社としてできることは広がりますし、さまざまなクライアントのニーズがあれば、必然的に事業は拡大していきます。今以上に世の中に新たな影響を与えられるのかを考えるとワクワクしますね。

人事責任者としては、会社の中を「良いマインドをもつ人だらけにしたいな」と思っています。人間力が素晴らしくて共通の価値観をもつ人が集まれば、壁にぶつかっても簡単にぶち破れますから。

─日々たくさんの方とお話するなかで、どのような方を魅力的だと感じ、一緒に働きたいと思われますか。

新山氏:“8Rules”を自分の言葉で語ってくれる方に魅力を感じます。本当に“8Rules”に共感している方は、自分が今まで生きて働いてきたなかで経験したエピソードを夢中になって話してくれます。現時点ではスキルセットが足りなくても、弊社のカルチャーが好きで共感してくれている方は、スキルを身につけられるし、スピードは違っても絶対にマネージャー以上になれると信じています。

─同業界から転職される方だと、御社のコミュニケーションの質・量・スピードに驚きをもたれる方も多そうですね。

新山氏:最近では、ノースサンドの価値観に魅力を感じて、大手コンサルティングファーム出身の方が「絶対に入社したい」と言ってくださることもあります。
「人にフォーカスする」を掲げる企業が従業員を大切にできなかったら本末転倒です。人を大切にするために、ゼロからいろいろな制度を作ってきましたし、YouTube配信などの施策はそのひとつです。

ノースサンドは、今の規模になっても情報連携のスピードや濃度がすごく優れているんですよ。現場でうまくいっていないときにも、周りの仲間が「何かできることがあれば」と声をかけてくれます。「人を本当に大切にしている会社です」と言いきれますね。

佐々木氏:「人にフォーカスする」という考え方は、ビジネスの根本です。コンサルティング業界は結果ありきの厳しい世界ですが、それができる人はどの会社でも成功すると思っています。 コンサルティングという仕事はモノを売っているわけではないので、人間関係がとにかく大事です。だからこそ私たちは「人」を重要視しています。その価値観に共感してくれる人と一緒に仕事ができればうれしいですね。





  • 渡瀨 早織
    担当コンサルタント
    渡瀨 早織
    大学卒業後、日系大手証券会社に入社。富裕層・中小企業向けに資産運用のコンサルティング営業に従事。
    その後、外資系企業を経て、2021年にJAC Recruitmentへ入社。「人生に寄り添う」形での転職支援をモットーに、新規事業創出やDX支援を強みに持つコンサルティングファームのお客様を中心に、IT領域でのご経験を持つ即戦力からポテンシャル人材のご転職までを幅広く支援。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment 編集部

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。

ハイクラス転職を実現する
「コンサルタントの提案」
をぜひご体験ください


ハイクラス転職で求められることは、入社後すぐにビジネスを牽引する存在になること。
そのために「コンサルタントの提案」を聞いてみませんか?
ご経験・ご経歴・ご希望などから、転職後のご活躍イメージを具体的にお伝えします。

コンサルタントの提案を受ける (新規登録無料)

はじめに、あなたが
スキルを活かしたい
「ご経験業種」
お選びください

転職支援サービスお申込み