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- オペレーション部 ディレクター
- 大山 亜砂美 氏
採用企業インタビュー
毎日が国内外、多岐にわたる関係者とのセッション。
レゴⓇジャパンの司令塔で想像を超えた成長を。
レゴジャパン株式会社
- オペレーション部 ディレクター
- 大山 亜砂美 氏
元々ファイナンスバックグラウンドであると伺いました。
レゴ®ジャパンに入社された経緯をお聞きできますか。
前職は米系の大手コングロマリット企業で新卒入社から12年間コーポレートファイナンスに携わっていました。ファイナンス分野において幅広く沢山の経験をさせていただきましたが、2015年末に当時担当していた金融ビジネスユニットの閉鎖が決まり、同社インダストリアル産業ビジネスユニットへの異動の話が出たことがきっかけで他社でのキャリアの機会を考え始め、ご縁があってレゴ®ジャパンに出会いました。以前勤めていた会社は、現在よりも大規模な会社で部門内での担当が細分化されていましたが、現在は組織が小規模であるからこそ、部門全体を統括する仕事ができるという意味で、キャリアの幅を広げる大きなチャンスと感じ入社を決意しました。
現在のオペレーションディレクターに就任された経緯についても、教えていただけますか?
現職へはファイナンスビジネスパートナーとして入社しました。前職での様々なファイナンス経験を活かし、また、これまで経験したことのない一企業の日本支社CFOとしての幅広い責任エリアを任せていただき、とてもチャレンジング且つ学びの多い充実した最初の2年間でした。
現職では、職責の範囲を超えて共通の目標の為に協調、協力するという意味のコラボレーションを強く推奨しており、私も入社当初からファイナンスビジネスパートナーの枠を超えて自分が会社の為に協力出来るエリアにおいては、ステップアップして多くの業務に関わっていたこともあり、ファイナンス以外の領域も任せられるかもしれないと思っていただけたようです(笑)。前任者のオペレーションディレクターがエクスパット期間終了後自国へご帰国されることになり、その後任をさせていただいております。
レゴ®ジャパンの素晴らしいところは、過去の経験の有無に縛られる事なく、本人のやる気と可能性に対しチャンスを与え、会社が多少のリスクを取りながら全力で応援してくれるところです。こうして私自身も想像していなかったファイナンスからオペレーションへのキャリアパスが開かれました。
レゴ®ジャパンにおけるオペレーションのテーマはどのようなものがありますか?
戦略などについてお聞かせください
私が所属するオペレーションチームは、グローバルサプライチェーン組織と連携しながら、日本のビジネス成長をドライブする中心的役割を担っています。レゴ・グループ独自のグローバルサプライチェーンモデルは、世界6か所に点在する工場や地域別の物流センターを通じて、通年安定的な商品供給の実現を目指しています。
その一方で、グローバルサプライチェーンネットワークならではなのですが、製品の生産から供給までのリードタイムがやや長く、生産計画を考慮したキャンペーンやプロモーションの作成が必須となりますので、特にマーケティング部門や営業部門と3人4脚での戦略検討、及び実行を行っています。さらに、取引先企業の特徴に応じた受発注(EDI, Web ショップなど)やロジスティックソリューションの提供、提案を通じて効率的、且つ安定した商品提供を目指しています。
オペレーション部門が提供したいとお考えの価値は何になりますか?
大きく3つです。
1. 付加価値を提供し相互利益的成長を目指す
2. 効率的且つ迅速なオペレーションを通して、ビジネスの継続的成長をドライブする
3. サステイナビリティのイノベーションを追求する
1.の「付加価値を提供しながら相互利益的成長を目指す取り組み」の一例としては、在庫の押し売りではなく、取引先の店頭在庫量や回転率の分析を通して健全な供給量の提案があります。オペレーション部門では共有いただいた取引先の店別売上や店頭在庫のデータの分析を通して、相互のバリュー創造に焦点を当てたご提案をさせていただいています。
2.の「効率的かつ迅速なオペレーションを通して、ビジネスの継続的成長をドライブする」という点で取り入れているのがCustomer Pulseと呼ばれる年に一度のお客様満足度調査です。Customer Pulseを通じて相互的成長機会を見つけ、いくつかの強化アイテムについて日々改善の努力を重ねています。
3.のサステイナビリティのイノベーションのエリアでは、脱石油元来プラスチックを掲げ、地球にやさしい自然由来のプラスチックを使用した製品への転換や、会社で使用するすべてのエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄う等、世界の玩具企業で最初にサステイナビリティへの取り組みを開始しています。
その実行と実現に向けて、どのような部門とどういった関わり方があるのでしょうか?
日本では営業部、マーケティング部、そして取引先との密な連携を取っています。オペレーション部は会社の中枢神経ですので、職位問わずそれぞれがリーダーシップを発揮し、部門横断的に多くのメンバーを巻き込みながら業務を遂行しています。それと同時に日々、アジアやヨーロッパ本社のサプライチェーン部門とのネットワークを駆使し、日本における需要計画や変更、供給量の調整等を行っています。
グローバルとの関係性(関わり方)はいかがでしょうか?
日本におけるオペレーション部門はレゴ・グループのグローバルサプライチェーン部門の一部ですので、シンガポールにあるアジアパシフィック地域本部およびグローバルのサプライチェーン部門と非常に密に仕事を進めます。需要計画、生産、輸入、通関、取引先からの受注処理、そして発送までの一貫したサプライチェーンプロセスにおいて、アジア本部およびグローバルサプライチェーン部門との英語での電話会議による調整が毎日発生します。また、ほぼすべてのオペレーション部門のメンバーが毎日アジアやグローバルの同僚と業務を遂行しており、日本においては他の部署と比べてもその割合が非常に高いです。
レゴ®ジャパンでは、どのような経歴の方がチームメンバーとして集まっているのでしょうか?
日本におけるオペレーション部は、需要予測を行うDemand Planning Teamと取引先からの受注から出荷までを担うOrder Management Teamの2つのチームで構成されています。
現在のメンバーはオペレーション一筋20年選手から、多様なバックグランドを持つ転職組メンバーまでのハイブリッドチームです。転職組の出身業界は金融、コンサル、半導体、コンシューマープロダクト、テクノロジーなど本当に多岐に渡り、入社以前の職種も様々です。
年齢は30~40代が中心で、男女比は50:50、また働くお父さん、お母さん割合が8割とかなり高いと思います。採用に当たっては当社のカルチャーに馴染むかどうかを非常に重視しており、それぞれの個性や強みの掛け合いを最大限に生かしながら共通の目標に向かって一丸となっています。
オペレーション部門はどういった雰囲気やカルチャーでしょうか?
オペレーション部門は中枢を担うとても重要な部門です。一般的にオペレーション部と聞くとバックオフィスという印象を持たれる方も多いかと思いますが、当社のオペレーション部の位置付けは、ほぼフロントオフィスです(笑)。サッカーで例えるなら司令塔、ボランチのようなポジションでしょうか。日本では営業部、マーケティング部、そして取引先との密な連携をとりながら、同時にアジアやヨーロッパ本社のサプライチェーン部門とのネットワークを駆使し、日本に必要な供給量を確保したり、過剰在庫の調整を行ったり、大量の受注に毅然と対応したりと、全体に指令を出しながら、攻めも守りも行います。需要予測から受注処理に至るまで一貫した業務の流れを取り扱うため攻撃&守備範囲が大変広く、また、日常的に多くの関係者を巻き込んで物事を進めていく必要があるため、個人プレーではなくチームで仕事を成し遂げることを尊重するカルチャーを大事にしています。
これから、どのような方に入社していただきたいですか?転職を考えている方に、メッセージをお願いします。
オペレーション部門は日本及びアジアやヨーロッパ本社等の関係者との綿密な連携が日々発生します。また、定型的なプロセスに乗っ取った業務に加えて、日々予定外の事象への迅速な対応や、全く無の状態から自分で想像力を働かせ、社内ネットワークを活用しながらプロセスを構築していくような業務経験等、この規模の会社ならではの醍醐味が沢山詰まっています。ですので、自ら考えて行動や変化を起こす事に喜びを感じる方、プロジェクトマネジメントや部門を超えたネットワーキングに慣れた方を期待しています。
そして、これは部門や職種、職位を問わず共通するものですが、チームリーダーシップや、コラボレーション能力が非常に重視されます。更に、日本でもほとんどの会議や研修は英語で行われますので、ビジネスレベルの英語力は業務を遂行する上でとても重要になっています。
レゴⓇの日本支社は中規模ですので、キャリアを考える上で職責に囚われすぎず幅広く多くの経験を積みたい方、特定の職種、部門、勤務地にとらわれずにキャリアを長期的視点で考えている方にとっては、本当にチャンスに溢れた環境だと思います。私自身も実際に経験していますが、これまでの職務経験に囚われすぎることなく、個々のポテンシャルを最大限に引き出し成長を全力でサポートしてくれる環境がここにはあります。皆さんも私たちと一緒にレゴ®ジャパンでご自身の想像を超えたキャリアの幅を広げてみませんか?
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