転職回数が多くて、次の転職に躊躇している方はいらっしゃいませんか?または、面接の際に、転職の理由をポジティブに伝える方法を悩んでいる方は、いかがでしょうか。
一般的に、転職回数が多いと日系企業では敬遠される傾向、外資系企業は問題視しない傾向にあります。また、アピール方法によっては高評価につながる場合もあります。つまり、転職回数が多いというだけで高評価になることはありませんが、その理由や伝え方が大切なのです。
そこで今回は、外資系企業と転職回数の関係性や転職回数を重ねたからこそアピールできるポイントを解説していきます。
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登録してプロの転職支援を受ける外資系企業と転職回数の関係性
求人へ応募する前に知っておくべき外資系企業と転職回数の関係性として、主に以下2つが挙げられます。
●転職回数への感覚は国内と外資系企業で異なる
●理想的な転職回数の目安は30代半ば以降で、0~3回である
書類や面接で転職理由の伝え方を間違えないために、それぞれの詳細を確認していきましょう。
●転職回数への感覚は国内と外資系企業で異なる
資本元の国によって差異はありますが、外資系企業は国内企業よりも転職回数を問題視しない傾向があります。アメリカ合衆国労働省の報告によるとアメリカの平均勤続年数は4.6年。一方で、日本の平均勤続年数は12.5年で、長年にわたって高い水準となっています。(参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構)
勤続年数が長くて転職回数が少ない人が多い国内(日系)企業に比べて、外資系企業は転職に積極的な方が多いと言えます。明確なキャリアプランを持ち、必要な転職をしてきた結果、今回の応募に繋がっているというエピソードを話せると、転職回数が多くても、高く評価される可能性が出てきます。
●転職回数の目安は30代半ば以降で0~3回
外資系企業は転職回数を気にしない傾向にありますが、あまりにも多い転職回数は敬遠される可能性があります。深く考えずに転職する計画性のない方、あるいは根気のない方と考えられる可能性があるためです。
転職活動がスムーズにいく転職回数の目安は30代半ば以降で1~3回程です。大幅に転職回数が上回っている場合は、面接で質問される可能性があるため、キャリアプランに基づいた転職理由を話せるようにしておかなければいけません。事前にキャリアの棚卸しや将来の展望を考えておく必要があります。コンサルタントに客観的なアドバイスをもらうのも有効です。
外資系で不利になりがちな転職・職務経歴の例
転職回数を問題視しない傾向にある外資系企業ですが、不利になる転職の仕方や職務経歴があるのも事実です。それは、外資系企業は基本的に成果主義で、専門性などを重視する傾向にあるためです。つまり、これまでに勤めた企業で十分な経験を積んだり、転職してスキルをさらに向上させたりという事例が重要となります。
例を挙げると、メーカーに3年、コンサルに2年、飲食に2年といったそれぞれの業務の関連性を見いだしにくい職務経歴は、評価されない可能性があります。
裏を返せば、複数回の転職をしている場合は、転職した理由や転職したことで得られた強みを的確にアピールする必要があります。また、転職回数が多くても、一貫性のあるキャリアプランやスキルアップが明確な転職をしている場合は、それが評価の対象となるでしょう。
なお、外資系企業は専門性が重視されるため、仕事をこなせるスキルがないのに転職してしまうと、必要以上に転職回数を増やしてしまう恐れがあります。リスクが気になる方は、応募先の企業の内情に詳しい転職エージェントのコンサルタントから、情報を集めておく、話を聞いておくことがおすすめです。
転職回数を重ねたからこそ強みとしてアピールできること
転職回数が複数回あるからこそアピールできる強みは、複数あります。代表的なものは以下の3つです。
●コミュニケーション・適応力の高さ
●チャレンジ精神
●スキルアップや知見の幅
転職回数は正確に申告していないと内定取り消しなどにつながるため、複数回転職をしている場合でも回数は正直に伝え、強みとして伝えることを考えなければいけません。 各ポイントの詳細を解説していくので、書類や面接でアピールできるようにしていきましょう。
●コミュニケーション・適応力の高さ
コミュニケーション能力や適応力は、複数企業での就業経験ら得られる代表的な強みです。職場が変われば人間関係や企業文化、業務プロセスなどが大きく変わるため、仕事をこなすうえで自然と磨かれるスキルだからです。
求人を出している外資系企業は、自社に定着して継続的に利益をもたらしてくれる方を求めています。新しい環境でも活躍できる根拠として、コミュニケーション能力や適応能力を発揮したエピソードを伝えてください。
●チャレンジ精神
規模の大きな仕事や、異業種へのチャレンジなどを理由に転職回数を増やしているなら、チャレンジ精神をアピールすることも可能です。応募先の企業で前向きに働いてくれると評価してもらえる可能性が出てきます。また、リーダーとしてチームを率いて新規事業などを成功させた経験があるといった場合は、チャレンジ精神をアピールできる材料になるでしょう。
なおチャレンジ精神をアピールすると、応募先の企業で何をしたいかを質問される場合も多々あります。応募先の外資系企業で求められていることを理解したうえで、チャレンジ精神をどう活かすかを話す必要があります。
●スキルアップや知見の幅
明確なキャリアプランに基づいて転職回数を増やしてきており、求人情報と関連のあるスキルや知見の幅を広げてこられているなら、高評価してもらえる可能性があります。30代や40代での転職なら、専門性はもちろんマネジメント経験などもアピールしたいところです。
自社の人材を育てても得られない業界外の経験やノウハウを有している場合は、より評価される可能性もあります。応募先の外資系企業の内情や求人を出した経緯を知っている人材エージェントのコンサルタントの話を聞いておくと良いでしょう。
転職回数を前向きに伝えて希望の外資系企業へ
国内企業だと転職回数が多いと敬遠されがちですが、外資系企業ではかえって高評価につながる場合もあります。重要なのは、複数回の転職を経て何を得てきて、応募先の企業でどう活かせるかです。事前にキャリアの棚卸しやキャリアプランの再確認などをしておく必要があります。
外資系に強い転職エージェントを探すならJACへ
転職の面接時やレジュメ(職務経歴書)等で、応募先の外資系企業で評価されないことをアピールしてしまうと、マイナス評価につながってしまいます。求人の詳細や外資系企業の内情を知っている企業内部の方や転職エージェントのコンサルタントに話を聞いておくと良いでしょう。もちろん、外資系企業の転職に強い転職エージェントを活用する必要があります。
JAC Recruitmentは、ロンドン発祥の日系人材紹介会社で、独自のグローバルネットワークを有しています。転職を検討されている方は、オリコン顧客満足度調査 2023年 「ハイクラス・ミドルクラス転職」5年連続No.1のJACに、ご相談してみてはいかがでしょうか。