「外資系証券会社への転職を検討したい」という方もいるのではないでしょうか。
外資系証券会社への転職を進められるように、外資系証券会社の最新転職・求人情報や部門別に求められる経験・スキルを解説します。
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外資系証券会社の最新転職・求人情報
本章では、外資系証券会社の最新転職・求人情報を紹介します。
● NASDAQ上場Fintech企業:IT Operation/Security Generalist
● NASDAQ上場Fintech企業:Website運営マネージャー
● NASDAQ上場Fintech企業:Client Management Specialist 中華圏担当
● NASDAQ上場のFintech企業:広告パートナー開拓_Partnerships and Affiliate Marketing Manager
※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年2月最新)
本章で紹介している求人は、JACが取り扱う求人の一部です。非公開求人も含め自身の適性やキャリアビジョンに合う求人の紹介を受けたい方は、ぜひJACにご登録ください。転職支援のプロであるコンサルタントが、丁寧なヒアリングを通じて適性やご希望に沿う求人をご紹介いたします。
未経験から外資系証券会社に転職できるのか
未経験から外資系証券会社への転職は、ほかの業界と比較して難易度が高くなるでしょう。
外資系証券会社は、即戦力を求める傾向が強く、特にフロントオフィスでは、金融業界での実務経験が必須となるケースが大半であり、未経験者が採用に至る例はまれです。
しかし、職種や部門によっては未経験でも採用される可能性があります。例えば、リスク管理やコンプライアンス、オペレーション、経理・人事などのポジションは、未経験でも応募ポジションと親和性の高いスキルや経験を有していれば採用に至ることもあります。また、近年はテクノロジー部門の需要が高まっていることもあり、ITエンジニアやデータサイエンティストも、一定のスキルを有していれば業界未経験でも採用される可能性が期待できるでしょう。
未経験から外資系証券会社への転職は容易ではありません。しかし、まず自身の強みを明確にし、外資系証券会社のどの部門・職種でスキルや経験が生かせるのか把握することで、転職成功への第一歩となるでしょう。
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未経験でも外資系企業に転職はできる?未経験職種で転職する場合のポイントも解説
「未経験でも外資系企業に転職できるのか不安…」という方もいるのではないでしょうか。海外勤務や英語を使った実務が未経験でも、外資系企業への転職は可能か・職種未経験で外資系企業に転職する際のポイントは何かを解説します。 外資… 続きを読む 未経験でも外資系企業に転職はできる?未経験職種で転職する場合のポイントも解説
主な外資系証券会社一覧
本章では、外資系証券会社に代表される次の5つの企業を紹介します。
• ゴールドマン・サックス証券
• JPモルガン証券
• BofA証券
• UBS証券
• バークレイズ証券
ゴールドマン・サックス証券
ゴールドマン・サックス証券は、アメリカ・ニューヨークに本社を置く、1869年に設立された世界有数の証券会社です。M&Aアドバイザリー業務やプライベート・エクイティ投資に強みを持ち、世界中の大手企業や政府機関と取引を行っています。
日本では、1974年の東京駐在員事務所開設以来、投資銀行業務とセールス&トレーディング業務を中心に、資産運用や不動産業務などを含む幅広い金融サービスを提供しています。
日本法人の従業員数は1,000名ほどであり、東京都港区虎ノ門に本社を構えています。
JPモルガン証券
JPモルガン証券は、世界最大規模を誇る金融機関JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)の証券部門であり、投資銀行業務や株式・債券取引、資産運用、リスク管理など、幅広い金融サービスを提供しています。
日本法人は東京都千代田区に立地しており、約700名の従業員が在籍しています。アジア太平洋地域における重要な拠点として、日本国内だけではなく海外拠点とも連携を図りながら、国外にもサービスを展開しています。
グローバル本社はアメリカのニューヨークに立地し、世界60カ国以上の拠点と約25万人以上の従業員を擁しています。
BofA証券
BofA証券株式会社は、バンク・オブ・アメリカが日本市場に展開する証券会社です。
2020年11月1日にメリルリンチ日本証券株式会社から商号を変更し、現在は東京都中央区に本社を構え、約650名の従業員を擁しています。
もともとは、メリルリンチとして独立した投資銀行事業を展開していましたが、2008年のリーマン・ショック後にバンク・オブ・アメリカに救済買収されました。日本では、M&Aアドバイザリーや証券トレーディング、資産運用などのサービスを展開しています。
UBS証券
UBS証券株式会社は、スイス・チューリッヒに本社を置くUBSグループの日本法人です。
日本では、1960年代に営業拠点を開設し、UBS銀行東京支店やUBSアセット・マネジメント株式会社など、ほかのUBSグループと連携を取り合いながら多岐にわたる金融サービスを提供しています。
比較的歴史の長い証券会社の一つであり、全世界の拠点数は50カ国以上に及び、グローバル従業員数は約7万名を超えます。
日本法人は東京都千代田区に本社を構え、800名の従業員が在籍しています。
バークレイズ証券
バークレイズ証券株式会社は、イギリス・ロンドンに本社を置くバークレイズ(Barclays plc)の日本法人です。バークレイズは、イギリスの代表的な金融機関の一つであり、リテールバンキングや投資銀行業務、資産運用などをグローバルに展開しています。
日本法人のバークレイズ証券は、資金調達やリスク管理のソリューション提供に強みを持ち、日本市場でも大きな影響力を有しています。
東京都港区六本木に本社を構え、500名ほどの従業員が従事しています。
日系と比較した外資系証券会社の特徴
日系企業と比較した際に挙がることの多い外資系証券会社の特徴としては、次のようなものがあります。
• 顧客が主に法人
• 案件規模が大きい
• 海外勤務の機会は少ない
本章では、外資系証券会社の3つの特徴について解説します。
顧客が主に法人
外資系証券会社の特徴として、顧客層の大半が法人で占められる点が挙げられます。日系証券会社は、個人投資家向けのリテールビジネスと法人向けのホールセールビジネスの両方を展開している企業が多いのに対し、外資系証券会社は、主に法人や機関投資家、政府系機関などを相手にビジネスを展開しています。
その理由の一つに、外資系証券会社のビジネスモデルが、投資銀行業務やグローバル・マーケット業務など、法人向けの金融サービスに特化している点が挙げられます。このことから、外資系証券会社は、営業手法も日系証券会社とは大きく異なり、データ分析や専門的な金融知識を活用した提案営業が特徴となっています。
案件規模が大きい
外資系証券会社が扱う案件は、日系証券会社と比較して規模が大きい傾向にあります。特に、M&A(合併・買収)やIPO(新規株式公開)、資金調達などの業務において、規模の大きさが顕著に表れます。一方、日系証券会社は、国内法人向けのビジネスが中心であり、外資系証券会社と比較して小さい規模の案件をメインに取り扱います。
そのため、外資系証券会社では、巨大プロジェクトを動かすダイナミズムを味わえたり、世界経済に影響を与えるような大規模な取引に携われたりするなど、ほかでは得られない貴重な経験を積むことができるでしょう。
一方で、案件規模が大きい分、プレッシャーも大きくなることから、高い負荷に耐えられる精神力や胆力、体力が求められる側面もあります。
海外勤務の機会は少ない
外資系証券会社で働く場合、必ずしも海外勤務がともなうわけではありません。
外資系証券会社は、グローバル全体で最適なリソース配置を行うため、各国や地域ごとに役割分担が明確に区分されています。グローバルなネットワークを生かした案件を扱う機会は多いものの、長期的に海外拠点で勤務する機会は限定的です。ときには、プロジェクトベースでの海外出張や短期的な海外研修などの機会は存在しますが、長期にわたる海外勤務を希望する場合は、入社前に確認する必要があるでしょう。
ただし、海外本社の意向によって組織再編が行われる、高いポテンシャルを持つ従業員を海外拠点で育成するなどの機会がある場合、海外勤務を通じてグローバルキャリアを積めるケースもあります。
【部門別】外資系証券会社への転職で求められる経験・スキル
本章では、外資系証券会社の代表的な次の6つの職種に焦点を当て、それぞれの職種で求められる経験とスキルについて詳しく解説します。
• 投資銀行部門
• リサーチ部門
• アセットマネジメント部門
• セールス部門
• リスク管理部門
• コーポレート部門
投資銀行部門への転職で求められる経験・スキル
投資銀行部門は、M&A(企業の合併・買収)やIPO(新規株式公開)、資金調達支援などを担う部門です。
投資銀行部門では、高度な財務分析力や企業価値評価(バリュエーション)などの知識が求められるため、財務分析に関する実務経験が必須となるでしょう。また、CFA(米国公認証券アナリスト)や証券アナリスト資格など、業務に必要なスキルを有している旨を対外的に証明できる資格は、採用選考において評価されることがあります。
近年の採用動向としては、業界未経験の若手層をトップ企業から採用するケースと、即戦力となるミドル・シニア層を採用するケースの二極化が進んでいます。未経験の若手層に対しては、ポテンシャルを重視し、入社後の教育制度を充実させることで、戦力化を図る企業が増えています。一方、ミドル・シニア層には、大規模案件をリードできる経験やこれまでの業務で培ってきた業界ネットワークなどを求める傾向があるため、高度な知識と業界経験が必須となるでしょう。
リサーチ部門への転職で求められる経験・スキル
リサーチ部門は、株式や債券市場の分析を行い、投資判断のためのレポートを作成する部門です。
リサーチ部門で活躍するためには、高度な分析スキルが不可欠です。定量と定性の両面の分析スキルをバランスよく持ち合わせ、多様なデータを収集・分析し、データから本質的な課題を見抜いたり適切な回答を導き出したりする力が求められます。そのため、業界や個別企業の深い知識に加え、データ分析力や統計的手法の理解が求められるでしょう。また、財務や会計の知識も欠かせません。
近年では、新NISAの開始などを背景に、リテール顧客向けのリサーチ部門を強化する証券会社も増えています。これまで機関投資家向けが中心だったリサーチ部門ですが、今後は幅広い層の投資家に向けて、わかりやすく投資情報を発信する役割が求められるようになるでしょう。
アセットマネジメント部門への転職で求められる経験・スキル
アセットマネジメント部門は、投資信託や年金基金の運用を担当する部門であり、顧客の資産を増やすためのポートフォリオ戦略を策定・実行する役割を担います。
アセットマネジメント部門に転職する際は、投資理論やリスク管理に関する深い知識が求められるほか、金融市場や金融商品に関する深い理解など、多岐にわたる知識を身につけておかなければなりません。また、顧客の資産を預かる重責を担うため、高い倫理観と責任感も求められるでしょう。
業界や部門経験者が優遇されるものの、金融機関出身者や金融業界に強みを持つコンサルティング業界出身など、高い金融リテラシーを有していれば、業界未経験でも採用に至ることがあります。
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アセットマネジメントは未経験で転職可能か?年収相場や求められる経験を解説
日本政府が資産運用立国を宣言し、海外の資産運用会社の日本市場参入を促すため「資産運用特区」を設ける方針を発表するなど、資産運用を巡る動きが国内で活発化しています。こうした状況下で、採用に積極的な企業が増加。業界外からの中… 続きを読む アセットマネジメントは未経験で転職可能か?年収相場や求められる経験を解説
セールス部門への転職で求められる経験・スキル
セールス部門は、機関投資家向けに株式や債券、デリバティブなどの金融商品を提案・販売するポジションであり、大きくリテール顧客とホールセール顧客の2種の営業に分けられます。
リテール顧客を担当する場合、個人投資家の金融ニーズの把握に努め、一人ひとりのニーズに即した投資提案を行います。一方ホールセール顧客に対しては、法人の財務担当者に対して株式や債券、投資信託などの金融商品を販売するほか、マーケット情報や投資戦略などの情報提供を行います。
セールス部門で活躍するためには、金融・財務に関する知識はもちろん、購買意欲をかき立てる交渉力や説得力、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。さらに、外資系証券会社では、海外のファンドマネージャーや投資家との交渉も頻繁に行われるため、スムーズに交渉を進められる英語力も不可欠です。
リスク管理部門への転職で求められる経験・スキル
リスク管理部門は、証券会社が取引する金融商品のリスクを評価・管理する役割を担い、リスク管理モデルの開発や運用、リスク計測・評価、リスク管理体制の構築などを推進します。
近年、金融規制が強化される中、リスク部門の重要性はますます高まっており、部門強化に努める企業も少なくありません。
リスク管理部門への転職では、リスク管理に関する専門知識や数学的な分析力のほか、リスクモデルの構築やデータ分析も行うため、PythonやRなどのプログラミングスキルも求められます。
監査法人やコンサルティングファームで金融機関向けのリスク管理業務を担当していた場合、業界未経験でも採用選考で優遇されることがあります。また、金融工学に関するバックグラウンドを持つ場合も歓迎されるでしょう。
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リスクコンサルタントの転職動向|仕事内容や成功のポイントを解説
現代のビジネス環境において、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化しています。経済的な混乱、不正行為の増加、自然災害の頻発など、多様な脅威に直面する企業にとって、適切なリスクマネジメントが求められています。そのため、専門的… 続きを読む リスクコンサルタントの転職動向|仕事内容や成功のポイントを解説
コーポレート部門への転職で求められる経験・スキル
コーポレート部門は、財務や人事、法務、IT、経営企画など、証券会社の運営を支える職種が該当します。配属先によっては、必ずしも金融業界の経験や知見が求められるわけではありません。他業界でバックオフィスを経験している場合、証券業界の経験がなくても、分野に特化した知見やスキルが評価され採用に至ることもあるでしょう。
各ポジションによって求められる専門知識は異なりますが、関係部署と連携しながら業務を遂行する高いコミュニケーション能力は共通して求められます。英語力の要求水準は、ほかの部門と比較して低い傾向がみられますが、外資系企業である以上、一定の英語スキルがあれば昇進機会やキャリアの選択肢が広がるでしょう。
外資系証券会社へ転職した場合の年収相場
JACが提供する転職支援サービスを利用し、外資系証券会社に転職した方の平均年収は1,100万円前後であり、ボリュームゾーンは700〜900万円でした。
なお、最高年収は、2,000万円(ポジション:課長以上)となっています。
役職別の平均年収は、次のとおりです。
ポジション | 平均年収 |
---|---|
課長未満 | 900万円前後 |
課長以上 | 1,500万円前後 |
※当社実績(2019年1月〜2023年12月)より。
※母数が少ないため、判断材料の一つとしてご参照ください
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外資系企業の年収情報|日系企業との比較や年収アップのポイント
外資系企業といえば「高年収」「実力主義」「激務」というイメージを抱く方が多いかもしれません。しかし、業界や年代によって、その実態は大きく異なります。外資系企業の年収が高い理由や主な業界の年収傾向、年代ごとの平均年収などを… 続きを読む 外資系企業の年収情報|日系企業との比較や年収アップのポイント
外資系証券会社への転職で役立ちやすい資格
ここでは、外資系証券会社への転職で役立ちやすい、次の4つの資格を紹介します。
• MBA(経営学修士)
• USCPA(米国公認会計士)
• CFA(米国証券アナリスト)
• CMA(証券アナリスト)
MBA(経営学修士)
MBAは、経営学の修士号であり、履修の過程でビジネス全般に関わる幅広い知識とスキルを体系的に習得できます。
外資系証券会社では、コーポレート部門や投資銀行部門のマネジメント層、アセットマネジメント部門などへの応募の際に評価される場合があります。
なお、MBAは国内外のビジネススクールで取得できますが、スクールによって企業から受ける評価や履修の難易度が異なります。MBA学位を履修できるスクールの中でもハーバードやスタンフォード、ウォートンなどのトップスクールと呼ばれる学校の卒業生は、外資系投資銀行の採用選考において特に優遇される傾向があります。
USCPA(米国公認会計士)
USCPAは、米国で公認されている会計士資格であり、財務諸表の分析や監査、税務、リスク管理に関する専門知識を有している旨を対外的に証明できます。外資系証券会社では、コーポレート部門の財務・経理職やリスク管理部門、投資銀行部門などで特に評価されるでしょう。
また、外資系証券会社は、グローバル規模でビジネスを展開しているため、財務報告や財務諸表の作成において、米国会計基準(US-GAAP)や国際財務報告基準(IFRS)が適用されることが多々あります。その点、USCPA資格を有していれば、米国会計基準や国際会計基準に基づく財務会計を推進できるため、即戦力として採用に至る可能性も期待できるでしょう。
なお、USCPAを受験するには、次の2つの要件を満たす必要があります。
• 4年生大学を卒業している(日本国内の大学でも可)
• 会計やビジネスに関する分野の単位を一定数以上取得している(資格スクールで補填可能)
※学位や単位の要件は、州によって異なります
また、試験は、下記3種の必須科目(CORE) および選択科目(Disciplines)から1種を選択した合計4科目を受験します。各科目75点以上の成績を収めると、試験合格となります。
【必須科目(CORE)】
• FAR(Financial Accounting and Reporting)財務会計
• AUD(Auditing and Attestation)監査および証明業務
• REG(Taxation and Regulation)税法および商法
【選択科目(Disciplines) ※下記3科目から1科目を選択】
• BAR(Business Analysis and Reporting)ビジネス分析および報告
• ISC(Information Systems and Controls)情報システムおよび統制
• TCP(Tax Compliance and Planning)税法遵守および税務計画
試験合格後は、各州が定める実務経験を満たし、各州の会計委員会にライセンスを申請することで、USCPAとして活動できるようになります。
CFA(米国証券アナリスト)
CFAは、アメリカの金融市場に特化した国際的な証券アナリスト資格であり、投資分析やポートフォリオマネジメント、資産運用に関する専門知識を有している旨を示すことができます。外資系証券会社では、リサーチ部門やアセットマネジメント部門、投資銀行部門のアナリストやアソシエイト職などで評価される場合があります。
CFAは、CFA協会が認定しているもので、レベル1からレベル3までの3段階で構成されます。各レベル非常に難易度が高いことで知られており、日本での資格保有者は約1,800人と希少です。そのため、CFAを取得すれば、ほか応募者との差別化を図ることができるでしょう。
CMA(証券アナリスト)
CMAとは、公益社団法人日本証券アナリスト協会が認定する証券アナリストの資格の一つです。金融や投資、株式に関する専門知識と分析力を証明する資格であり、国内では広く認知されています。
CMA資格の保有は、日本の株式市場や債券市場、そして日本企業の財務分析に精通していることを意味します。外資系証券会社では、特にサーチ部門やアセットマネジメント部門、セールス部門のホールセール営業、投資銀行部門の日本市場に関わる職種などで評価されるでしょう。
CMA資格の取得を目指すには、まず第1次レベル講座を受講しなければなりません。受講終了後、第1次試験を受験し、3科目全てにおいて合格基準をクリアできれば、第2次レベル講座を受講できるようになります。第2次レベル講座の受講後、第2次試験の受験が可能になります。
第1次試験と第2次試験の2段階式の試験を採用しているため、資格取得まで長い期間を要します。一般的には1年半から2年ほどの期間がかかるといわれているため、資格取得を目指す際は計画的に取り組みましょう。
外資系証券会社への転職成功事例
下記は、JACが提供する転職支援サービスを利用し、外資系証券会社に転職した方の実例です。
年齢・性別 | 業種 | 年収 |
---|---|---|
30代前半女性 | 日系証券会社→外資系証券会社 | 700万→850万 |
30代前半男性 | 日系証券会社→外資系証券会社 | 800万→1,550万 |
30代後半男性 | 信託銀行→外資系証券会社 | 600万→850万 |
外資系証券会社へ転職後のキャリアパス
下記は、JACが提供する転職支援サービスを利用し、外資系証券会社から別の業界・企業に転職した方の実例です。
年齢・性別 | 業種 | 年収 |
---|---|---|
40代前半女性 | 外資系証券会社→資産運用企業 | 1,400万→1,050万 |
40代前半女性 | 外資系証券会社→インターネット通信販売企業 | 1,000万→1,200万 |