半導体設計職の職務経歴書サンプルと書き方

  1. メーカー(電気/機械)×職務経歴書

公開日:2021/11/15 / 最終更新日: 2024/10/16

「半導体設計職」の職務経歴書を作成する際に役立つサンプル・テンプレートをご用意。職種別の書き方ポイントも解説しています。

半導体設計職で転職を検討している場合、職務経歴書をどのように書いたらよいか書き方にお悩みではありませんか?

「半導体設計職で転職するときの職務経歴書の書き方がわからない」「サンプル・見本を参考にしたい」「書類選考に通りやすくなる職務経歴書ってどんな内容?」など、職務経歴書の提出にあたって準備することはたくさんあります。

そこで、半導体設計職の職務経歴書サンプル・書き方でおさえておくと良いポイントなどを半導体設計職の専任コンサルタントが職務経歴書の書き方について解説しています。

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半導体設計職|職務経歴書サンプル・テンプレート


職務経歴書

20xx年x月x日現在
氏名:○○ ○○

■ 職務概要

大学卒業後、株式会社●●●●に入社し、一貫して半導体設計に携わってきております。○○向けのLSI設計から試作・評価・量産設計に向けたプロジェクト立ち上げ等、全般に携わってまいりました。
また、直近では海外工場やメーカーと英語でのやりとりを行うことも多く、年に2~3回は海外出張にも行っております。

■ 職務経歴

勤務先名:株式会社●●●                   (勤務期間:19〇〇年x月~現在)

◆事業内容:電子機器及び半導体 開発・製造・販売

◆資本金:xxx百万円  ◆売上高:xx百万円  ◆従業員数:xx名 (上場)

期間担当製品担当業務組織/役割
19××年x月
 ~ 
19××年x月
TV用○○IC

【担当製品】

TV用 ○○IC 設計

【担当業務】
■研修(OJT)
■IC 製図作成補助
■評価・試作
■シュミレーション・テストパターン作成

【開発ツール】
・○○社製○○
人数:x名
役職:スタッフ
19××年x月
 ~ 
20××年x月
自社製電子機器(○○)用LSI 【担当製品】
・自社製品(電子機器)向け LSI設計・新規開発
・○○の機能を可能にするLSI:スペック○○○

【担当業務】
■仕様書作成
■論理設計・検証
■量産化対応プロジェクト立ち上げ
■海外工場との折衝(台湾・アメリカ)
■プロジェクト管理(スケジュール・人員管理)
■試作・試験・評価まで一連の管理

【成果】
・業界初となる○○技術の採用を進め、大幅な高性能化を実現。
・○○新聞 (20XX年X月)
(https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx)
【自身の役割と貢献】
・プロジェクトリーダーとして、設計・デバイス・プロセス・G会社と連携して開発/量産を主導

【開発ツール】
・○○社製○○
人数:x名
役職:リーダー
20××年x月
 ~ 
現在
○○用LSI 【担当製品】
・○○用 LSI設計・新規開発
※LSIのスペック:○○○

【担当業務】
■仕様書作成
■量産化に向けた対応・海外工場との英語での交渉
■顧客であるメーカーとのスペック打合わせ
■プロジェクト管理業務・スケージュール管理・メンバー管理
■海外出張:2~3回/年
■マネージャーとして経営層への提言なども行う

【成果】
・海外工場含めた量産化に成功。

【自身の役割と貢献】
・マネジメント業務もしつつ直接、海外工場の現場に入り込み、異文化/異言語のメンバーとの信頼関係を構築。
人数:x名
役職:マネージャー

■ 経験・技術・ツール環境

  • TV用IC、自社製電子機器における上流設計から量産化対応までの経験
  • ○○技術開発の経験
  • ○○用LSIのプロジェクトリーダーとしての経験
  • ○○○社製○○使用経験
  • ビジネスレベルの英語力 海外出張:2~3回/年、海外拠点とのWEB会議:1~2回/週

■ 保有資格

  • 普通自動車第一種運転免許(20xx年xx月)
  • TOEIC 850点(20xx年xx月)

■ 自己PR

一貫して、半導体設計に携わってまいりました。量産化に向けたプロジェクトにも携わっており、海外工場との交渉などを自ら行いました。
 また、メーカーとのスペック打合せも営業任せにせずに自ら積極的に行い、スピーディに要望に合った製品を開発できたと自負しております。
 今後は、設計経験と海外工場やサプライヤとのハードな交渉経験を活かし、更なるキャリアアップを目指しております。

■ 志望動機




詳細は面接の中でお話しさせていただければと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

                                                             

以上

半導体設計職の職務経歴書(Word形式)のサンプルダウンロードはこちらから

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半導体設計職|職務経歴書の書き方5つのポイント


半導体設計職の職務経歴書の書き方について、重要なポイントを5つにまとめました。それぞれのポイントについて、以下より解説していきます。

書き方ポイント1:職務概要

職務経歴書の一番最初の部分にあたるので、読み手側に大枠を掴んでいただけるように、どのような企業で、どのような製品の設計に従事してきたかという自身の経験分野とその中での担当範囲について3~5行程度に簡潔にまとめましょう。

例文:
大学卒業後、株式会社●●●●に入社し、一貫して半導体設計に携わってきております。○○向けのLSI設計から試作・評価・量産設計に向けたプロジェクト立ち上げ等、全般に携わってまいりました。
また、直近では海外工場やメーカーと英語でのやりとりを行うことも多く、年に2~3回は海外出張にも行っております。

書き方ポイント2. 直近の業務や、自身がアピールしたい職務経験については詳細に記載

これまで取り組んできたすべての業務について網羅的に書いてしまうと、その方の強みはなにか?生かしたい経験はどの部分なのか?という点はぼやけて見えてしまいます。
これまでの業務経験に濃淡をつけていただくようなイメージで、特に生かしたい/アピールしたい経験や直近の業務経験を詳細に記入いただくのがおすすめです。

例文:
【担当製品】
・○○用 LSI設計・新規開発
※LSIのスペック:○○○

【担当業務】
■仕様書作成
■量産化に向けた対応・海外工場との英語での交渉
■顧客であるメーカーとのスペック打合せ
■プロジェクト管理業務・スケジュール管理・メンバー管理
■海外出張:2~3回/年
■マネージャーとして経営層への提言なども行う

書き方ポイント3. その業務に取り組んだ結果、どういった成果に結びついたのかという事実を記載

担当業務のみの記載だと、そのレベル感や規模感は伝わりづらいです。
開発や量産の実績はもちろんですが、社内表彰や対外的な成果(特許や新聞記事、プレスリリースのURLなど)も併せて記載するとその点が伝わりやすくなります。

例文:
【成果】
・業界初となる○○技術の採用を進め、大幅な高性能化を実現。
・○○新聞 (20XX年X月)
(https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx)
【自身の役割と貢献】
・プロジェクトリーダーとして、設計・デバイス・プロセス・G会社と連携して開発/量産を主導

書き方ポイント4. 業務の中での自身の役割とその中でどういった取り組みや行動をしたのか記載

半導体設計職では基本的にチームで業務に取り組むことになりますので、チームでの役割(例:プロジェクトリーダーやマネージャー)など、その中でどういった取り組みや行動をしたのかについて記載するとストーリー性を持たせることができ、経験のみならず仕事への取り組み方についてもイメージを伝えることができます。

例文:
【自身の役割と貢献】
・プロジェクトリーダーとして、設計・デバイス・プロセス・G会社と連携して開発/量産を主導

書き方ポイント5. 社外においても生かせる経験、スキル、ツール環境を記載

その方のスキルアセットの一覧ですので、ある意味職務経歴書の結論に該当する項目になります。
英語に関しては使用頻度なども補足で入れると実際の使用シーンを伝えることができます。

例文:
■ 経験・技術・ツール環境
・TV用IC、自社製電子機器における上流設計から量産化対応までの経験
・○○技術開発の経験
・○○用LSIのプロジェクトリーダーとしての経験
・○○○社製○○使用経験
・ビジネスレベルの英語力
海外出張:2~3回/年、海外拠点とのWEB会議:1~2回/週

>>さらに詳しく職務経歴書の書き方を見る

職務経歴書の効果的な自己PRの書き方|半導体設計職


自己PR例文
■ 自己PR

一貫して、半導体設計に携わってまいりました。量産化に向けたプロジェクトにも携わっており、海外工場との交渉などを自ら行いました。
また、メーカーとのスペック打合せも営業任せにせずに自ら積極的に行い、スピーディに要望にあった製品を開発できたと自負しております。 今後は、設計経験と海外工場やサプライヤとのハードな交渉経験を活かし、更なるキャリアアップを目指しております

■ 志望動機



詳細は面接の中でお話しさせていただければと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

自己PRを効果的にするポイント】
ポイント1:特に打ち出したい経験やスキルを記載
職務経験では伝えきれなかったエピソードや強みを記載。
業務に取り組むうえでのマインドなど人柄が伝わる内容を記載いただくのもおすすめです。

ポイント2:企業ごとに合わせた志望動機
なぜその会社に入りたいかについてPRしておくのも非常に評価いただけるポイントです。 キャリア採用においては面接の中で初めて業務内容を聞くということも多いので、書類選考段階では箇条書きかつ簡潔に①興味を持ったきっかけ②活かせる経験③なぜその会社なのか について書いていただくのがおすすめです。

>>転職面接時の自己PR対策方法はこちら

半導体設計職の転職関連情報


転職に役立つ、半導体設計の転職に関連するページも合わせてご確認ください。

 

この記事を監修した転職コンサルタント

佐藤

佐藤

大学院卒業後 日系大手電子部品メーカーに入社。約4年半、研究開発職に従事。製品開発、設計、要素技術開発などを経験し、現場でのモノづくり、顧客ニーズの本質について学んで参りました。入社後は、日系大手製造業様を担当し、主に半導体のマーケットにおける技術職(電気・機械・生産技術・組み込みSW・品質・生産管理・FAE)、文系職(海外営業・国内営業・購買・調達)の採用、転職をサポートしています。