職務経歴書「生かせる経験・知識・技術欄」のスキルの書き方【例文9つ】

  1. レジュメ
  2. 転職市場

公開日:2024/05/29 / 最終更新日: 2024/10/16

職務経歴書の「生かせる経験・知識・技術」欄。

志望企業にアピールできる欄だとは理解していても、いざ書くとなると、のような経験やスキル、知識・技術を書けばよいか迷いやすい欄です。

また、採用担当者に目を留めてもらうには、書くスキルや内容を選ぶコツがあります。

こちらでは、採用担当者へのアピールにつながる、職務経歴書の生かせる経験・知識・技術欄の書き方について、ハイクラス転職のJAC Recruitment (以下、JAC)が解説しています。

プロが書類選考対策を行います

今現在、

  • 職務経歴書に何を書けば良いのかわからない
  • 書類選考で落ちたくない
  • 自分のアピールポイントを知りたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

職務経歴書の書き方を相談する

プロが書類選考対策を行います

今現在、

  • 職務経歴書に何を書けば良いのかわからない
  • 書類選考で落ちたくない
  • 自分のアピールポイントを知りたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

職務経歴書の
書き方を相談する

職務経歴書の生かせる経験・知識・技術には志望企業に貢献できる具体的なスキルを書く


職務経歴書の生かせる経験・知識・技術の欄には、志望企業に貢献できる具体的なスキルを記載します。

生かせるスキル欄には、職務経歴だけでは魅力が伝わらない、スキルや能力を積極的にアピールする目的があるからです

特に転職の場合は、即戦力としての活躍を期待されているケースが大半です。

そのため、入社後すぐに業務で生かせる知識やスキルをピックアップするのがポイントです。

また、前提として、生かせる経験・知識・技術は主にこれまでのビジネス経験・業務から得た知識・技術を記載します。

ビジネスには関係ないプライベートの特技など、職務経歴書には記載しないことを覚えておきましょう。

職務経歴書内の「保有資格」「自己PR」「生かせる経験・知識・技術」の違いは?


項目記載すること
保有資格資格・検定・免許など
形になって示せるもの
生かせる経験・知識・技術志望企業の業務に役立てられる具体的な知識・技術・スキル
自己PR志望企業の業務にマッチした
自分の強み

職務経歴書内には、「保有資格」「生かせる経験・知識・技術」「自己PR」の3つを記載しますが、その違いをみておきます。

保有資格欄に記載するのは、資格・検定・免許など形になって示せるものを記載します。例をあげます。

■保有資格記載例

・日商簿記検定2級(2XXX年X月取得)

・TOEIC公開テスト 800点(2XXX年X月取得)

保有資格欄は主に業務スキルを外部評価されたものを基本的には記載します。

生かせる経験・知識・技術には、業務特有の知識や経験、業務ならではの経験とそこから身に付けたスキルを記載します。

■生かせる経験・知識・技術

・大規模プロジェクトのマネジメント経験

・金融の幅広い知識とコミュニケーション能力、交渉力

生かせる経験・知識・技術は目には見えにくい業務で役立つ知識・経験・技術を言語化してスキルにして記載するかたちです。

自己PRには、保有資格や生かせる経験・知識・技術にも記載していない、業務で自分が最も強みとして志望企業で役立てられることを記載します。

■自己PR

私は機械設計業務においてxx年の実績があり、既存製品の対応・新製品開発・量産対応等を含めた幅広い設計業務に従事した経験を有しております。特にxxにおける機械設計業務は特に豊富な経験を有しております。

最もアピールしたい強みは自己PRに記載します。生かせる経験・知識・技術には自己PRのほかにアピールできる経験・知識・技術を記載します。

生かせる経験・知識・技術は多すぎる、長すぎると焦点がぼやけて読んでもらえないため端的な箇条書きで3~5つに絞って記載します。

あくまで、業務に関連した具体的な経験・知識・技術について書くのが生かせる経験・知識・技術欄です。 

職務経歴書の保有資格の正しい書き方と職種別例文10個

職務経歴書の「生かせる経験・知識・技術」でアピールできるスキル例


こちらでは、転職で「生かせる経験・知識・技術」に記載しやすい3つのスキルとスキル例をご紹介します。

スキル例に共通するのは、これまでのビジネス環境で身に着けたもので、ビジネス上で役立つスキルであるということです。

選び方のポイントは、その知識や技術が志望企業で役に立つ場面が想像できるものから選んでいくことです。

順に見ていきます。

アピールできるスキル1. 業種・職種ならではの経験・知識・技術などテクニカルスキル

【テクニカルスキルで記載できるもの】

職種・業種ごとの求められる専門的な知識やスキル

・業務上で必要になる資格・ツール・ソフトウェアの使用スキル

・特定の職種での就業経験そのもの、業界知識

テクニカルスキルは、業務遂行に必要な、業種・職種ごとに求められる専門的な知識やスキルのことです。

業種・職種によって必要とされる専門スキルは違います。そのため、その業界で働いた経験年数があるということもスキルの1つになります。

具体的なテクニカルスキルの記載は、即戦力で使えることをアピールできるので、なるべく志望企業で役立ちそうな業務上のスキルを選んで記載します。

テクニカルスキルの例は以下のようなものです。

 

【職種別によるテクニカルスキル例】

・営業職・・・企画提案力・徹底した商品知識・営業手法・英語力

・マーケティング職・・・リサーチ調査や分析方法・使用できるツール

・人事職・・・採用・研修・労務管理・給与の携わった経験・使用できるツール

・IT関連技術職・・・経験プロジェクト・開発言語・英語力

日常当たり前のように行える業務の1つ1つが経験であり、スキルにあたるのでしっかり思い出して言語化しましょう。

アピールできるスキル2. どんなビジネス環境でも役立つポータブルスキル

【ポータブルスキルで記載できるもの】

スキル名
ヒューマンスキルコミュニケーションスキル(傾聴力・質問力・共感力・論理的説明力など)
リーダーシップ・交渉力・問題解決力・チームプレイヤー力(柔軟性など)
セルフマネジメント
スキル
時間管理(優先順位設定・期日厳守など)
ストレス管理・ゴール設定と達成・自己啓発・変化への適応力
タスクマネジメント
スキル
PCスキル・データ分析力・計画力・リスク管理力・マルチタスク処理・持続力・推進力

ポータブルスキルは、業種・職種を問わず生かせるスキルのことです。

他者との関係を正しく構築できるヒューマンスキル、自分自身をマネジメントするセルフマネジメントスキル、仕事を円滑にこなせるタスクマネジメントスキルなどがあります。

テクニカルスキルのアピールが弱い場合は、ポータブルスキルでカバーするとよいです。

記載方法としては、具体的な経験や実績と一緒にこれらのポータブルスキルを書くのがよいです。

理由は、経験や実績がそのスキルの裏づけとなり、信頼性が増すからです。

記載する際の注意点としては、年齢があがるほどポータブルスキルは増えますが、自分の年齢やキャリアとのバランスを見極めて記載することが大切です。

例えば、「時間厳守、規律が守れます」を20代ならまだ温かい目で見られますが、社会人経験豊富な40代で記載するのは不相応です。

そのため、年齢に応じた、また、志望先企業の募集ポジションに合ったポータブルスキルを選んで記載するようにしましょう。

アピールできるスキル3. マネジメント経験がある場合はマネジメントスキル

【マネジメントスキル】

・プロジェクトリーダーとしての経験

・連携力を発揮してマネジメントした経験

・目標達成を導く戦略立案・計画実行経験

・チームを成長させる人材育成経験

・組織構築力を発揮した経験

マネジメントスキルは、マネジメント経験がある方が記載できる大きな強みになるスキルです。

マネジメント経験を記載する際は、どのくらいのチーム規模を、どのようにマネジメントし、具体的にどんな成果に繋がったかを記載すると伝わりやすいです。

具体的数値や目標達成比などの実績と一緒に記載すると目を引くポイントになります。

マネジメントスキルが最も強みであり、志望企業の希望と合致している場合は、こちらは自己PRでまとめても構いません。 

その場合は、マネジメント経験歴だけを職務経歴欄に記載するか、もしくは生かせる経験欄にまとめて記載すると繋がりもあって、具体的に伝えられます。

転職の場合は、中途採用になるので、テクニカルスキル、マネジメントスキルがやはり即戦力としてのアピールになります。

そのため、職務経歴書全体で、テクニカルスキル、マネジメントスキルを中心に記載しつつも、ポータブルスキルも記載できそうなら記載するというかたちが書きやすいです。

目に留まる職務経歴書「生かせる経験・知識・技術」のスキルの書き方4つのポイント


こちらでは、職務経歴書の「生かせる経験・知識・技術」欄の実務的な書き方の4つのポイントをご紹介します。

ただ、生かせる経験・知識・技術欄は職種や記載したいスキルによってアピールできる書き方はさまざまです。

そのため、4つのポイントのうち自分に合う書き方をぜひ考えてみていただけたらと思います。

書き方のポイント1. 箇条書きや簡潔にまとめて書く

■生かせる知識・経験

・アプリケーション、パッケージ、データベースにおけるトラブルシューティング、テクニカルサポートの経験

・リーダーとして5人の教育担当、チームサポートを担当

「生かせる経験・知識・技術」欄に書く内容は、箇条書きで記載する、または簡潔にまとめて書くと読みやすいです。

内容に含めるスキルは、5-10個程度記載することもありますが、多くても6個までにしておく方が採用担当者にも読んでもらいやすいです。

書き方のポイント2. 知識・スキルのレベルが分かるように記載する

■生かせる知識・経験・技術

①製品知識:サーバー、ストレージ、ミドルウェア、ERP、CRM、SFA、BI etc

②ソリューション提案力
顧客との折衝から、課題や要望を抽出し、解決策に繋がる本質を捉え、戦略を具体化することで顧客が納得するソリューションを提案してきました。

③開発プロジェクトマネジメント力
プロジェクトリーダーとして、顧客、メーカー、設計部門をコントロールし、開発プロジェクトメンバーをまとめた経験があります。

生かせる経験・知識・スキルを書く際は「どの程度のレベルでできるのか」「具体的に何ができるのか」のレベルが分かるように記載することを意識します。

特にポータブルスキル、マネジメントスキルは客観的なレベルが表現し難いですが、具体的な事例やエピソードを一緒に書くと、レベル感も伝わりやすいです。

書き方のポイント3. 知識・技術が生かせる場面を意識して書く

■ 活かせる経験・知識・技術
課題解決能力
 課題の認識から解決までのプロセスを関係者と的確なタイミングで共有することを心がけていました。課題を解決するために必要なプロセスを仮定した上で、細分化したプロセスの担当者、期日等を可視化し関係者と共有することにより、期日までに確実に課題を解決する能力が身につきました。
調整力
 各関係者の立場・意向を尊重し、事前に把握することを心がけていました。各々の考えを考慮した上で、プロジェクト全体として決定すべき対応を予め想定し、会議等の場を利用して合意を取るようにしていました。調整事項に対しては、誰に何をいつ確認し、どういった結論に持っていくかを想定してから、交渉するスキルが身につきました。
忍耐力
 事実を様々な角度から客観的に捉え、最善策を検討することを心がけていました。課題・進捗管理を担当する上では、予定どおりに対応が進まない、予期せぬトラブルが発生してしまうこともありましたが、焦らず事実を的確に把握し、関係者と共有し、最善策を導き出すスキルが身につきました。

生かせる経験・知識・技術欄は、採用担当者に経験値・知識力・技術力の面で自分を採用するメリットがあると伝えたい場所です。

そのため、志望先企業の募集職種の仕事内容などもふまえ、生かせる場面がイメージできるように記載するとよいです。

希望職種と似た場面で、自分のスキルが「どのような成果につながったか」「経験を通じてどのような知見が得られたか」を記載するとイメージしてもらいやすいです。

書き方のポイント4. スキルの項目は臨機応変に変えても良い

【スキルをアピールしやすい項目例】

・人事総務職 ⇒■キャリアの整理(人事関連)

・システムエンジニア ⇒■テクニカルスキル

・マーケティングリサーチ ⇒■スキル

・メディカル業界 ⇒■成功事例

職務経歴書は自由形式なので、自分の経験・知識・技術をアピールする項目は「生かせる経験・知識・技術」という項目でなくてもよいです。

職種によってスキルをアピールしやすい項目を設定するほうが伝わりやすいです。

例えば、システムエンジニアであれば、使えるテクニカルスキル、メディカル業界であればどのような成功事例に携わったかを記載するなどです。

アピールできるスキルは人によって違うので、「生かせる経験・知識・技術」という項目名にこだわる必要はありません。

志望企業で自分のスキル(経験・知識・技術)が役に立つことを最も多く効果的に伝えられる項目を設定して、目に留めてもらいましょう。

職務経歴書の生かせる経験・知識・技術の職種別の書き方例文4つ


【職種別:生かせる経験・知識・技術の書き方例文】

こちらでは、職種別の職務経歴書の「生かせる経験・知識・スキル」欄の書き方例文を4つご紹介します。

職務経歴書の生かせる経験例文 接客業 ラグジュアリーホテルマネージャー職

■生かせる経験・知識・スキル

・TOEIC800点(英語商談可能)

・ラグジュアリーホテルでのVIP対応経験

・経費削減と価格戦略の策定により利益率110%へ

・常に目配りし予想外のサービス提供で顧客満足に繋げるホスピタリティ精神

・ビジョンを共有してスタッフに共感しながら指導するリーダーシップ

・問題解決とゲストの満足度向上につながるクレーム対応

接客業の書き方例文です。数値化できる項目には数値を盛り込んでいます。

ほか、数値で表しにくいスキル、ホスピタリティ精神、リーダーシップなどは具体的に実施した経験を盛り込んで目を引く工夫をしています。

職務経歴書の生かせる経験例文 営業職 IT業界セールス

■保有資格

■生かせる経験・知識・スキル 

・ 〇年間のエンタプライズ向けソリューション提案営業の経験。

・ 〇〇業界におけるお客様のビジネスに対する知識。

・ お客様の課題やニーズの本質を探り、社内外のアセットを組み合わせ、最適な提案を構築する能力。

・ アプリケーション、ミドルウェア、ハードウェア、クラウド、AI などの幅広い IT 知識。

・ 社内外の関係者(SE、製品担当、コンサル、研究所、パートナーなど)を巻き込み、最適な提案チームを組成し、案件を推進する能力。

・ 顧客の経営陣を含めたアカウント戦略を策定、実行する能力。

IT業界の営業職の書き方例文です。経験年数が記載されているので、即戦力になることもアピールしています。

提案営業経験、知見が広いこと、業界知識はどのくらいまで所有しているのかが記載されているので具体的なイメージがしやすいです。

職務経歴書の生かせる経験例文 製造業 機械設計職

■生かせる経験・知識・技術

 ・四力(「材料力学」,「流体力学」,「熱力学」,「機械力学」)の基礎知識

 ・xxxx材料及びxxxx材料の知識・経験

 ・機構/駆動部等の機械設計経験

 ・2D CAD(AutoCAD 計x年)

 ・3D CAD(Solidworks 計x年)

 ・構造解析ソフト(Ansys mechanical 計x年)

製造業の場合は、業界にもよりますが材料や工法についての知識レベルを書くと伝わりやすいです。

またCADなど使えるツール、何年使用しているのか、などを記載すると具体的なイメージがつきやすいです。

職務経歴書の生かせる経験例文 総務人事職

■キャリアの整理(人事関連)

①人事制度(×年):機能資格制度の管理運用、成果主義人事制度の構築、社内規程整備

②採用・異動(×年):人員計画、採用活動計画、選考と入社手続、配置及び異動、派遣活用

③教育・研修(×年):年間研修計画立案・実施、新入社員研修実施、通信教育実施

④賃金管理(×年):給与・賞与処理、人件費管理、年末調整、退職金管理、定期昇給

⑤社会保険、労働保険各種手続(×年)

⑥助成金、給付金申請(教育訓練給付金、人材移動開発奨励助成金)(×年)

総務職や人事職は、成果が数値になりにくい場合も多いですが、経験自体に価値があることも多いので、経験職務ごとに内容を記載するのも効果的です。

項目があることで、どの仕事なら任せられると採用担当者もイメージがつきやすい記載方法です。

 

目に留まる職務経歴書「生かせる経験・知識・技術」のアピールスキル別の例文5つ


【アピールスキル別例文5つ】

こちらでは、職務経歴書の「生かせる経験・知識・スキル」欄のアピールスキル別の書き方例文を5つご紹介します。

職務経歴書の生かせる経験例文1:コミュニケーション

こちらの2つは、コミュニケーション能力を生かせる経験として取り入れている例です。

【コンサルティングファーム職】

■コアスキル(生かせる経験・知識・技術)

  ・ Web アプリケーションの開発(PG3 年間、ブリッジ SE8 年間)

  ・ ステークホルダーのバランスを取りながら、 円滑に業務を遂行するコミュニケーション能力

  ・ アメリカ、中国等海外技術者とのコミュニケーション力、交渉力

コンサルティングファーム職の例文です。国外のクライアントとのコミュニケーション力が目を引きます。

クライアントやチームと対話を密にとることが大切な職種なので、生かせる経験に記載してあることで強みであることが伝わります。

職務経歴書の生かせる経験例文2:英語

【機械設計職】

■語学力

 ・TOEIC xxx点 (xxx年xxx月)

 ・ビジネス上での利用経験 x年(技術的文書の読解、海外生産拠点対応での会話利用等)

機械設計職の例文です。海外交渉が可能な英語力を有していることを語学力の項目でアピールにしています。

ビジネスでの利用経験実績を記載することで、海外製の製品の読解、海外メーカーとのやり取りもスムーズであることが伝わります。

【医薬品マーケティング】

■語学力

・TOEIC700 点 取得(xx年xx月)

・メールでのコミュニケーション(毎日)、論文読解(毎日)、グローバル会議でのプレゼンテーション/ディスカッション(2~3 回/月)

MR職の例文です。

英語が必須ではない地域もある職種なので、語学力があり、日常的に使っている経験はスキルになります。 

TOEICの点数自体は高得点ではありませんが、グローバル会議でプレゼンや議論ができる経験を加えることで、実用的に使えることをアピールにしています。

職務経歴書の生かせる経験例文3 SQLスキルなどテクニカルスキル

こちらの2つは、テクニカルスキルを生かせる経験として取り入れている例です。

【データサイエンティスト】

■経験・技術・ツール環境

・OS: Windows (4 年)、Linux (3 年)

 言語: C++(1 年)、Python(4 年)、R(1 年)、SQL(1 年)

 ツール:sklearn、pandas、numpy、Tensorflow 等

 解析手法:重回帰分析、ロジスティック回帰、因子分析、クラスター分析(k-means)等

データサイエンティストの例文です。

データ収集・解析が専門ですが、企業によって使用するツール、手法が違うので、自身が使用できるツール、解析手法がアピールになります。

また、ツールの使用年数を記載することでレベル感が伝わるので、記載した方が採用担当者のイメージに残りやすいです。

【ネットワークエンジニア】

■ テクニカルスキル

・ネットワーク機器 : Cisco、Juniperのルータ、スイッチの構築運用経験

・セキュリティ機器 : Fortinetのファイアウォール、プロキシサーバ等の運用経験

・ルーティングプロトコル : OSPF, BGP, IS-ISによる大規模ネットワーク構築経験

・LAN プロトコル : VLAN, STP, LACP等のプロトコルを使用

・WAN プロトコル : MPLS, VPLS等の広域ネットワークプロトコル構築実績

・VPN、セキュリティ技術 : IPsec-VPN, SSL-VPN, 暗号化技術等の実装経験

・プロトコルアナライザ : Wiresharkを使用した通信解析能力

・監視、管理ツール : SolarWinds, MRTG等を使用した運用管理経験

・サーバ : Linuxサーバ、Windows Serverの構築・運用知識

ネットワークエンジニアのテクニカルスキルの例文です。

上記のように使用機器・ツールを具体的に示し、プロトコル・技術を列挙する形で実務経験をアピールできます。

具体的に記載してあることで、技術や知識のスキルレベルが伝わります。

職務経歴書で書く生かせる経験・知識・技術やスキルがないと思う時は?


職務経歴書で書く生かせる経験・知識・技術やスキルが自分にはないように感じることもあるかもしれません。

ですが、ビジネス経験があって記載することがない場合は思い出していないだけのことがほとんどです。

そのため、何も書くことがないように思う時は、自身のキャリアの棚卸しや自己分析にもう一度取り組まれることをおすすめします。

特に職種について、具体的な経験や持っている知識、使える技術を思い出すことが大切です。

その際は他者に自分のスキルについて聞いてみることも大切です。身近な同僚や上司、取引先の方に聞けるならぜひ聞いてみましょう。

自分では思い浮かばないスキルが出てくるかもしれません。まずは棚卸し作業を早急に進めてみましょう。

キャリアの棚卸しについてはこちらの記事でも記載しております。参考にされてみてください。

職務経歴書の「生かせる経験・知識・技術欄」の書き方まとめ


職務経歴書の中でも「生かせる経験・知識・技術欄」は、職務経歴や自己PRでは盛り込めない、スキルや経験・知識・技術をアピールできる項目です。

ご自身のキャリアの棚卸しをしっかりして、志望企業の求める人物像にあったものを選べば、誰でもアピールできる項目に仕上げられます。

ただ、真剣であればあるほど、本当にこれで大丈夫だろうか?と不安にも思ってしまいます。

のような時は、第三者の目から職務経歴書を見てもらうことも有効です。

私たちJAC Recruitmentでも、職務経歴書の添削を無料で行っています。 ぜひ、困った時は私たちJAC Recruitmentを頼ってください。私たちがあなたの職務経歴書だけでなく、転職活動全般をサポートします。 

職務経歴書の自己PRの書き方【職種・ケース別】

職務経歴書の書き方に悩んだら 採用担当者の目にとまる経歴整理のコツ


各業界に特化した転職コンサルタントが、あなたの転職をサポート。
書類選考の通過率がアップする職務経歴書の書き方は、コンサルタントが知っています。


この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。