管理会計職の職務経歴書サンプルと書き方

公開日:2024/07/02 / 最終更新日: 2024/07/11

管理会計職で転職を検討している場合、職務経歴書をどのように書いたらよいか書き方にお悩みではありませんか?

管理会計は社内のステークホルダーに向けて、経営判断に繋げるための会計業務となる重要な業務です。
会社規模や業種によって行っている業務に違いがあるという傾向があります。
また、キャリアとしては管理会計業務からスタートする、という事よりも所謂財務会計の経験からスタートする事が多いです(大手企業の場合には組織や業務が細分化しているため、その限りではありません)。
業界経験や所属企業の規模感を求められる場合もあり、どういった部署でどこまで経験されてきたかによってご提案できる求人の幅に違いが出てくるため、お問合せださい。

管理会計職の職務経歴書サンプル・書き方でおさえておくと良いポイントなどを管理会計職の専任コンサルタントが職務経歴書の書き方について解説しています。 

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職務経歴書

20xx年x月x日現在
氏名:●● ●●

■ 職務概要

株式会社〇〇に入社後、経理部に配属され、財務会計業務に従事。その後、管理会計チームへ異動し国内外のグループ会社を含めた財務分析や予算編成などを行っています。〇〇年からは中長期計画策定などの業務にも携わり、全社予算の策定、事業利益改善に向けた取り組みなども担当。また、期初計画にない課題に対してのプロジェクトも担当し、課題解決を通して利益改善に貢献しています。

■ 職務経歴

勤務先名:○○○電気株式会社           (勤務期間:20xx社x年x月~現在)

 

◆事業内容:家電製品の製造

◆資本金:xxx百万円  ◆売上高:xx百万円   ◆従業員数:xx名  ◆上場区分:東証プライム上場

期間事業内容
20xx年x月
 ~ 
20xx年x月
部署名:経理部管理会計グループ 8名 主任(部下2名)
【担当業務】
<子会社管理業務 >
・月次、四半期決算業務
・経営報告会議資料作成
・単体予算査定
・業績予想システム化プロジェクト

<全社管理会計業務>
・全社予算編成に関する取り纏め
・週次・月次での予算・実績管理
・取締役会で使用する管理会計資料の作成および役員報告
・予算実績差異分析

20xx年x月
 ~ 
現在
部署名:経理部経理グループ (8名)
【担当業務】
・伝票起票、売掛金の管理、買掛金、支払先管理
・月次、年次財務表作成
・子会社の経理業務全般

■ 保有資格

  • 簿記2級(19xx年)
  • TOEIC 890点(19xx年)
  • ビジネス実務法務2級(19xx年)

■ パソコンスキル

  • Word、PowerPoint、Excel(ピボット、関数計算VLOOKUP、IF 関数等、マクロ VBA)
  • 会計システム:SAP R3

■ 自己PR

新規基幹システムの導入プロジェクトにて関連部署を横断したプロジェクトチームを結成した際、役員直轄のサブリーダーとして選任されました。事業部ごとに独立して運用されていたプロセスを漏れなく可視化して効率的に統合することで、全社的なワークフローの効率化、残業時間の節約を実現しました。

                                                           

                                                             

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管理会計職の職務経歴書の書き方のポイント


① 担当の範囲の記載はマスト

ポイント: 管理会計業務は全社/事業部(製品)などによって担当領域が異なる事があります。書類選考段階で企業側がすぐに判断が出来るよう記載してください。もし、事業部単位での担当であれば、自身の担当事業部がどういった部署なのかを端的に記載するようにしましょう。また、製造業領域の場合は原価管理なども行っている事も併せて記載が必要となります。

② 実績について数字で記載をする

ポイント: 自身のミッションに対しての達成率などを定量的に示します。利益改善の経験など数値に関する実績は特に重視されるため、達成率や改善率とあわせてしっかりとアピールしましょう。

③ 経験業務を箇条書きだけに留めない

ポイント: 担当業務がどこまでなのかを明確にするためにも、経験業務の中でどこまでを担当しているかが分かりやすく記載が必要です。分析業務やそれに伴うドキュメンテーションだけでなく、その後の打ち手にまで関わっている場合にはその点についても記載をしておくことが良いです。

④ 自部署外のコミュニケーションについての記述

ポイント: 管理会計業務に於いては色々な部署とのコミュニケーションが発生するため、円滑なコミュニケーションが取れている事や、どういった部署とのコミュニケーションを取っているか、ステークホルダーとのコミュニケーションなどについても言及しておくと良いと思われます。

>>さらに詳しく職務経歴書の書き方を見る

管理会計職の職務経歴書の自己PRの書き方


管理会計職の自己PR例文

<データの分析能力と社内外へのコミュニケーション能力>
新製品立ち上げの際には、顧客との交渉材料としてどの程度の物量があればどれだけ値引きできるかの情報を提供し、赤字製品を抱えている製品については簡易的なCFを作成し、事業継続の意思決定材料として情報を提供しています。
単に依頼された情報提供だけでなく、本質的に何を必要としているかコミュニケーションを重ねることにこだわり日々業務を遂行しています。
その結果、経営陣の意思を現場へ承継することや経営の意思決定を支えるコミュニケーションにおいて重要なのは、合理性と信頼関係であると強く考えるようになりました。
そして、それを実行する為のデータ分析能力、企画立案力、資料作成能力を常に磨いております。
また、単体/連結決算業務や開示業務等の経験を通じて制度会計の知識も有しております。

管理会計職の自己PRを効果的にするポイント

ポイント1:管理会計業務を行っている中での具体的な事例を記載する

各企業によって管理会計業務にも違いがあり、製造業/非製造業なのか、また本社の管理会計なのか、事業部の管理会計なのかによって経験している内容に違いがあるため、管理会計業務の具体的なエピソードを混じ得る事で、受ける企業担当者からすぐに業務イメージを付けてもらいやすくなります。

ポイント2:自部署外のコミュニケーションについての記載

管理会計業務に於いては色々な部署とのコミュニケーションが発生するため、円滑なコミュニケーションが取れている事やどういった部署とのコミュニケーションを取っているか、ステークホルダーとのコミュニケーションなどについても言及しておくと良いと思われます。

ポイント3:会計知識について言及

管理会計のみならず、元々財務会計バックグランドがある場合にはその点について言及をする方が良いです。財務会計の知識がある事で描けるキャリアパスや企業によっては任せたい業務に幅が出てくる可能性があるためです。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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