「転職をするか迷っているけど、誰に相談すれば良いか想像がつかない…」という方もいるのではないでしょうか。
安心して転職の相談ができるように、おすすめの転職相談先や相談の仕方をわかりやすく解説します。
転職を検討中ですか?
今現在、
- 自分の市場価値を知りたい
- 今後のキャリアをどうするか整理したい
- 転職活動を無駄なくスムーズに進めたい
上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?
転職活動の進め方を相談する転職を検討中ですか?
今現在、
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転職活動の進め方を相談する
目次/Index
転職の相談は転職エージェントにするのがおすすめ
転職に関する相談は、転職支援のプロからアドバイスを得られる「転職エージェント」が最もおすすめです。
本章では、転職エージェントへの相談をおすすめする次の4つの理由について解説します。
● 転職市場や企業に詳しい担当者に相談できるため
● 転職に必要なキャリアや強みを整理しやすくなるため
● そのまま求人の提案までしてもらえるため
● 選考対策までサポートしてもらえるため
理由1:転職市場や企業に詳しい担当者に相談できるため
転職相談の相手に転職エージェントをおすすめする理由として、転職市場や企業に詳しい担当者に相談できる点が挙げられます。
転職先の業界や企業の知識が乏しい場合、実践的なアドバイスが得られない可能性があります。特に家族や友人、パートナーへの相談は、価値観や生活を考慮した抽象的なアドバイスは得られても、転職活動にまつわる具体的かつ実践的なアドバイスは得にくいでしょう。
その点、転職エージェントは転職市場と担当する業界について、豊富な知識を持ち合わせています。また、各企業の採用担当からも最新の採用情報を得ているため、企業の採用ニーズも把握していることが期待できます。そのため、他の相談先と比較して、有益かつ実践的なアドバイスを得ることができるでしょう。
理由2:転職に必要なキャリアや強みを整理しやすくなるため
転職エージェントでは、在籍するコンサルタントがキャリアや強みを一緒に整理してくれます。忘れていた実績や経験、自分では気が付かなかった強みなど、コンサルタントのヒアリングを通じて明確になることもあるでしょう。
転職活動は1人でも進められますが、自分1人で転職活動に取り組む場合、客観的な視点が得られにくい側面があります。その点、転職エージェントを活用すれば、プロの視点からキャリアや強みの整理をサポートしてくれるため、応募先企業に採用したいと思ってもらえる強みを見つけられるでしょう。
理由3:そのまま求人の提案までしてもらえるため
転職エージェントは転職相談に限る利用も可能ですが、相談を通じてキャリアビジョンや転職先企業に対する条件が明確になった後、そのまま求人を紹介してもらうこともできます。
他の相談方法を選択した場合、相談によって自身のキャリアの方向性が明確になったとしても、その後に自分で求人探しに取り組まなければなりません。
その点、転職エージェントは希望に応じた求人を提案してくれるため、より効率的に転職活動を進められるでしょう。さらに転職エージェントによっては非公開求人を保有していることもあり、キャリアの選択肢が広がることもあります。
理由4:選考対策までサポートしてもらえるため
転職エージェントは、求職者の転職成功の実現を支援するサービスです。そのため、書類作成や面接対策など、選考に関するサポートも提供しています。応募先企業ごとに書類添削や面接に関するアドバイスを提供してくれるでしょう。また、面接対策など、本番を想定した対策も実施してくれます。
このように、転職エージェントは転職相談に限らず、理想の転職の実現をサポートしてくれる相談相手です。転職相談だけではなく、転職成功に向けて多角的な支援を求める人は、転職エージェントの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
このような相談も大丈夫?転職に関する主な相談内容
転職エージェントに転職相談をしたいと思っていても、「このような相談でも大丈夫?」と不安を感じ、相談をためらう方もいるかと思います。
しかし転職エージェントは、あらゆる転職に関する悩みに応対してくれるサービスです。また、心の整理ができておらず、相談内容が定まっていない場合でも、不安や悩みの具体化に努めてくれます。
ここでは、転職エージェントに寄せられることの多い、代表的な8つの相談内容を紹介します。
同じ悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
● そもそも転職すべきかどうか
● 自分がどのような仕事に向いているか
● どのように自己分析をすれば良いのか
● 未経験の職種や業界にチャレンジできるか
● 自分の市場価値はどれくらいか
● 今後どのようなキャリアを築くべきか
● どのように転職活動を進めると良いか
● 円満に退社するにはどうすれば良いか
相談内容1:そもそも転職すべきかどうか
転職エージェントでは、「そもそも転職すべきかどうか」のように、現職に何らかの不満を感じているものの、転職が最適な選択なのかを相談するケースもあります。
転職エージェントに相談することで転職市場や業界動向、求職者の現在のスキル・状況をもとに、客観的かつ総合的な視点で「転職するべきか」を一緒に考えてくれるでしょう。さらに転職エージェントは、転職の成功と失敗のパターンを把握しています。適切な判断をくだすため、過去の事例をもとにしたアドバイスを提供してくれることもあるでしょう。
相談内容2:自分がどのような仕事に向いているか
「希望する仕事がない」「どのような仕事に就くべきかわからない」など、自分の適性に合った職種や業界がわからないことに悩む相談もよくあります。
転職エージェントでは、過去の経験やスキル、相談者1人ひとりが持つ強みをベースに、適性があると思われる職種や業界を提案してくれでしょう。また、中には適職診断などツールを用いて適職を診断してくれる場合もあります。
自分では発見できなかった適性に気付けることもあるでしょう。
このように「自分がどのような仕事に向いているのかわからない」というケースでも、さまざまな角度からアドバイスを受けられます。
相談内容3:どのように自己分析をすれば良いのか
転職活動に向けた第一歩として「自己分析」を行うことが推奨されていますが、自己分析の方法に迷う相談も珍しくありません。
転職エージェントでは、コンシェルジュと一緒に自己分析に取り組むことができます。自分1人で自己分析する場合とは異なり、転職支援のプロがさまざまな観点から質問を重ねてくれるため、より深層に迫った自己分析ができるでしょう。また、第三者からの視点が加わることで、自分では気付けなかった強みやポテンシャルが明確になることもあるかもしれません。
相談内容4:未経験の職種や業界にチャレンジできるか
「未経験の職種や業界にチャレンジできるか」などのように、未経験分野への転職の難易度や可能性を知りたいために転職エージェントに相談するケースもあります。
このような相談に対しては、未経験分野への転職に必要なステップやキャリア戦略、未経験からの転職事例、転職難易度など実現的なアドバイスや情報を得られるでしょう。年齢的に厳しい場合は、別の可能性を提案してくれることもあります。
転職エージェントは、本人の希望に応じた柔軟な提案を提供するため、年齢や経験に不安があってもまずは一度相談してみましょう。
相談内容5:自分の市場価値はどれくらいか
転職活動に取り組むにあたっては、自身の市場価値を把握しておくことが不可欠です。そのため自分のスキルや経験が転職市場においてどれくらい評価されるのか知りたいと思い、相談することもあります。
転職エージェントに相談することで、長年培ってきた給与交渉や待遇条件などの知見をもとに、これまでの職務経験や培ってきたスキル、経験などをベースに、市場価値を示してくれるでしょう。
相談内容6:今後どのようなキャリアを築くべきか
転職エージェントでは、「今後どのようなキャリアを築くべきか」といった、キャリアの方向性に悩む相談も受け付けています。中長期的なキャリア形成における悩みや不安に対しても的確なアドバイスを提供してくれるでしょう。具体的には、自身の掲げるキャリアプランを実現するためのキャリア計画の提案などが挙げられます。
キャリアの方向性を明確にしていく中で、転職が有効な選択肢だと思われる場合は、目指すキャリアプランに沿った求人を紹介してくれるでしょう。
相談内容7:どのように転職活動を進めると良いか
転職エージェントでは、転職支援のプロから転職活動にまつわるサポートを受けられます。そのため、「どのように転職活動を進めると良いか」と迷う場合は、的確なアドバイスの他、求人の選定から応募書類作成、面接対策、面接日程調整などに至るまで、転職活動に直結するサポートも提供してくれるでしょう。
転職支援のノウハウに長けた転職エージェントに相談することで、転職活動の進め方が明確になるだけではなく、より効率的に転職活動を進められるようになるでしょう。
相談内容8:円満に退社するにはどうすれば良いか
現職を円満に退社したい場合、転職エージェントに相談することで、退職理由の伝え方や引き継ぎの方法などについて具体的かつ有益なアドバイスを得られることもあります。
転職エージェントは、転職支援の一環として退職にまつわる相談にも応対しています。退職トラブルを防げる適切な手順や助言を教示してもらえるでしょう。
転職の相談をする際に意識したいポイント
本章では、転職相談をする際に意識したい次の3つのポイントについて解説します。
● 可能なら対面・電話よりWeb会議形式で相談を
● 相談相手のアドバイスを鵜呑みにし過ぎない
● 相談先を1つに絞る必要はない
ポイント1:可能なら対面・電話よりWeb会議形式で相談を
転職相談をする際、可能なら対面や電話よりWeb会議形式で相談しましょう。
Web会議形式は対面と同様に相手の表情を見ながらコミュニケーションを取り合うことができるため、電話よりも多くの情報が伝わります。話の意図やトーンが伝わりやすく、相談の本質を相手に掴んでもらえるでしょう。さらに、Web会議形式は、場所や時間の融通が利きやすいことから、現職に忙しい人でも利用しやすい側面があります。
このように、Web会議形式は、対面と電話双方の利点を掛け合わせた面談方法であることから、転職相談の際は、Web会議形式の利用を検討しましょう。
ポイント2:相談相手のアドバイスを鵜呑みにし過ぎない
相談相手のアドバイスを鵜呑みにし過ぎないことも、転職相談をする際に意識したいポイントの1つです。
相談相手からのアドバイスは、相手の見解や経験がもとになるため、必ずしも自身の状況と合致するとは限りません。自分の希望やキャリアプランと照らし合わせながら、必要に応じて取捨選択したり、参考程度に留めたりすることも大切です。
ポイント3:相談先を1つに絞る必要はない
転職相談の相談先は1つに絞る必要はありません。
その理由として、相談相手や相談先ごとに得意とする分野やジャンルが異なるからです。
異なる複数の情報源からアドバイスを得ることで、視野が広がったり、新たな選択肢が生まれたりすることもあるでしょう。
他の転職に関する相談相手・相談先の候補
転職相談は、基本的に転職支援に精通した転職エージェントの利用がおすすめです。
しかし、「まずは身近な人に話を聞いて欲しい」「他の相談先も併用したい」という場合もあるでしょう。
ここでは、転職エージェント以外の、転職に関する相談相手の候補となり得る5つの相談先を紹介します。
● 上司・同僚(OB・OG)
● 家族・友人・パートナー
● ハローワーク・厚生労働省指定の無料相談
● 個別相談会・転職セミナー
● 有料のキャリア相談サービス
候補1:上司・同僚(OB・OG)
特徴 | |
・現職で転職の相談をすることになり、引き止めや社内評価が下がる可能性がある ・自分のことを良く知っている人に相談ができる ・自分に近い職種や業界のことを熟知している人へ相談ができる | |
メリット | デメリット |
・自分のことを良く知っている人へ相談できる ・自分に近い職種、業界のことを熟知している ・具体的な情報やアドバイスを受けられる | ・引き止めに合う可能性がある ・社内評価が落ちる可能性がある |
相談相手として身近な存在である「現職の同僚や上司」を選びたくなることも多いでしょう。ですが、現職で転職の話を持ち出すのは、好ましくない場合もあります。そもそも転職してほしくないと思われている場合は引き止めに遭う、しっかりと相談に乗ってもらえない、などの懸念があります。また、意図せず転職の話が広まるリスクもあるため、現職の同僚・上司への相談は避けたほうが無難かもしれません。
ただし、転職のことを自分事のように親身に考えてくれる上司・同僚であれば、これほど心強い相談相手はいません。現職の上司・同僚は、自分と近い視点で仕事をしているため、それだけ自分のことをよく理解していると考えられます。また、業界や職種に対する深い知見も持ち合わせているでしょう。
そのため、相談相手として問題ないと判断できれば、相談してみるのも1つの方法です。なお、相談する際は最初から転職を希望している旨を率直に伝える行為は避け、今感じている悩みや不満など、転職の動機から話し始めるようにしましょう。
候補2:家族・友人・パートナー
特徴 | |
・自分の性格や生活に関すること、価値観を熟知している人へ相談できる ・仲の良い身近な人への相談となると、自分の幸せを第一に考えてくれる ・専門的なアドバイスはあまり期待できない | |
メリット | デメリット |
・生活面を考慮したアドバイスがもらえる ・価値観や性格を考慮したアドバイスがもらえる | ・専門的なアドバイスはあまり期待できない ・業界の詳細な情報は持ち合わせていない ・企業の名前だけで考えてしまうことがある |
家族や友人、パートナーは身近で安心感がある相談相手です。私生活を熟知した相手であれば、性格や価値観を踏まえたアドバイスをくれるでしょう。
しかし、転職に関する知見を持ち合わせていないことが多いため、その点を考慮する必要があります。感情的なサポートを求める場合には最適ですが、転職の具体的な戦略を練る際には限界があるかもしれません。
メンタルケアや転職後の生活などの相談相手として家族や友人、パートナーを、転職活動の本質に迫る相談相手として転職エージェントを利用するのも良いでしょう。双方からアドバイスを得ることで、プライベートと仕事両面ともに満足度の高い解決策や納得感のあるアドバイスが得られるかもしれません。
候補3:ハローワーク・厚生労働省指定の無料相談
特徴 | |
・公的機関が運営しており、無料で相談が可能 ・転職相談から書類作成のアドバイス、面接対策まで幅広くサポート ・紹介する求人(企業)と利害関係がない | |
メリット | デメリット |
・求人の案内をしてもらえる ・職業訓練を利用できる ・既に退職しているなら失業保険を利用できる | ・営業時間的に現職を続けながら利用しづらい ・各業界に詳しい職員がいるとは限らない ・紹介した企業に詳しい訳ではない |
ハローワークや厚生労働省指定の無料相談は、「職業訓練」や「失業保険」などの国の制度に関する相談も受け付けています。職業訓練では、就職に役に立つスキルを無料で学べます。また「失業保険」は一定の条件がありますが、退職後に給付金を受給しながら転職活動を行うことが可能になります。他にも、職業紹介や履歴書の書き方のアドバイスなど、転職活動にまつわる相談にも応対しています。
国の制度について聞きたい、転職活動に関するアドバイスも提供して欲しいと考えている方には、適した相談先になるかもしれません。
一方でハローワークや厚生労働省指定の無料相談は、多くの場合、平日日中の利用に限定されます。また、オンライン相談は基本的に提供していないため、直接施設へ出向かなければなりません。そのため、現職の合間に転職相談をしたいと考える場合、人によっては利用しにくいと感じることもあるでしょう。
また、ハローワークでは各業界や職種に詳しい職員が在籍しているとは限りません。個々の事情に合わせた細かなカウンセリングには限界があります。自分に合った最適なキャリアプランを練りたい場合は、他の相談先も検討してみる必要があるでしょう。
候補4:個別相談会・転職セミナー
特徴 | |
・転職支援系サービスを運営している会社が実施している ・転職市場の最新情報や求人情報を聞くことができる ・業界、職種別に開催していることもあり、専門的な話も聞ける | |
メリット | デメリット |
・業界の最新情報、転職市場の動向が聞ける ・専門性の高いアドバイスが受けられる ・求人の紹介がある | ・混雑していた場合は個々の回答が簡潔になる可能性がある ・求人の紹介は自社サービスへの誘導が中心となる |
転職支援サービスが主催する「個別相談会」や「転職セミナー」に相談する方法もあります。
個別相談会や転職セミナーでは、「何から始めればわからない」といった初歩的な相談に応じてくれたり、職務経歴書の書き方や面接のコツなど、実践的なアドバイスを提供してくれたりします。業界・職種別に実施されているイベントでは、業界独自の転職情報を知れることもあるでしょう。
また、現職を続けながらでも利用しやすいよう、土日に開催されているイベントもあります。平日時間を設けられない方にとっては、利用しやすいサービスとなるでしょう。
候補5:有料のキャリア相談サービス
特徴 | |
・キャリアカウンセラーが1対1で相談に乗ってくれるサービス ・相応の料金を支払うため、しっかりと時間をかけて対応してくれる ・「そもそも転職すべきか」という点から相談が可能 | |
メリット | デメリット |
・個々にしっかりと時間をかけて対応してくれる ・キャリアプランの深い相談が可能 ・選考対策のトレーニングが可能 | ・料金が高い(月20~40万円) ・求人の紹介が直接ある訳ではない |
転職相談の相手として、有料のキャリア相談サービスも相談先の1つとして挙げられます。
「キャリアコーチング」と呼ばれることもあり、自己分析のサポートの他、中長期的な視点でスキルアップやキャリアアップの計画や戦略を立案してくれるサービスもあります。サービス相場は、月額20万円~40万円程度と高額になるケースが多い一方で、転職支援サービスと利害関係を持たないため、「転職をしない」という選択肢も含めフラットな視点からのアドバイスを期待できるでしょう。
ただし、求人紹介を行っていないサービスが多いため、有料のキャリア相談サービスを利用する際は、求人情報をリサーチできる転職支援サービスを併用する必要があります。