【例文付き】転職の最終面接対策のコツ|聞かれる質問・逆質問を解説

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公開日:2024/07/16 / 最終更新日: 2024/07/19

転職での最終面接は面接官が役員であることも多いため、これまでの一次・二次面接と違ってどのような準備・対策をすればよいか迷われる方も多いでしょう。

実際に、一次面接・二次面接において高評価でも、最終面接で社長や役員から評価されずに不採用になる場合もあるので、最終面接に臨む前の準備が大切です。

こちらでは、最終面接とそれまでの面接との違いと対策方法、最終面接での質問の回答例・逆質問の質問例について、ハイクラス転職のJAC Recruitment (以下、JAC)が解説します。

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最終面接二次面接一次面接
面接官社長・役員募集部門の管理職人事担当者
企業側の視点会社の成長・発展に寄与するか自社の環境で即戦力となりうるか職歴・労働条件が自社と合致するか
所要時間15~60分程度15~60分程度15~60分程度

転職の面接は、内定までに2~3回行われるのが一般的です。

面接対策

そのなかでも、最終面接は、面接官が社長や役員であることが多く、一次面接・二次面接でのその人物への評価が合っているかを確認する面接という位置づけになります。

そのため、最終面接と一次面接・二次面接では、質問内容は似ていても企業側の視点が違います。順にみてみましょう。

転職の最終面接と一次面接・二次面接との違い

最終面接二次面接一次面接
面接官社長・役員募集部門の管理職人事担当者
確認事項・なぜ自社なのか(入社意欲)
・スキルの再確認
・貢献し利益につながるか
・自社の社風に合うか
・キャリアビジョン
・必要なスキルがあるか
・社員とうまくやれるか
・入社意欲があるか
・人となり
・入社時期など労働条件が合うか
・職務経験が合うか

最終面接と一次面接・二次面接の違いをみてみます。

一次面接は、面接官が人事担当者や募集部門の責任者である場合が多く、自社と応募者の職務経験や労働条件が合致するかを確認しています。

二次面接は、面接官が募集部門の管理職である場合が多く、応募者のスキル・人となりに加えて、自社の社員とうまくやれるか、入社意欲が高いかを確認します。

転職の二次面接に通過しやすくなる対策を解説

二次面接まででは、主に、応募者が自社の業務において即戦力となりうるかといった点を見極めています。

最終面接は、面接官が社長や役員である場合が多く、会社の成長・発展を最重視するため、主に、会社の利益に貢献できる人物かどうかを見極めています。

そのため、経営の視点から、自社に貢献できる資質があるか、投資に値する人物か、自社の理念や企業風土に合うか、キャリアの方向性が一致しているかを確認しています。

社長面接・役員面接で聞かれることや対策

また、どの面接においても、入社意欲は確認していますが、二次面接までは意欲があるかどうか、最終面接では自社でなければならない理由が重視されます。

そのため、最終面接では、応募先企業の利益に貢献できること、キャリアの方向性が一致していること、高い入社意欲があることを伝えるようにするとよいです。

転職の最終面接の流れ・所要時間・内容

最終面接の流れは、一次面接・二次面接とほぼ同じで、所要時間は、平均で30~40分程度が一般的です。

【最終面接の流れ】
アイスブレイク → 面接官の紹介 → 応募者への質問 → 応募者からの質問(逆質問) → 面接後の流れの説明

最終面接の場合、社長や役員の時間の都合上、面接時間は二次面接までより短めのことも多いですが、30分は話すと思って準備しておくとよいでしょう。

面接の内容は、最終面接では、二次面接までと同じ定番の質問(志望動機・自己PRなど)に加えて、入社後のキャリアビジョン、入社意欲を確認する質問などがよく聞かれます。

定番の質問への対策としては、二次面接までの内容との一貫性を保つことが大切です。そのうえで、会社の経営理念や事業戦略を踏まえた一歩踏み込んだ回答ができるとよいでしょう。

定番の質問以外の質問は、答えにくいものもあるため、回答を前もって準備し、キーワードだけ覚えておくようにすると対応しやすいです。

また、応募者から面接官へ質問できる逆質問の時間は、最終面接では一次面接・二次面接より長めにとられる場合もあります。

理由は、その企業への関心が高く、本気で入社したいと思っていれば、質問したいことが多いはずだという前提があるためです。

そのため、アピールにつなげられる逆質問は最低でも3~5つは準備しておくのがよいでしょう。


こちらでは、転職の最終面接(役員面接)でよくある質問と回答例、回答のポイントをご紹介します。

質問1. 同業他社ではなく、当社に応募した志望動機は何ですか?

回答例:
御社に応募した理由は、独自の強みとオープンな企業文化に魅力を感じたからです。同業他社も魅力的ですが、御社は特にオリジナル製品の開発と強固な顧客関係が際立っています。貴社の製品は業界標準を超える性能を持ち、リピーターが多いと聞いております。この顧客関係はオープンなコミュニケーションの成果と感じています。私も顧客との関係構築を重視しており、マネジメントスキルや対話力を生かし、貴社の成長に貢献したいと考えております。

この質問には、自社への理解度や志望度の高さを知りたい意図があります。また、他社の動向や業界知識を得て応募しているかも確認しています。そのため、応募企業の具体的な強みを挙げ、他社との比較を通して応募企業の優位性を強調し、貢献したい意欲を伝えるとよいでしょう。

しっかりした企業研究の成果が分かる質問なので、詳細な商品特徴や事業戦略を含み他社比較で語れると好印象になりやすいです。

質問2. 仕事上で失敗した経験があれば教えてください

回答例:
新製品のローンチ時、市場調査が不十分で販売目標を達成できませんでした。この失敗を受け、迅速に追加調査を実施し、SNSを活用した顧客フィードバックを基にチームで製品を改良しました。結果、改良後の製品は市場で好評を博し、売上目標を上回りました。この経験から市場調査の重要性を学び、以降は計画段階からユーザーの声を反映させることに注力しております。

この質問は、失敗体験から学びを得ているか、改善意識があるかどうかを確認したい意図があります。そのため、失敗体験をどのように乗り越え、何を学び、仕事にどのように生かしたか、また、今後はその点については問題がないことを伝えるようにしましょう。

問題解決能力や改善意欲をアピールできる質問なので、募集ポジションに関連する経験談で準備しておくとよりアピールにつながります。

質問3. 管理職として大切にしていることは何ですか?

回答例:
管理職として大切にしていることは、チームメンバーの成長に目を配ることと信頼関係の構築です。以前のプロジェクトでは新しいメンバーが多く、経験不足が課題でした。私は定期的な1対1のミーティングを通じて個々のスキルとキャリア目標を理解し、個別のスモール学習とサポートを提供しました。また、オープンなコミュニケーションを心がけ、意見を自由に言える環境を作り、チームの信頼関係も強化しました。結果として、プロジェクトは予定より早く成功裏に完了できたため、今後もこの方法を取り入れたいと考えています。

この質問には、管理者としての資質やマネジメント能力、部下育成への取り組みの心構え、実際の経験値があるかを確認したい意図があります。

そのため、管理者としての信念や役割を、実際に部下を育てた経験談や実績をもとに伝えるとよいでしょう。

その際、応募企業で求められている管理職を想定したうえで回答することが大切です。

質問4. 当社に入社後のキャリアビジョンはどのようなものですか?

回答例:
御社に入社後のキャリアビジョンは、まず部門の戦略目標を達成し、組織全体の成長に貢献することです。初年度には業績向上とチーム育成に注力します。次に、3年後には異なる部門が連携するプロジェクトを指揮し、部門間の協力を促進したいと考えています。5年後には経営層と共に新規市場の開拓や製品ラインの拡充を目指し、その実行に積極的に関与したいです。最終的には、御社の競争力強化と市場での地位向上に貢献することを目指しています。

この質問には、自分の職務を理解しているか、目標達成意欲があるか、自社で叶えられる目標でビジョンが明確かどうかを確認したい意図があります。

そのため、応募企業での職務を理解したうえで、3年後、5年後といった近い期間で、現実を見据えた回答をするようにします。

応募企業での長期的な成長と貢献を見据えた入社意欲と、現実的かつ実行可能な計画力を伝えるため、キャリアビジョンをしっかり立てておきましょう。

質問5. 最近どのようなニュースが気になっていますか?

回答例:
最近特に関心があるニュースは、持続可能性に関する動向です。特に、企業のCSR活動や環境への取り組みに注目しています。例えば、大手企業が再生可能エネルギーへの転換やプラスチック削減に向けたイニシアティブを発表しています。これらの取り組みが企業のブランドイメージ向上や長期的なビジネスの成功にどう貢献するかに興味があります。また、消費者の環境意識の高まりが企業の戦略にどのような影響を与えるかについても関心を持っています。

この質問には、社会的な問題やビジネストレンドに対する応募者の関心度合い、自分なりの視点を持っているかを確認したいという意図があります。

そのため、最新の経済、テクノロジー、社会問題など時事的で重要なニュースを取り上げ、ビジネスな視点も入れつつ、自分なりの見解を話すようにしましょう。

可能ならば、応募企業の業界にも関連のあるものを取り上げるとより良い印象になります。

質問6. この事業を将来どのように成長させていきたいですか

回答例:
この事業を将来成長させるためには、まずデジタルマーケティングの強化とデータ分析の活用が不可欠です。具体的には、顧客データを基にしたターゲットマーケティングを推進し、パーソナライズされたサービスを提供することで顧客満足度を向上させます。また、新興市場への進出も視野に入れ、製品ラインの多様化を図りたいと考えています。これらを組み合わせることで、顧客のニーズに迅速かつ的確に対応できるようになり、競争力を強化するだけでなく、新規顧客の獲得や市場シェアの拡大にもつながると考えています。

この質問は、応募者が事業の現状や課題を理解し、成長戦略をどのように捉え、経営者として広い視野があるかを確認したい意図があります。

そのため、事業の現状を述べたうえで、ビジネスを加速させる方向性での、具体的な戦略や実現可能なプランでまとめるとよいでしょう。

この質問は、企業の事業の問題点を把握していないと回答ができません。そのため、より深い企業研究を行って備えておきましょう。

質問7. 要職に就かれているので簡単に退職できないのでは?

回答例:
確かに現職では重要な役割を担っておりますが、すでに後任の育成と引き継ぎも進めています。そのため、スムーズな移行が可能で、退職は3ヵ月以内に完了する予定です。私は、御社のビジョンと価値観に強く共感し、さらに大きなチャレンジに挑戦したいと考え、御社に応募させていただいております。ぜひこの機会に、私の経験とスキルをもとに貴社の成長に貢献していきたいです。

この質問では、本当に退職して入社してくれるのか、退職の障壁があれば説明し、退職にかかる期間を伝えてほしいという意図があります。

そのため、退職がスムーズに進む理由と予定時期を伝え、要職を退いてでも入社したい熱意を示しましょう。

退職準備がスムーズに進む見込みがあることや、高い入社意欲を伝えることで、経営陣に安心感をもってもらいやすくなります。

質問8. 当社以外の他社の転職状況はどうですか?

回答例:
現在、他にもフィンテックとヘルスケア業界の企業で選考を進めています。フィンテック企業では最終面接まで進み、ヘルスケア企業では一次面接を終えて結果を待っているところです。しかし、私の転職での希望は技術と経営戦略の統合に関わることであるため、御社のポジションがこの目標に最も適していると感じています。

この質問は、自社への志望度、転職の軸の一貫性、他社での評価を確認してから内定を判断したいという意図があります。

他社で内定を得ている場合、他社で高評価を得ていることを示すことで、早く内定を出したいと思わせるチャンスにもなります。

質問9. 当社が第一志望ですか?

回答例:
他社の選考も進んでいるため、まだ検討中ですが、御社が第一志望の中の一社であることは確かです。私は御社の革新的な製品開発と強固な顧客関係に魅力を感じております。ぜひ、これらの環境で私のスキルを生かし、貴社の成長に貢献したいと強く思っております。

この質問の意図は、本当に自社を第一志望と考えているかを確認したいという意図があります。

「第一志望です」と答えたくなりますが、もし第一志望でない場合は、第一志望と言いきるのは避けます。理由は、態度・表情などから嘘であることが伝わりやすく、誠実さに欠けたその態度こそが企業の信頼を失う原因になるからです。

そのため、第一志望でない場合は、入社意欲があるが志望順位は検討中と伝え、応募企業の魅力を強調するようにしましょう。

転職面接でよく聞かれる30の質問一覧と回答例


こちらでは最終面接で、「最後に何か質問はありますか?」と聞かれた際の、逆質問の質問例を質問ジャンル別で5つご紹介します。

逆質問1. 応募企業の社員についての質問

回答例:
私が入社いたしましたら、どのようなメンバーと働くことになりますでしょうか?差し支えない範囲で結構ですので、そのチームの人員数や構成メンバーの特徴などを教えてください。

応募先企業で一緒に働くメンバーについての質問は、単に仕事内容だけでなく、自らの将来のチームや職場環境について真剣に考えていることを伝えられます。

また、チームワークを重視していること、円滑なコミュニケーションを図りたいと思っている意図が伝わるため、よい印象をもってもらいやすいです。

逆質問2. 評価制度に関する質問

回答例:
御社の管理職の評価制度では、どのような目標を設定し、どのような頻度でフィードバックを実施されていますか?具体的な事例を交えてお聞かせいただけますでしょうか。

応募先企業の評価制度に関する質問は、自身のキャリア成長を真剣に考えていることを伝えられます。

また、具体的な運用実態を確認することで、目標達成や自己成長に対しての意欲、マネジメント業務への熱意も伝えられるため、職務での期待をもってもらいやすいです。

一方で、評価や待遇の話ばかりを質問でしてしまうと、ネガティブな印象を与えることにもなりますので注意が必要です。

逆質問3. 募集部署の事業戦略に関する質問

回答例:
今回応募の〇〇事業部では、商品特性から、アジア市場や欧州市場での展開があるのではないかと推察いたしました。御社の○○事業において、今後のグローバル展開についてはどのようなビジョンがございますか?

応募部門の事業戦略についての質問は、企業研究の深さや問題意識を伝えることができます。

企業研究で、役員だからこそ知る戦略や具体的な課題を見つけて、質問として準備しておきましょう。

逆質問4. 経営ビジョンに関する質問

回答例:
御社は今年度までに〇〇%の市場シェアを獲得したと伺いました。今後、次の数年間での市場シェアの拡大や新規顧客の獲得に向けて、どのような戦略を検討されていますか?

経営ビジョンに関する質問をすることで、会社の発展に強い関心があること、高い情報収集ができていることが伝えられます。

応募者が将来の展望を考え、将来の成功に貢献する意志があることも示唆できるため、面接官に経営者人材として期待感をもってもらいやすいです。

逆質問5. 企業風土に関する質問

回答例:
御社には、〇〇な企業文化があるとうかがっております。〇〇な企業文化を表すようなエピソードがありましたら教えてください。

企業風土の質問は、単に表面的な情報だけでなく、企業の核となる文化や価値観にまで関心が及んでいることを伝えられます。

社風や雰囲気といった、人的な側面を重視し、人間関係を大切にする姿勢があるという印象をもってもらえます。

転職面接の逆質問例と回答ポイント|「何か質問はありますか?」への対策


こちらでは、転職の最終面接(役員面接)でよくある質問についてまとめています。

Q1. 待遇や労働条件などの不明点を最終面接で質問してもよいか?

年収、福利厚生、転勤など待遇や労働条件の不明点は最終面接で質問することは避けたほうがよいでしょう。

本来なら、労働条件に関する質問は二次面接までに確認すべきことなので、なぜ最終面接までしなかったのか疑問をもたれることもあります。 内定後の条件提示の際に交渉も可能ですので、最終面接では待遇や労働条件についての質問は控えましょう。

Q2. 最終面接後にお礼のメールは送った方がよい?

お礼メールは必ずしも送る必要はありませんが、面接で伝えきれなかったことや思いがある場合は、面接のお礼と合わせて伝えるとよいでしょう。

ただ、お礼メールがあるからといって選考が有利になるわけではありません。送る場合は面接後すぐか遅くても翌日までに送るようにしましょう。

Q3. 転職の最終面接の結果はいつ分かる?翌日?結果が遅いときは?

最終面接の結果が判明するタイミングは、企業によって異なりますが、メールや電話連絡の場合は当日から3日ほど、郵送の場合は1週間程度で届きます。

遅くても、2週間以内には連絡がきます。もし、結果が遅いときでも、催促すると自己都合とみられやすいため、原則として面接結果の問い合わせは避けます。

もし面接結果が判明する時期が知りたい場合は、面接の際に、「いつごろ結果はいただけますでしょうか」と聞いておくとスムーズです。

Q4. 一次面接が最終面接(役員面接)の企業もある?

ハイクラス層の採用では、組織や事業への影響が大きいため、慎重に複数回の選考を行う場合が多いです。

しかし、一部の企業では、一次面接が実質的な最終面接という場合もあります。事前に面談を行い、合致する度合いが高い応募者のみ面接を実際する場合などです。

そのため、書類選考が通った際には、面接の回数を聞いておくと安心でしょう。

まとめ|転職面接の対策に悩んだらJAC Recruitmentにご相談ください


最終面接への準備は、一次面接・二次面接の振り返り、そして最終面接ならではの質問への準備が大切です。

しかし、面接対策に時間が割けない、どのような対策をすべきか分からないということもあるでしょう。

そのような時は、私たちJAC Recruitmentにご相談ください。

最終面接の面接官である社長や役員への対応のポイント、経営課題や事業課題に対する意識に踏み込んだ質問への回答準備など、入念な面接対策のサポートも行っております。私たちJAC Recruitmentには、各業界に特化した専任コンサルタントが揃っています。お気軽にご相談ください。


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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。