HRBPの転職成功事例|トップダウンの環境から脱し、裁量権を持てる外資系企業へ

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公開日:2022/06/10 / 最終更新日: 2024/09/17

Kさん(女性/40代後半)

業 種
日系金融機関
外資系メーカー
職 種
人事(HRBP)
HRBP
年 収
1300万
1000万

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トップダウンの環境から脱し、現場のためになる仕事がしたい

日系の金融機関に20年以上勤務。そのうち人事の経験は約15年、直近の数年間はHRBPを担当していました。転職活動に踏み切ったのは、50歳を目前にして、「もっと自分が理想とする人事にチャレンジできないだろうか」と考えるようになったからです。
今の会社は「トップダウン」の風土。私としては、もっと現場に寄り添い、現場を改善するような仕事を手がけたかったのですが、現状の経営方針では実現できる見込みはありませんでした。
けれど、40代後半という年齢で転職市場に出て、希望に合うポジションに出会えるチャンスがあるのかどうか――可能性を確かめたくて、JACに相談したのです。

面接で、「志を同じくする仲間がいる企業」を見極めた

コンサルタントの方から得た情報では、ある程度の裁量権を持てるポジションを狙うとすると、日系企業の求人では40代半ばを超えると厳しい……とのことでした。しかし、外資系企業であれば専門性を評価してもらえるため、可能性はあるとのこと。
外資系だと本国の方針に従うことも多く、「今のトップダウンの環境と変わらないのでは」とも思いましたが、コンサルタントの方から「現場をより良くしていきたいという同じ志を持つ仲間がいる企業を選べば、納得感を持って取り組めるのでは」と言われ、「確かにそうかもしれない」と。
そして、業種を問わず、私の志向に合いそうな企業をご紹介いただき、何社かに応募。面接を受けるなかで、「この上司・同僚なら信頼できる。一緒に働きたい」と感じられた企業に転職を決めました。
給与水準が高い金融業界からメーカーに移ったため、年収はダウン。しかし、そもそも年収維持にはこだわっておらず、「やりたい仕事をする」が最優先事項でしたので、納得しています。

コンサルタントの目線:「人事」以外の経験で身に付けたスキルのアピールが効果を発揮

HRBPのポジションでは、マネジメント層の課題を踏まえ、その目標と現状のギャップを埋めるための課題解決力が求められます。
私がKさんのご経歴をさかのぼって拝見したところ、人事職に就く以前の担当部署・職務で、子会社の社長などとやりとりをされていた経験をお持ちであることに気付きました。マネジメント層が抱える課題に対してサービスを提供してきたご経験を通じ、マネジメント層とのコミュニケーション力が養われていたのです。「選考ではその経験・スキルをアピールしましょう」とおすすめし、実際にプラスの評価を得られました。

専門職への転職においては、その専門職の業務スキルをアピールすればいい、という発想になりがちです。しかし、専門性以外の部分で求められる要素をつかみ、それに合う経験を伝えることが大事です。
「企業側が何を求めているか」「自身の経験のうち、どの部分をアピールすれば相手に響くか」は、転職活動に慣れていない方ほど、自身では気付きにくいものです。
私たちコンサルタントの視点と情報を活用していただきたいと思います。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
※当記事は2022年に制作したものです。


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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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