H.Kさん
(男性/30代後半)
メーカー
外部からという立場・ジレンマにより、事業会社への想いが次第に強く・・・
前職では、クライアントの業務変革やDXを中心とするコンサルティング業務に、従事していました。データサイエンティストと連携したマーケティング手法の最適化や、個別システムの統合やBPR対応、最近まではAI実装を意識したUXの高度化などを担当していました。5年以上もそのコンサル会社に在籍し、得た経験と知識は大きかったですが、コンサルという立場であるが故に、描いたプロジェクトを最後まで完遂出来ないジレンマもありました。また、毎日を慌ただしく過ごすため、幸福感が失われていました。次のキャリアでは、新たな事業を創造し、サービスの設計やローンチまで手掛けたいと思うようになり、転職を決意し、登録しました。
想定になかった提案 ~ 苦労の転職活動。しかし今は、事業の手触り感、フィット感のある充実した日々
同業界への転職しか考えていない活動でしたので、メーカーを提案されたのは正直驚きでした。自分の持つ経験が果たしてモノ作りに活かせるのかどうか不安でしたが、コンサルタントの方からは、自分が経験してきたキャリアを一緒に棚卸いただき、メーカーを選択肢に入れる理由を丁寧に説明頂けました。
転職後は、長年コンサル業界にいたことで物事を俯瞰して見る力が養われていたせいか、社内で手掛けるサービスや新製品がどれほど社会への提供価値があるのかを、周囲にアドバイスしています。今は持続可能な循環型のビジネスモデルを作り上げる立場で、経営や技術部門も一体となったプロジェクトで連携推進を行っています。オールドクラシックな会社なため組織上の問題もあり、日々大変ですが、一方で大切にしている文化や価値観、歴史観など、非常に学ぶべきことも多く、考えさせられることが多い毎日です。
コンサルでは味わえなかった手触り感が何よりも楽しく、毎日をワクワクしながら仕事をしています。
コンサルタントの目線:キャリアの棚卸だけでなく、将来の「ありたい姿」を明確にしアウトプットすることが重要
曖昧で不確実性の高い世の中でも、社会はめまぐるしいスピードで変化し続けています。AIがもたらす省人化や省力化、DXが引き起こす社会変革は、日本企業が国際競争力をつける起爆剤になり、各社も既存事業からの脱却を図るなど、まさに大変革の時代に突入してきたことを実感します。全産業が次の10年、20年を見据え、外部採用を強化する中で、転職先の選択肢が拡がっていることも事実です。キャリアの棚卸は当然必要ですが、これからの自分が生きる未来に、「何がしたいか」「何が出来るか」、「自分はどうなりたいか」など、明確なwillをしっかりと持って欲しいと思います。
当社では業界や職種に精通するコンサルタントが在籍しており、専門性を持って皆さんの「ありたい姿」を実現すべく、これからの時代を生き抜くキャリアを様々な角度からご提案させて頂きます。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。