T.T.さん
(男性/40代)
40代半ばの転職、同業界でしか転職できないと思っていました
勤務先の半導体メーカーが他社へ事業譲渡されたのを機に、転職を考えるようになりました。昇格のオファーもありましたが、技術者としての勘が落ちる前に新しい環境にチャレンジしたい気持ちから転職サイトに登録し、求人をチェックするようになりました。しかし、年齢も40代半ばにさしかかり、思い切ったキャリアチェンジは難しいだろうと思っていました。実際に転職エージェントから紹介される求人も半導体業界ばかり。新しい環境で再スタートを切るのは難しいかもしれないと思い始めた頃にJACに登録しました。
自分が考えてもない企業、異なった角度からの求人紹介
これまで半導体メーカーでFAEとして勤めてきたので、どの転職エージェントで半導体メーカーの求人の紹介がありました。しかし、JACからはある電機メーカーの購買戦略のポジションを紹介されました。
コンサルタントの方からは「半導体の部品選定に課題があり、半導体メーカーでの知見と回路設計の経験を活かせます」というアドバイスをいただきました。異業界で本当に自身の経験が活きるのか、正直なところ当初は不安でした。しかし、企業の課題や内部の体制など、求人票には記載されていない詳細な情報を伺い、自分の経験が活かせることが具体的にイメージすることができました。
コンサルタントの目線:現職の競合でないと年収が上がらないわけではない
今回は現職のお客様先の業界への転職で年収アップを実現されました。必ずしも同業界の競合転職でないと年収アップしないというわけではありません。昨今の製造業では、半導体の供給不足や次世代半導体の台頭から、半導体業界のプロを購買組織に置くケースが増えております。もちろん開発やFAEに強いこだわりを持つ方にはお勧めしませんが、自身のこれまでのエンジニアとしての知見を活かして、戦略・企画系職種だけでなく、購買や営業職など幅広いポジションをご提案することも可能です。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
※当記事は2022年に制作したものです。