M.T.さん
(男性/64歳)
セカンドキャリアを求めるも年齢がネックに
長年メーカーで製造畑を歩み、直近では本社の取締役を務めていました。役員定年も視野に入り、自分のキャリアを活かせる企業で第二の人生を歩みたいと思い、転職活動を始めました。
複数の転職エージェントに登録し求人に応募するものの、年齢がネックとなり書類選考にすら通らない状況が続いていました。企業の組織構成上、顧問や役員の求人数は決して多くないことは理解していましたが、転職活動は予想以上に苦戦し、自分の経験は企業から求められていないのではないかと思うこともありました。
そういった中で登録していたJACから、私に紹介できる求人がいくつかありますというご連絡を頂き、コンサルタントの方にお会いしました。
入社後に即戦力として利益向上とコスト圧縮に貢献
面談で紹介いただいた求人の中に、内定先となる中小食品メーカーがありました。この企業は規模は小さいながらも生産設備の増築予定があり急成長していた一方で、生産管理や設備保全に長けた人材が不足していました。当初は課長職で募集されていたようなのですが、JACが社長と直接面談し、経営と現場の両サイドから生産全般をカバーできる顧問職としてのポジションに軌道修正されたばかりの求人でした。まさに私のスキルも活かせるでしたので、応募したところ書類選考に通過し面接にも合格。晴れて新しいキャリアをスタートすることができました。
入社後は前職での生産設備立ち上げの経験を活かし、工場増築費用の40%圧縮を実現できたほか、入社半年で数千万円単位の利益向上にも貢献できました。転職活動当初は自分のキャリアにニーズはないのかと落ち込むこともありましたが、新しい職場で期待に応えるパフォーマンスが出せたことに喜びを感じています。
コンサルタントの目線:経営者の悩みを具体化し、最適な人材を紹介できる提案力があります
M・Tさんも仰っていたように内定先の企業は当初、課長職で採用を進めていましたが、マッチする方が見つからず、長期間ポジションが空いている状況でした。そこで社長と直接お話する機会をいただき、募集の背景や自社の課題を伺ったところ、製造設備全般の管理だけでなく、就任したばかりで経験が不足している2代目社長を経営面で支えるベテランが必要だとわかりました。そこでJACから課長ではなく、役員を経験し企業経営のノウハウを持った人材が採用できる顧問職での採用をご提案し、M・Tさんをご紹介しました。
JACでは転職者の方だけでなく、企業のニーズや戦略もきめ細やかに伺っています。企業が本当に必要としている人材をご提案することで、他社には無い求人を創出し、新たな企業と人材のマッチングを実現します。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。