T.Aさん(男性/40代)
長時間残業と土日出勤が恒常化。家族との時間も大事にしたいと転職を決意
私は、新卒で日系大手システムベンダーに就職し、約20年間、SEとして開発案件に従事してきました。さまざまなプロジェクトを通じて下流工程から上流工程まで経験し、大規模なITインフラ開発プロジェクトでも中心メンバーとしてアサインされるなど、中堅社員として上長からも高く評価されていました。しかし、受託業務という特性上、プロジェクト都合で勤務時間が長くなることが多く、残業時間が毎月100時間以上・土日出勤も多くなり、健康面に不安を覚えるようになりました。
家族との時間も確保できる環境で働きたいという思いが強くなり、転職を決意するようになりました。
前職での経験を高評価するメーカー企業に転職。マネージメント職で待遇アップも実現
JAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルタントの方から、自身の経験が活かせて、かつワークライフバランスも改善できる企業を基準に求人を紹介していただきました。受託開発中心のSIerではなく、自身の仕事の采配次第で残業時間も抑えられる事業会社の社内SE部門に4社応募させていただき、最終的には大手化学メーカーへの転職を決めました。
面接ではこれまでの実績だけでなく、部下や後進の指導への意欲をアピール。マネージメントの立場から企業のシステムインフラを支えたいという今後のプランを伝えるようにとアドバイスをいただき、事前に面接対策を実施していただきました。
その結果、前職での経験に加えて今後のキャリアプランを評価され、内定となりました。現在では残業時間は月20時間以内に収まり、管理職になったことで年収も大幅にアップし、満足のいく転職となりました。
コンサルタントの目線:転職で重要なのはキャリアの棚卸し。外せない条件に優先順位をつけた求人選びが成功の鍵に
転職活動において重要なのはキャリアの棚卸しと、今後の転職で何を実現したいのかというキャリアパスの整理です。この方の場合、前職での長時間労働がネックとなり、ワークライフバランスが整った環境に転職したいというのが第一希望でした。
そこからこれまでのキャリアを棚卸ししながら職務経歴書を作成していくなかで、組織マネージメントと後進育成に強い関心を持たれていることがわかりました。JACでは短期的なキャリアパスだけでなく、長期的な目標やご自身が大事にしたいビジョンに寄り添ったコンサルティングを提供しています。これまでの経験から強みとなる要素を引き出し、応募先企業の即戦力となれることをアピールできるよう一緒に準備していきましょう。
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