T.Aさん(男性/40代)
もう一度自分の強みであるグローバルに関わる仕事がしたいと思い転職を決意
前職では、長きに渡り欧米の海外拠点の責任者として事業運営や販路拡大に取り組んできました。グローバルの顧客に関わる楽しさ、責任感、やりがいを感じておりました。その後本社の商品企画、マーケティング部門にて業務に取組んでおりましたが、内向きの仕事が中心で、グローバルの視点で仕事をすることが難しい状況でした。もっと海外顧客と近いところで仕事がしたいという気持ちが日に日に強くなる中、会社の方向性も海外より国内重視という方針転換も重なってしまいました。もう一度海外と関わり、やりがいを持って働きたいと強く思うようになり、転職を決意しました。
視野を広げたことで自身の希望する求人と出会えた
元々は海外事業に関われるという軸はもちろんのこと、商材や業界の親和性も大事にしておりました。ただなかなか希望を満たせる求人に出会えずにいた際に、現職の紹介を受けました。当初は業界が違うことから応募に躊躇っていましたが、コンサルタントから自身の海外事業の経験の豊富さがあれば業界・商材は変わっても十分に対応できると聞きました。そこから現職へ応募し、面接を重ねる中で自身に求められる役割と、自身のやりたいことがマッチしていると強く感じ、現職への転職を決意しました。当初は自身の年齢もあり業界や商材が違うことに不安もありましたが、海外拠点での豊富な経験があれば評価頂けることが分かりました。また年収は前職の大手メーカーよりは少し下がりましたが、自身の軸であったグローバルに関われるというやりがいを叶えられ、本当に良い転職となりました。
コンサルタントの目線:転職者様の可能性を引き出し、ご希望に近づけるキャリアをご提案
海外事業に関わる転職を叶える際に大事なことは、可能性を拡げることです。それは自身の経験の可能性を拡げること、選択肢の可能性を拡げるの2つです。
自身の経験の可能性を拡げるには、キャリアの棚卸をすることが大事です。海外での経験と一口でいっても、
「どのエリアの商習慣に精通しているのか」「拠点立上げの経験がある」「販路拡大の経験がある」「工場運営まで経験がある」
等で、採用企業様の見方は変わってきます。
ご自身が経験した全てのことを洗い出し、強みを整理する必要があります。選択肢の可能性を拡げるには、いったん、幅広く見ていくことです。
特に海外展開に力を入れている企業様は中小企業のメーカーや商社が多く、ニッチな製品だがグローバルに強みを持っている企業様も多数存在します。大手企業だと既にグローバル展開が成熟しており、人手も足りていることから中途で採用することは多くありません。ですが海外展開を強化したい、苦戦しているために立て直したい、これから強化したい、と考えている中小企業は多いです。
JACでは、知名度はなくとも高い技術力や製品を有する企業様、これから成長が期待できる企業様とのパイプも多く、「転職前には知らなかったけど、JACを通して初めて知った」という企業様への転職成功例も多数、ございます。
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