T.Aさん(男性/40代)
海外駐在で得られた経験を活かし、裁量を持って働きたい
これまで日系大手自動車部品メーカーで十数年に渡り、日本およびアメリカ拠点で開発業務に取り組んでいました。アメリカでは日本で行っていたような開発業務だけでなく、マーケティングやテクニカルサポート、ローカルスタッフのマネジメントなど、少数拠点ならではの幅広い業務が経験できました。
アメリカ駐在中は非常に満足していましたが、日本への帰任後しばらくして転職を検討するようになりました。日本の本社は保守的な組織風土で意思決定が遅く、仕事の裁量もかなり縮小していたためです。また、アメリカ駐在時に培った英語を使って、よりグローバルな環境で力を発揮してみたい、という思いもありました。
当初は視野に入れていなかった異業界への転職に成功
数社の転職エージェントに登録し、活動を進めていました。JAC以外の転職エージェントからは、これまでの私の経験に近い、日系自動車部品メーカーの求人を多くご紹介いただきました。一方、JACの担当コンサルタントからは外資系化学メーカーを数社ご紹介いただきました。
私は当初、化学業界への転職は難しいと考え、選択肢に入れていませんでしたが、求人内容を細かく説明いただき、徐々に経験が活かせそうなイメージを持つことができました。
また、担当コンサルタントが各企業に個人情報を伏せたかたちで事前に可能性を探ってくださったことも後押しとなりました。数社から、「私の経歴に興味を持っている」との回答が得られたため、自信をもって応募できましたし、結果的に希望が叶う企業に転職することができました。
業界は大きく変わりましたが、これまでの自動車業界での経験を活かすことができていますし、グローバル組織の中で裁量を持って働くことができており、大変満足しています。
JACの担当コンサルタントのご提案がなければ、なかったご縁ですので非常に感謝しております。
コンサルタントの目線:転職マーケットの動向を理解したコンサルタントが、可能性を広げるご提案をいたします
今回のご相談者様のように、「自分の経験は今いる業界の中でしか活かすことができない」と考えていらっしゃる方は多いです。しかし、実際には今回のような転職事例は少なくありません。EV化が進む中で、自動車部材の軽量化は非常に重要なテーマとなっています。部材の材料を供給する化学メーカーにとっては、顧客である完成車メーカー、部品メーカーの声を取り入れて開発に活かしたいというニーズがあり、異業界からの採用にも実は非常に積極的です。
JACでは業界動向を理解した専門性の高いコンサルタントならではのご提案が可能です。ご自身がこれまで想定されていなかったけれども、ご興味を持たれるような求人に巡り合えるかもしれませんので、是非ご相談ください。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
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