K.S(男性/30代)
営業として、自信のない商品を売るのは空しい。
転職のきっかけは、ひとことで言うと「売っている商品に自信が持てない」ことでした。もともと英語力を活かしたお仕事をしたくて、新卒で電子部品メーカーに入社して貿易事務の仕事をしました。その後、海外営業の部署へ異動になりました。海外出張も多くて、欧米などで販路開拓も担当して、結構楽しんでいたんです。「この仕事合ってるね」なんて言われて…。
でもどうも気になっていたのが、その販売している商品の弱さ。先輩とか、「売れればいい」と割り切ってる人もいたけど、私はそうなりたくないっていうか…。こんなに頑張って売っているものが、納得できない商品だということがストレスになっちゃったんです。他にもいろいろ転職を考えた理由はあったけど、一番はこれですね。
転職することで問題は本当に解決しますか?
求人サイトを見ていたんですが、どう踏み出していいかわからなくて…人材紹介会社に初めて登録しました。 面談ではじっくり話を聞いてくれて、驚きましたね。仕事を辞めちゃってから探そうかとも思ってたんですが、担当コンサルタントの方が、まずは仕事をしながら転職活動をした方が焦らずに納得のいくところに転職できるから、と色々やり繰りする方法を教えてくれたんです。でも「転職をすることで問題は本当に解決しますか?」とも聞かれて、ドキッとしました。
転職の条件についても、漠然と英語も使いたいし海外へ行きたいから外資に転職かな?と思っていたんですが、いただいたキャリア棚卸シートに記入していたら、冷静に今の会社の良いところと嫌なところが解ってきました。頭の中が整理されて、日本のいい製品を海外に売りたいという目標が見えてきて、一歩踏み出せました。
転職活動って少し孤独ですよね。社内の人には言えないし、家族に反対されたりするし…でも、コンサルタントの方に気軽に相談できたから、最後まで転職活動をやり切れました。入社した自動車部品メーカーにはまだ慣れないところもありますが、以前のようなストレスはないため、とても楽しくやっています。日本で3年~5年働いた後には海外勤務の可能性もあるので、頑張ります。
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