【半導体エンジニア転職事例】40代後半・先端半導体の研究開発からパワー半導体へ

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公開日:2024/05/17 / 最終更新日: 2024/06/26

Tさん(男性/40代後半)

業 種
外資系半導体メーカー
国内半導体メーカー
職種
研究開発
開発
年 収
1500万円
1100万円


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キャリアの終盤は、日本企業に貢献したい

外資系半導体メーカーの研究開発職として海外に勤務していましたが、プロジェクトに区切りがついたタイミングで帰国・転職を決意しました。50代を見据え、キャリアの終盤は日本企業に貢献したいという思いが強くなっていたのです。

しかし、これまで手がけてきた先端半導体のプロセス開発の経験を生かせる求人は、当時の国内では見つかりませんでした。そこで、経験・スキルを転用できて、かつ日本が世界と勝負できる強さをもつ分野を目指そうと考えました。JAC Recruitment(以下、JAC)に登録してその考えを伝えたところ、コンサルタントの方から提案されたのが「パワー半導体」です。

「世界と戦って勝てる」可能性に魅力を感じ、入社を決意

パワー半導体では日本企業が強いということは以前から認識していました。パワー半導体分野の現在の市況や各社の戦略、私の経験・スキルが生かせるポイントなどについてJACの転職コンサルタントから情報提供を受け、強い興味をもちました。パワー半導体が、口径200mmから300mmへシフトしていく展開など、面白そうだと感じたのです。他にも幅広い求人の選択肢を提案いただき、装置メーカーや材料メーカーなどにも応募はしたのですが、パワー半導体に注力する企業の面接で話を聞き、パワー半導体への志望度が高まりました。

前職は外資系で海外勤務だったため年収が高く、日本企業の今回のポジションに移るとなれば大幅な年収ダウンを覚悟しなければなりませんでした。しかしながら、企業側は私を高く評価し、本来の年収上限規定を超えた額を提示してくれたのです。その気持ちを嬉しく思い、何より「日本企業で、世界で戦って勝つ」ことを最重視していましたので、入社を決めました。

コンサルタントの目線:パワー半導体が未経験でも転職のチャンスはある

パワー半導体への投資が活発化して、企業の採用熱がかなり高い市況下での転職活動。しかし、非常に優秀で実績があるTさんにも、転職実現へのハードルがありました。応募先企業では、それまで年齢が高い人を中途採用した事例が多くなかったのです。40代後半という年齢と経験・スキルのバランスがどう評価されるかは未知数でした。そこで、コンサルタントとしては、企業から聴いていた課題やニーズを踏まえ、Tさんの強みがどのように生きる可能性があるかをお話しし、推薦しました。面接に進むと、高く評価され、採用に至ったのです。

パワー半導体を強化する動きは引き続き活発で、パワー半導体の経験がない方の採用実績も出ています。ご自身の経験・スキルが、パワー半導体分野のどのような企業・ポジションで生かせるかをアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。


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この記事を監修した転職コンサルタント

宮岸

宮岸

エンタープライズディビジョン 半導体チーム マネージャー

大学卒業後、大手半導体専門商社へ入社し、半導体製品のFAE(フィールドアプリケーションエンジニア)として技術サポートおよび拡販業務を担当。その後、JAC Recruitmentへ入社し、半導体業界専任コンサルタントとして半導体デバイス・製造装置メーカーでの転職支援に強みがあります。半導体業界の幅広い職種・企業への知見を活かし、お一人お一人のキャリアに応じたご提案を心がけております。