【半導体エンジニア転職事例】役職定年で年収大幅ダウンから一転、年収400万円アップで転職

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公開日:2024/05/17 / 最終更新日: 2024/07/02

Fさん(男性/60代前半)

業 種
半導体メーカー
半導体メーカー
職種
メモリ設計エンジニア
メモリ設計エンジニア
年 収
800万円
1200万円


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役職定年を機に、仕事内容は変わらず年収が大幅ダウン

半導体メーカーでメモリ設計エンジニアとして勤務してきました。役職定年を機に年収が下がったのですが、仕事内容がこれまでと変わらないことに納得がいかず。すでに60代に入っていましたが、転職の可能性を探ることにしました。どうしても以前と同じ年収水準まで戻したかったわけではなく、「年齢」という条件だけでスキルの価値評価が下げられることに不信感を抱いていたのです。JAC Recruitmentに伝えた希望条件は、「これまでの経験を生かせる」「自宅から通える範囲」と、シンプルなものでした。

本来なら選考対象外。しかし、「経験が生かせる」と採用に

私の経験がマッチする求人としてJACの転職コンサルタントの方から提案を受けたのが、半導体メーカー・A社です。開発案件を多数抱えており、とにかく「手を動かせる人」がほしいというニーズが強いとのこと。ただ、組織の平均年齢が上がっており、年齢バランスを整えるため、30代までの若年層の採用を想定していたのだそうです。それでもJACのコンサルタントは、A社が抱えている現状の課題を、私であれば解決できると確信したようです。A社はこれまで若手を多く採用していたため、「プロジェクトリードができる」「技術面でもサポートが可能」と、A社に私を強く推薦いただき、面接が設けられました。結果、通常は3回面接を行うところ、1回目の面接に社長も出てきてくださり、その日のうちに採用が決まりました。年収は、前職の役職定年後の金額より400万円アップとなりました。

コンサルタントの目線:「その企業の課題を解決できる人かどうか」を重視してご紹介

実のところ、Fさんを最初にA社にご紹介したときは、やや難色を示されていました。もともとの採用ニーズは「未経験でもかまわないので若年層を増やしたい」という内容でしたので、無理もありません。しかし私の視点では、「A社がFさんをみすみす逃すのはもったいない」と考えていました。「これほどの実績がある方と出会えるチャンスはそうそうない。お会いになれば分かります!」と強くお伝えした結果、想像どおり面接で高く評価され、採用に至ったのです。入社後、Fさんはメモリ設計の第一線で活躍されており、A社からは「この方を採用できて良かった」という声をいただいています。 現在、半導体業界では経験者のニーズが非常に高まっています。60代のFさんが受け入れられたように、ミドル・シニア層の方が即戦力性を評価されて採用されるチャンスが広がっています。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。


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この記事を監修した転職コンサルタント

高橋

高橋

横浜支店 プリンシパルコンサルタント

LSI設計(アナログ・デジタル)、電気設計(電気設備・制御)、回路設計(PCB含む)を専門としているプリンシパルコンサルタント。上記以外にも、国内・海外営業、国内外調達、プロジェクト管理、品質管理まで幅広く紹介経験があります。現在は採用企業、および、関連業界出身者へのご対応を双方で担当しており、企業様と転職希望者様、一貫しての採用/転職成功のサポートを実施しています。