発注側経験を生かして、あえて請負で頼られるシニア転職

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公開日:2024/04/18 / 最終更新日: 2024/09/13

Hさん(男性/60代)

職 種
発注側での工事監理業務
新たな環境での工事監理業務

前職では確認業務や検討業務はあるものの、発注側という立場での建築業界への関わりでした。長くこの業界に就いていたことで、さまざま案件を見てきましたが、設計に携わった集大成を考えるにあたり、自身としてどのような社会貢献があるかを考えておりました。
いわゆる階層社会を意識すれば、転職をするのではなく、安定した現職の再雇用を求めて条件が下がっても勤続することが一般的だと思います。しかし就業人口が高齢化する業界だからこそ、今の条件維持ができないならばと、あえて技術を苦心する企業に就業機会を探し、転職に踏み切りました。
ミドルクラス・ハイクラス層に強いと評判があったJAC Recruitment(以下、JAC)は、どのような提案をしてくれるのかと登録し、面談を行いました。

技術での社会貢献を考えた際に、自身の経験を活かし、発注側の意図を組んだ情報は提供できる確信はありました。一方で転職活動自体が非常に久しぶりでしたので、年齢は若くてもプロ相手との気持ちで相談しました。キャリアコンサルタントから今回は次の3つの要素があるとの話を受け、納得し、今に至ります。
①公開案件にマッチングしようとするのではなく、JACと企業の関係性から新たにポジションを作る
②自身のやりたい事と企業の求める事、交わっている部分が社会価値という再認識を持つ必要性
③マネジメント、プロフェッショナルという立ち位置にこだわらず、現在から改善される事が何かと考える

なかでも、特に①には半信半疑でした。しかし確かに雇用する側の事情もあると感じられ、案件紹介だけの会社と異なり自分の転職活動に寄り添っていただけたと思います。転職完了後の今でも連絡を取り続けております。

コンサルタントの目線:ご登録者様と企業様双方への介在価値

「若手の大量採用では、企業課題を解決できない」といったお話しを伺うのが、この領域の特徴でもあります。そのような背景がある中で、本件は、シニアとなってからの長期就業・ベテラン知識による企業課題の解決と、非常にWIN-WINの関係が結べ、JACが介在価値のあるご転職の支援になりました。
ネット社会となり、検索すれば求人情報だけでなく、通説や一般論などの情報を得ることはできます。しかし、長期就業したご自身の実績こそが転職で軸となるものなので、先入観なく、日々、企業とやり取りしているJACのキャリアコンサルタントと向き合っていただければ、お役に立てることはあると感じております。
雇用側の背景には、欠員補充や組織強化以外にも多々理由や考えがあるので、機械では対応できないマッチングこそが、人と人をつなぐ弊社のサービスの根幹です。

※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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