Fさん(男性/40代後半)
自社事業が縮小へ。もう一度「事業立ち上げ」に携わりたい
大手電機メーカーで医療機器事業の立ち上げに携わり、そのまま子会社に転籍して薬事関連の経験を積んできました。
しかし、私が担当するプロダクトが縮小されることになり、退職を決意。「事業立ち上げ」のやりがいや面白さを再び感じたいと考え、医療機器分野の新規事業を手がけるベンチャー企業などを視野に、転職活動を開始しました。
JAC Recruitment(以下、JAC)からは、医療機器メーカーをはじめ、医療機器事業に参入する異業種メーカー、医療機器ベンチャー企業など、さまざまなフェーズの企業を選択肢として提案いただきました。
ヘルスケア分野の新規事業に取り組む企業を選択
複数の企業に応募し、大手精密機器メーカーからもオファーを受けましたが、私の経験がもっとも生かせると判断したのが大手電子部品メーカーのA社です。
高性能な電子部品を強みとするA社は、数年前からヘルスケア事業に参入。医療機器の開発段階から参画して市場に出るまでをリードできる薬事戦略の責任者を求めていました。その採用にあたり、私の経験・スキルがA社の求める人材像に合致したようで、年収100万円以上アップの報酬を提示いただきました。
私としても「事業立ち上げ」にチャレンジできるところに魅力を感じ、入社を決意しました。
コンサルタントの目線:経験・スキルだけでなく「志向」も踏まえて企業を提案
「SDGs」「ESG」への取組みが企業の「価値」と評価されるようになっている昨今、電気・電子、機械、化学などのメーカーでは自社技術を生かして「ヘルスケア」への貢献を目指す動きが活発化しています。
新規事業立ち上げ・推進にあたり、Fさんのようにヘルスケア企業で経験を積んだ方が採用されるケースが増えています。
JACのコンサルタントは、経験・スキルだけでなく「志向」も踏まえたご紹介を大切にしています。A社の開発責任者や人事トップとの対話を重ね、同社の理念・風土なども細かくヒアリングしていたため、Fさんの志向に合うと判断し、ご提案しました。
Fさんは「転籍」経験はあるものの、基本的には1社経験であり、転職の経験がありませんでした。だからこそ、風土やカルチャーに関する情報をご提供したことで、安心してご決断いただけたのだと思います。
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