Mさん(男性/30代半ば)
ワークライフバランスを整えたい
大手ゼネコンで設備施工管理を務めた後、大手設備機器メーカーへ転職しました。転勤の多さを改善するための転職でしたが、やはり状況はほとんど変わらず…家族と過ごす時間を大切にしたくて再度転職を決意しました。
転勤・出張が少ない企業で腰を落ち着けて働きたいと考えていましたので、当初はビル管理、PM(プロパティマネジメント)、CM(コンストラクションマネジメント)などを転職先として想定。
ところが、JAC Recruitment (以下、JAC)のコンサルタントの方からは、想定していなかった求人の提案を受けたのです。それは、大手事業会社A社の脱炭素新規事業企画職のポジションでした。
施工管理現場の知見・経験を、異業種企業の新規事業に生かす
A社は、建設業界における脱炭素関連の新規サービスを普及させるにあたり、ユーザーとなるゼネコンや設計事務所に対するサポートができる方を求めていました。その新規事業部門にはすでに営業系のメンバーがアサインされていましたが、技術知見を持ち、建設の「現場」を理解しているメンバーが必要だったようです。私はこれまでエネルギーマネジメントシステムを手がけ、顧客との折衝も行ってきましたので、その経験が合致。「1級建築施工管理技士」ほか複数の資格を保有していることも評価いただき、採用に至りました。
思いがけない出合いとなりましたが、これまでエネルギー関連設備でのコストマネジメントにも携わってきたため、この事業に共感。推進することで社会にも貢献できるやりがいがあります。なお、転勤・出張もなくリモートワークも可能なので、「ワークライフバランスを整える」という転職目的も達成できました。
コンサルタントの目線:業界の枠を超え、ご経験を生かせる求人を提案
建設業界の方の転職の動機として「転勤の多さ」「ワークライフバランス」を挙げる方は多数。しかし、面接でそのままそれを伝えると、当然ながらマイナス印象につながります。きっかけはそうであっても、これまでの経験・スキルをどのように生かしていきたいかをしっかりと語ることが重要です。加えてMさんに対しては「事業への共感」や「チームワーク」など、A社が選考で重視する観点についてご自身の考えや思いを整理していただきました。
SDGs関連の新規事業では、「経験者」がいないケースも多数。企業側は「求める人材要件」の定義に悩むこともあります。そこで、私たちコンサルタントが、「どのような人物であればこの業務を遂行できるか」「親和性があるのはどのような経験・スキルか」を考え、転職希望者の方々の経歴・志向とマッチングを図って提案しています。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。
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