女性管理職の転職成功事例|男性社会の企業へ女性活躍のロールモデルとして転職

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公開日:2023/05/08 / 最終更新日: 2024/08/07

Yさん(女性/50代前半)

業 種
大手メーカー
矢印
大手メーカー
職種
管理部門の課長職
矢印
管理部門の部長職
年 収
1,100万円
矢印
1,500万円

50代を迎え、先が見えてきた。でもまだまだチャレンジしたい

大手メーカーの管理系部門で課長を務めていました。会社に対して特に不満はなかったのですが、50代を迎え、この先が見えると、行き詰まりを感じました。まだまだ新しいチャレンジがしたいという気持ちがあったのです。そこで、転職の意志は固まっていませんでしたが、JAC Recruitment(以下、JAC)に相談してみました。

コンサルタントの方から紹介されたのが、現職とは異なる業種の大手メーカー・A社。私の「英語力」「グローバルでの経験」「経営トップに近い立場での経験」が、A社の求める要件にマッチしていたのです。

経営陣との面談で、風土改革に対する「本気」を感じた

コンサルタントの方からは、A社が抱える重要な課題・採用目的を聞きました。A社にとっては、これが初めての「女性幹部採用」とのこと。A社はその業種特性から、男性中心の風土が根付いています。世の中で「女性活躍推進」の動きが高まるなか、自社内に女性管理職候補が育っていないことに危機感を抱いていたのです。そこで、これから女性活躍を推進していく第一歩として、ロールモデルとなる女性幹部を登用しようと考えていたのでした。

そうした背景を理解したうえでA社の経営陣との面談に臨んだところ、「この会社は本当に変わろうとしている」と感じました。私が入社することで組織風土の改革につながる――自身の経験を生かして貢献できることに価値を感じ、入社を決めました。

コンサルタントの目線:企業の意識・姿勢を見極め、活躍イメージを描くことが大切

このYさんの転職は、3年ほど前にさかのぼります。Yさんが入社後に活躍されたことで、いわゆる「男性社会」だったA社の空気が変わり、その後も続けて女性幹部を採用。女性管理職が増えたことで、社内から女性管理職を登用する風土も醸成されています。

実は、最初はお互いに手探り状態でした。A社の経営陣は本気で女性活躍推進に取り組もうとしてはいるものの、外から来るYさんが実際に推進できるのか、確信が持てなかったようです。しかし、YさんがA社の意志を受けて「ロールモデルになる覚悟」を決めたことで、A社は「この人なら成し遂げてくれるかもしれない」と期待を寄せ、採用に至ったのでした。

昨今は、「サステナビリティ」への意識の高まりから、あらゆる企業が女性幹部の採用に動いています。管理職経験を持つ女性にとっては求人の選択肢が豊富な状況。しかし、経営陣がどこまで本気なのか、自身の経験がどれだけ生かせるのか、どんなキャリアを築いていけるのかを見極めて選ぶことが大切です。私たちJACのコンサルタントは、皆様が納得して決断ができるよう、判断材料となる情報を集めてご提供します。

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この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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