転職エージェントの土日利用について解説

公開日:2024/08/07 / 最終更新日: 2024/08/09

転職活動を進めるなかで、平日の時間確保が難しい方も多いのではないでしょうか。特に現職の業務が忙しく、転職活動に割ける時間が限られている方にとって、土日や祝日に転職エージェントを利用できるかどうかは重要なポイントとなります。
本記事では、土日に利用可能な転職エージェントの対応について、ハイクラス転職のJACが解説していきます。平日が忙しい方向けの転職エージェントの活用方法も紹介していますので、転職活動中の方はぜひ参考にしてみてください。

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転職エージェントよって各社対応状況が異なりますが、大手の転職エージェントでは「土曜日」は営業していることが多いです。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

転職エージェント

転職エージェント全体の傾向として「土曜日」は営業としていることが多いです。ただし、日曜日や祝日は原則対応していない転職エージェントが多いため、注意してください。
転職活動は現職を続けながら並行して行うことが一般的です。そのため、平日に時間を確保することが難しい転職希望者が多く、転職エージェント側もそれに対応するために土曜日営業に対応しつつあります。土曜日も平日と同様に18時頃まで営業としている転職エージェントが多い傾向があります。

「土曜日営業は対応できるサポートが少ないのでは」と考えられることもありますが、土曜日営業の場合も平日と同等のサービスを提供している転職エージェントが多いです。そのため、土曜日でも面談や相談、求人の提案といったサポートが利用可能です。

転職エージェントは、転職希望者側が無料で利用できるサービスです。これは土日に営業していた場合でも例外ではなく、追加料金が発生することはありません。
なお、転職エージェントは原則無料で利用できますが、「有料の転職支援サービス」も存在しています。ヘッドハンティング型の転職サイトでの有料会員制度、キャリアトレーニングのようなサービスは、転職希望者側も有料ということがあります。転職エージェントと混同しないよう、注意して利用してください。


転職エージェントを土日に利用する場合は「事前予約」することを推奨します。転職活動の性質上、どうしても利用者の時間帯は休日である土曜日や、仕事終わりの平日夜に集中してしまいます。そのため、アポを取らずに連絡を入れても担当者の手がいっぱいの可能性があります。
また、担当者側も忙しいタイミングに限られた時間を使うことになるため、事前予約の際に具体的な相談内容も伝えておきましょう。例えば、「書類添削を希望」「面接対策をしたい」「キャリアの方向性を相談したい」などです。メールで事前予約をする場合はもう少し深掘りした内容も記載しておきましょう。
土日に転職エージェントを利用する場合は「事前予約」と「相談内容を事前に伝えておく」ことで、担当者側も準備して面談に臨むことができ、より質の良いサポートを受けられるでしょう。


2024年の現状では、企業側も土日に選考面接を実施するケースが増えてきました。

日本の終身雇用はもはや古いものとされ、転職は一般的となりつつあります。そのような昨今、多忙な業界では平日に面接の時間を確保することが難しい場合もあるため、土日に面接を実施する企業も増えつつあります。特に、IT企業やベンチャー、スタートアップ企業では柔軟な働き方を推進している企業が多く、土日に面接を実施していることも少なくありません。
対応状況は企業によって異なり、依然として平日しか対応していないこともあるため、事前確認は必須となります。転職エージェントへ「土日に選考面接が受けられる求人を紹介してほしい」と依頼したり、土日の面接実施を交渉したりしてもらうことも可能です。

また、原則平日に選考を実施しているものの「魅力的な応募者が土日しか対応できない」となった場合に、特例で土日に面接を実施するケースもあります。普段対応しない企業が土日対応してきたということは、期待値も高いと考えられるので、一層事前準備に力を入れて面接に臨みましょう。
もし、土日に面接を実施してもらった場合、「お休みのところ、お時間をいただきありがとうございます」と、土日に実施してくれたことに対する感謝を、面接の場で忘れずに伝えるようにしましょう。
土日の選考にも柔軟に対応している企業も増えつつあるため、転職エージェントと連携しつつ、スケジュール調整をしてみてください。


1. あらかじめ担当エージェントに連絡可能な時間帯を伝えておく
2. Web面談や電話を活用する
3. 平日の夜19時~20時頃に相談する

平日が忙しく、転職エージェントを利用するにもなかなか時間が取れないという方も多いでしょう。土日に利用できればそれが最善ではありますが、混雑しやすいタイミングということもあり、利用しにくい場合もあります。

現職を続けながら転職活動をしている方が多く、平日に時間を取りづらいということは、転職エージェント側も理解しています。そのため、土日営業だけでなく平日夜遅くまでの営業や、Web面談などでスキマ時間に対応してくれる転職エージェントもあります。

ここでは、平日に忙しい方でも転職エージェントを活用する方法を紹介していきますので、参考にしてみてください。

転職エージェントの賢い使い方・登録や面談の流れを現役コンサルタントが解説

平日が忙しく、対応できる時間帯が少ない場合は、あらかじめ連絡可能な時間帯を転職エージェントへ伝えておきましょう。担当者側は候補者のスケジュールに合わせて効率的なコミュニケーションを図ってくれるようになります。もしくは、「この時間帯は対応できないことが多い」と伝えるだけでも、担当者は動きやすくなります。
相談や電話での連絡をもらう場合は、「平日の朝8時から9時」「仕事後の19時から20時」「木曜日希望」など、希望する時間帯を提示すると良いでしょう。また、重要な連絡はメールで送るように依頼しておくと、仕事の合間に確認しやすくなります。
連絡可能な時間帯を明確に伝えておくことで、返事がない期間があったとしても転職エージェント側に理解してもらいやすくなります。少し時間が空いたとしても転職意欲が落ちている訳ではないことの理解にもつながりますので、忙しい中で転職活動を行う場合は、あらかじめ対応できる時間帯や曜日を伝えておくと良いでしょう。

転職エージェントの面談は来社して行うこともありますが、コロナ禍以降はWebや電話などの面談も増えてきました。現状の転職エージェントのほとんどでWeb面談に対応しているため、忙しい場合は希望してみると良いでしょう。
Web面談であれば移動の時間もかからないため、面談時間さえ確保していれば対応が可能になります。在宅勤務の場合や、帰宅してからの対応も容易です。

ただし、職場に関連する場所からのWeb面談を考えている場合は注意してください。同僚や上司に転職活動していることがわからないように、自宅やコワーキングスペースの通話ブースを活用してWeb面談を実施することを推奨します。

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転職エージェントは顧客の性質上、平日も夜遅くまで営業していることが多いです。会社によって異なりますが、19時~20時までは営業していることが一般的です。そのため、平日の仕事終わりに相談することも可能となっています。

ただし、この時間帯も土曜日と同様に混みやすいです。できれば事前予約をしておくと良いでしょう。このように、平日に忙しい方でも転職エージェントを活用する手段はいくつかあります。土曜日に相談したり、平日の場合でも夜の19時~20時頃やWeb面談を活用したりすることで、転職活動を前へ進めることができるでしょう。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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