プリセールスの転職事情|仕事内容や年収、転職動向を解説

  1. 転職マーケット×IT(通信/ソフトウェア/SI/コンサルティング)

公開日:2025/02/27 / 最終更新日: 2025/03/07

近年、IT業界で注目を集めているのがプリセールスという職種です。技術的な知識と営業スキルを兼ね備えた専門家として、企業の競争力向上に欠かせない存在となっています。クラウド、AI、IoTなどの先進技術の普及にともない、その需要は年々高まり、多くの企業が積極的に採用を進めています。プリセールスは、顧客のニーズを的確に把握し、最適なソリューションを提案することで、ビジネスの成長を促進する重要な役割を担っています。

ここでは、JAC Recruitment(以下、JAC)のIT専門コンサルタントが、プリセールスとはどのような職種なのか、仕事内容や年収、最新の転職・求人情報をご紹介します。

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プリセールスとは?


プリセールスは比較的新しい職種であり、詳細を知らない方が多いのが現状です。ここでは、プリセールスがどのような職種なのか、混同されがちな他職種と比較しつつ解説します。

プリセールスとは

プリセールスとは、ITシステムやソフトウェア製品の販売プロセスにおいて、営業担当者と連携しながら技術的な側面から顧客をサポートする専門職です。主な役割は、顧客のニーズを深く理解し、自社の製品やサービスを用いて最適なソリューションを提案することです。

プリセールスは、エンジニアとしての専門知識と営業的なスキルの両方を駆使して、顧客との信頼関係を構築しながら商談の成約をサポートします。以下では、プリセールスとほかの職種との違いを解説します。

プリセールスとセールス(営業)の違い

プリセールスセールス(営業)
技術的な観点から営業をサポート契約の成立や顧客との信頼関係の構築が主な業務
製品やサービスの技術的詳細を説明商談全体を管理し、契約獲得を目指す
顧客の技術的な課題に対する解決策を提案顧客との継続的な関係構築を担当

プリセールスとセールス(営業)は密接に連携していますが、役割には明確な違いがあります。セールスは顧客との商談全体を管理し、契約の成立を目指す一方、プリセールスは技術面を中心にサポートし、顧客に対して具体的な提案を行う役割を担います。

営業職(セールス)転職情報

プリセールスとポストセールスの違い

プリセールスポストセールス
販売前の技術的サポートと提案販売後の顧客サポートとフォローアップ
顧客ニーズの分析と最適なソリューション提案製品導入後の運用支援や問題解決
契約成立に向けた技術的な支援顧客満足度の向上と継続的な関係維持

プリセールスとポストセールスは、販売プロセスの異なる段階で活動する職種です。ポストセールスは製品やサービスの販売後に顧客をサポートし、導入後の運用支援やトラブルシューティング、アップグレードの提案などを行い、顧客満足度の向上と長期的な関係構築を目指します。

プリセールスとコンサルタントの違い

プリセールスコンサルタント
自社製品・サービスの販売を通じた課題解決顧客の経営課題や業務課題の直接的な解決
自社製品・サービスの説明や導入プランの提案オーダーメイドの解決策やアドバイスの提供
最終目標は売り上げ達成顧客の課題解決そのものが目的

プリセールスとコンサルタントは顧客に対する提案や専門知識の提供という点で類似していますが、その目的や提供価値に違いがあります。コンサルタントは顧客の経営課題や業務課題の解決を目的としており、専門知識やノウハウに基づいたオーダーメイドの解決策を提供します。一方、プリセールスの目的は自社の製品やサービスを活用して顧客の課題を解決へと導くことです。

コンサルタントとはどういう仕事?種類・役職別の仕事内容など全体観を解説

プリセールスとセールスエンジニアの違い

プリセールスセールスエンジニア
主に販売前の技術的サポートと提案販売前から導入後までの幅広いサポート
契約成立までの技術的な支援が中心契約後の導入サポートや運用の窓口も担当
専門チームに引き継ぐことが多い導入後のフォローアップまで一貫して担当

プリセールスとセールスエンジニアは、技術的な知識を生かして営業をサポートする点で類似していますが、その業務範囲には違いがあります。セールスエンジニアはプリセールスの役割に加え、契約後の導入サポートや運用の窓口まで業務範囲に含まれる点が大きな違いです。

プリセールスの仕事内容


プリセールスの主な仕事内容は以下の5つに分類できます。

  • 自社製品・サービスの紹介
  • 顧客ニーズのヒアリングと分析
  • 技術的な提案と解決策の提示
  • 質疑応答と技術サポート
  • 提案書や見積書の作成

これらの業務を通じて、プリセールスは営業チームと連携しながら、技術的な専門知識を生かして顧客との信頼関係を構築し、最終的な成約に貢献します。

自社製品・サービスの紹介

プリセールスは、顧客に対して自社の製品やサービスを技術的な観点から詳細に説明します。営業担当が概要を説明した後、プリセールスが技術的な側面からより深い説明を行います。この際、顧客のIT知識レベルに合わせて、専門用語を分かりやすく言い換えるなど、適切なコミュニケーションスキルが不可欠です。

顧客ニーズのヒアリングと分析

顧客が抱える課題や要望を正確に把握するため、詳細なヒアリングを行うのもプリセールスの仕事です。技術的な観点から顧客の現状のIT環境や将来的なニーズを分析し、最適なソリューションを提案するための基礎情報を収集します。

技術的な提案と解決策の提示

プリセールスはヒアリングで得た情報をもとに、顧客の課題に対する具体的な解決策を提案します。自社製品やサービスを活用した技術的なソリューションを設計し、導入によって得られるメリットや期待される効果を説明しなくてはなりません。

質疑応答と技術サポート

プリセールスは商談の過程で発生する技術的な質問に対して、専門知識を生かして回答します。顧客の疑問や懸念を解消し、製品やサービスの導入に向けた不安を取り除くことが役割です。

提案書や見積書の作成

技術的な側面から、具体的な提案書や見積書の作成をサポートすることもプリセールスの仕事です。顧客のニーズに合わせたカスタマイズ案やシステム構成、導入スケジュールなどの詳細な情報を盛り込み、受注につながる提案資料を作成します。

プリセールスの平均年収


JAC経由でプリセールスに転職した方の平均年収は約900万円で、ボリュームゾーンは700〜1,000万円です。

年齢層平均年収
20代500〜650万円程度
30代650〜1,000万円程度
40代700〜1,500万円程度
50代1,000〜2,200万円程度

また、外資系IT企業では、さらに高い年収を期待できます。

  • 日系の平均年収:750万円前後
  • 外資系の平均年収:1,000万円前後

管理職の場合、1,000万円から2,000万円を超えて転職する方もいます。

※当社実績(2024年1月~2024年12月)より

一方、プリセールスの平均年収は一般的に650万円前後とされていますが、年齢、役職、企業規模によって大きく変動するため注意が必要です。以下に一般的な年収について記載します。

年齢による違い

年齢層平均年収
20代前半350万円程度
20代後半450万円程度
30代600万円程度
40代以上850万円以上

年齢が上がるにつれて年収も上昇する傾向が顕著で、特に40代以上の場合、平均年収が800万円を超える高水準となります。

役職による違い

役職平均年収
一般社員500万円~700万円程度
外勤営業1,000万円~1,500万円程度
部長クラス(管理職)1,600万円以上

管理職になると、個人の営業目標だけでなく、チーム全体の目標達成も評価対象となり、より高いインセンティブを得られる可能性があります。

企業規模による違い

企業規模平均年収
10〜99人規模550万円程度
100〜999人規模600万円程度
1,000人以上規模700万円程度

大企業ほど平均年収が高くなる傾向があります。

プリセールスは、技術力とビジネススキルを兼ね備えた専門職として高い報酬が期待できる職種です。経験やスキルを積み重ねることで、着実な収入アップが見込めます。

プリセールスの最新転職・求人情報


プリセールスの2024年の新規求人数は前年と比較して130%程度に増加しています。特にソフトウェア業界やシステムインテグレーターでの求人が多い傾向です。

ここから、プリセールスに関する最新の転職・求人情報をご紹介します。

  • ●Youibot Robotics Japan株式会社:Pre-sales engineer(日本支社立ち上げメンバー募集)【勤務地:東京】
     求人情報はこちら
  • ●シーメンス株式会社:Presales Solutions Consultant_Simulation Autonomy【勤務地:神奈川】
     求人情報はこちら
  • Dahua Technology Japan合同会社:プリセールス(世界シェアNo.2の監視・防犯カメラメーカーの日本法人/第二新卒、若手人材可)【勤務地:東京】
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  • ●ダッソー・システムズ:プリセールス/Digital Manufacturing領域担当【勤務地:東京】
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  • 株式会社NTTデータ:Salesforceプリセールス(Salesforce Partner Awards受賞企業)【勤務地:東京】
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  • 三井住友カード株式会社:BtoC向けのデジタル決済ソリューションの営業担当【勤務地:大阪・東京】
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  • サイバネットシステム株式会社:流体解析または構造解析ソフトウェアのプリセールス業務【勤務地:愛知・大阪】
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  • 三菱電機株式会社:防衛省向けWargameシミュレーションシステムにおけるシステムエンジニアリング業務【勤務地:神奈川】
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※求人の募集が終了している場合もございます。ご了承ください。(2025年2月最新)

プリセールスに求められるスキルや経験


プリセールスに求められる主なスキルや経験は以下のとおりです。

  • ●技術的知識
  • ●コミュニケーション能力
  • ●プレゼンテーションスキル
  • ●問題解決能力
  • ●ビジネス理解力

ここから、それぞれの内容を解説します。

技術的知識

プリセールスには、ITやシステムに関する幅広い知識が必要です。自社製品やサービスに加え、業界全体の技術動向にも精通している必要があります。サーバー、ネットワーク、アプリケーション開発など、多岐にわたる分野の基礎知識をもち、顧客の技術的な質問に適切に対応しなければなりません。

コミュニケーション能力

プリセールスには、顧客や営業担当者、エンジニアなど、さまざまな立場の人々と効果的にコミュニケーションを取る能力が不可欠です。技術的な内容を非技術者にも分かりやすく説明する力や、顧客のニーズを正確に把握するためのヒアリング力が求められます。また、社内外の関係者との円滑な情報共有や調整能力も重要です。

プレゼンテーションスキル

プリセールスは、製品やソリューションの価値を効果的に伝えるプレゼンテーション能力が必要です。技術的な内容を顧客のビジネス課題と結びつけて説明し、視覚的な資料やデモンストレーションを活用して説得力のある提案を行うスキルが求められます。また、即興での質疑応答にも柔軟に対応できる能力も欠かせません。

問題解決能力

プリセールスは顧客の課題を適切に分析し、最適なソリューションを提案する能力が必要です。表面的な問題だけでなく、根本的な課題を見抜く洞察力や、複数の解決策を比較検討して最適な提案を導き出す判断力が求められます。また、予期せぬ問題に対しても柔軟に対応できる応用力も重要です。

ビジネス理解力

プリセールスは技術だけでなく、顧客のビジネスや業界についての理解も必要です。顧客の業務プロセスや経営課題を把握し、技術的なソリューションがどのようにビジネス価値を創出するかを説明できる能力が求められます。また、ROIや競合分析など、ビジネス面での提案力も必要です。

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プリセールスへの転職に生かせる資格


プリセールスへの転職に生かせる資格として、以下の5つが挙げられます。

  • ●ITパスポート
  • ●基本情報技術者試験
  • ●応用情報技術者試験
  • ●マイクロソフト認定資格(MCP)
  • ●SAP認定コンサルタント

これらの資格は、プリセールスに必要なIT知識やビジネススキルを証明するのに役立つため、積極的に取得すると良いでしょう。以下で、それぞれの内容を解説します。

ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を証明する国家資格です。試験内容はIT全般の基礎知識を問うもので、難易度は比較的低めです。学習期間は3〜6カ月程度で、独学でも取得可能です。プリセールスの入門レベルとして適しており、IT業界での基本的な共通言語を習得できます。

参考:情報処理推進機構「ITパスポート試験」

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしての基礎知識を証明する国家資格です。プログラミングやアルゴリズム、コンピューターの仕組みなどが出題され、難易度は中級レベルです。学習期間は3〜6カ月程度で、合格率は20〜30%です。プリセールスとしてより深いIT知識を示すのに適しています。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「基本情報技術者試験」

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、より高度なITスキルや知識を証明する国家資格です。システム開発におけるプロセスをはじめ、プロジェクトマネジメントなどに関する問題も出題されます。難易度は高めで、学習期間は6カ月〜1年程度、合格率は約20%です。プリセールスとしてのキャリアアップを目指す際に有効な資格です。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「応用情報技術者試験」

マイクロソフト認定資格(MCP)

マイクロソフト認定資格(MCP)は、マイクロソフト製品に関する知識とスキルを証明する民間資格です。難易度は製品や認定レベルによって異なりますが、多くの企業で使用されているマイクロソフト製品の専門知識を示せます。学習期間は1〜3カ月程度で、プリセールスの現場で役立つ実践的なスキルを証明できます。

参考:Microsoft「マイクロソフト認定資格」

SAP認定コンサルタント

SAP認定コンサルタントは、SAPシステムに関する専門知識を証明する民間資格です。難易度は高めで、試験時間は約3時間、出題数は約80問です。学習期間は一般的に3〜6カ月程度ですが、実務経験が必要とされることもあります。ERPシステムを扱うプリセールスにとって、高度な専門性を示す場合に適した資格です。

参考:SAP「SAP Certifications」

プリセールスになるには


プリセールスへの転職を目指す際に重要なポイントは、技術的知識とコミュニケーション能力のバランスです。技術的な理解力は、製品やサービスの特徴を正確に把握し、顧客のニーズに合わせて説明するために欠かせません。

一方、優れたコミュニケーション能力は、顧客との信頼関係を築く上で重要です。複雑な情報を分かりやすく伝える能力や、顧客のニーズを正確に把握するためのヒアリング力も求められます。また、ビジネス感覚や問題解決能力も重視されます。これらのスキルは、顧客の課題を理解し、適切なソリューションを提案する際に不可欠です。

複合的なスキルセットを効果的にアピールするには、JACなどの専門的な転職エージェントの活用が非常に有効です。業界の最新動向や求人情報に精通したコンサルタントが、あなたの経験やスキルを最大限に生かせる機会を見つけ出し、書類作成や面接対策においても的確なアドバイスを提供してくれます。

プリセールスのキャリアパス


プリセールスには、以下のようなキャリアパスが存在します。

ITコンサルタント

プリセールスの経験を生かして、より広範な課題解決を行うITコンサルタントへの道を目指すことができます。顧客の経営課題を深く理解し、最適なIT戦略を提案できる人に向いています。

ITコンサルタントを目指すには、プリセールスとしてさまざまな業界や規模の顧客と関わり、幅広い知見を得ることが重要です。また、プロジェクトマネジメントやビジネス戦略の知識を習得し、PMPなどの関連資格を取得することで、よりスムーズにキャリアチェンジが可能です。

ITコンサルタントの転職事情|仕事内容や年収、転職動向を解説

セールスマネージャー

営業力と技術力を兼ね備えたプリセールスは、セールスマネージャーとしても活躍できます。チームマネジメントやリーダーシップに興味がある人に適した職種です。

セールスマネージャーのキャリアを歩むためには、まずチームリーダーとして少人数のマネジメント経験を積むことから始める必要があります。その後、部門全体の戦略立案や予算管理などのスキルを磨き、より大きな組織のマネジメントを担当していきます。最終的には営業部門の最高責任者として、全社的な視点での意思決定に関わる機会も増えていくでしょう。

PM(プロジェクトマネージャー)

プリセールスの経験を生かし、PMとしてキャリアを発展させることも可能です。顧客折衝力と技術理解力をもち、大規模プロジェクトの管理に興味がある人に向いています。

PMを目指す場合、プリセールスとして複数の案件に関わり、プロジェクト全体の流れを理解することが大切です。また、PMPなどのプロジェクトマネジメント資格を取得し、小規模なプロジェクトのリーダーを経験しながら、徐々に大規模なプロジェクトを任されるようになります。

PM(プロジェクトマネージャー)の転職事情|難易度や成功のポイントとは

プロダクトマネージャー

プリセールスとしての顧客ニーズの理解と技術知識を生かし、プロダクトマネージャーへのキャリアチェンジも可能です。市場動向を分析し、新製品の企画や既存製品の改善に興味がある人に適しています。

プロダクトマネージャーになるためには、プリセールスとして多くの顧客の声を直接聞き、市場ニーズを深く理解することが欠かせません。また、製品開発プロセスや市場分析の手法を学び、社内の開発チームと密に連携しながら、小規模な製品改善プロジェクトから携わっていくことで、徐々にプロダクトマネージャーとしての経験を積むことが可能です。

スペシャリスト

特定の技術分野や業界に特化したスペシャリストとしてのキャリアも築けます。深い専門知識を備え、技術的な課題解決に情熱をもつ人に向いている職種です。

スペシャリストを目指すには、プリセールスとして特定の分野(例:クラウド、セキュリティ、AI)に注力し、その分野の最新技術や動向を常にキャッチアップすることが重要です。また、関連する高度な技術資格を取得し、業界カンファレンスでの登壇や技術記事の執筆など、外部での活動を通じて自身の専門性をアピールすることで、業界内で認知されるスペシャリストとしての地位を確立できます。

スペシャリストとは?ゼネラリストとの違いや転職時のポイントを解説

プリセールスの転職事例


ここからは、JAC経由でプリセールスへ転職した方の事例をご紹介します。

Iさん(男性/30代前半)

業種職種年収
転職前大手日系IT企業PM(プロジェクトマネージャー)650万円
転職後大手外資流通企業プリセールス1,000万円

Iさんは「裁量をもって価値を創出し、ビジネス寄りの業務に携わりたい」という明確なキャリアビジョンをおもちでした。JACのコンサルタントとの面談を通じて、現在の職務での課題を整理し、上流工程への挑戦や海外勤務を見据えた転職を目指す方針を固めました。

Iさんの強みは、システム開発プロジェクトを通じて培ったプロジェクトマネジメント力と顧客折衝スキルです。また、独自にアプリ開発を手掛けるなど、知的好奇心とチャレンジ精神が旺盛な点も企業側から高く評価されました。

最終的に、大手外資流通企業のプリセールス職への転職が決定。転職後は、裁量をもった業務に従事し、年収1,000万円を達成。新たな挑戦に向けた一歩を踏み出しています。

プリセールスへの転職なら、JAC Recruitmentへ


JACは、プリセールスへの転職を目指す方々に最適な支援をご提供します。30年以上の実績をもつJACは、管理職やエグゼクティブ、専門職の転職に特化しており、プリセールスのような高度な専門性を要する職種に強みをもっています。さらに、グローバルネットワークを生かし、外資系企業や海外展開を行う日系企業の求人も豊富に取り扱っています。

JACのコンサルタントは、業界や企業に関する深い知識をもち、転職希望者の経験や特性を十分に理解した上で、最適な職場環境を提案します。

プリセールスへの転職をお考えの際には、ぜひJACにご相談ください。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


当サイトを運営する、JACの編集部です。 日々、採用企業とコミュニケーションを取っているJACのコンサルタントや、最新の転職市場を分析しているJACのアナリストなどにインタビューし、皆様がキャリアを描く際に、また転職の際に役立つ情報をお届けしています。




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