ベトナム転職情報

  1. 転職マーケット×海外

チャイナプラスワンの本命国。日本企業の積極的な進出。
ベトナムはASEANの中で3番目に人口が多い国であり、35歳未満の人口が70%を占めているため豊富な労働力が将来的にも期待でき、2006年のベトナムのWTO加盟や各種工業団地の整備、中国一極集中に対するリスクヘッジの動きから、日本企業のベトナム進出は2006年から急激に増加。2012年はベトナムに対する全世界の投資のうち、日本の案件が占める割合は約50%にものぼった。
またこれまでは製造業が中心だったが、小売業やサービス業も徐々に拡大を見せ始めており、内需を狙った営業職や、サービス強化のためのカスタマーサービス職などの求人も増加している。

JAC Recruitment ベトナム
コンサルタントより

ベトナムで働く良さは?
1. 高度経済成長下であり、特徴的な人口ピラミッドを持つ国ならではのチャンス
ベトナムは35歳未満の人口が70%を占めているため、ベトナムの方でマネジメントまでを経験している方々も少なく、労働市場としてもまだまだ発展途上の国です。そのため、スペシャリストやマネジメントご経験者にとっては、これまで培ってきた経験を存分に発揮できる場があり、また高度経済成長下のベトナムでは限られたパイを奪い合うような競争ではなく、市場を作り上げていくようなダイナミズムを感じるでしょう。
2. 比較的ビザの取得が容易で若手にもチャンス
周辺国に比べ比較的ビザの取得が容易であるため、若手の方にとっても開かれている市場です。海外で働くことに意欲的な人、自ら道を切り拓ける積極性のある人にとっては、日本やその他先進国ではめぐり合えないような様々なチャンスを手にできる場所であると言えます。

3. オフィスの公用語は英語という企業が多いが、初級レベルからチャレンジ可能
ベトナムの公用語はベトナム語で、純粋なベトナム企業はベトナム語でビジネスを行なっていますが、日系や欧米系など非ベトナム企業ではビジネス上は英語が使用されることがほとんどで、オフィスの公用語も英語という企業が少なくないのが実情です。
しかしベトナム人にとっても英語は第2外国語となるため、ネイティブのように英語を駆使できるわけではありませんが、日系や欧米系企業で勤務しているベトナム人はしっかりとした英語を使用します。そんな中、お互いが非ネイティブスピーカーであるという事から気軽に話し合える雰囲気があります。このような環境はコミュニケーションレベルの英語力から実践レベルのビジネス英語力を目指す上で、とてもチャレンジがしやすい環境といえるでしょう。
最後に注意点として
海外での日本人募集には「日本人としての対応」を期待されているという現実が存在します。 現在日本人を募集しているポジションには、「日本人でなくてはならない」理由があるとお考えください。日本人的なきめ細やかな対応、日本人的な関係構築ができる人こそ、海外において求められる人材です。

また、異国の地になじむ姿勢も大切です。ビジネスに限らず、日常生活においても日本人の常識からはかけ離れたような習慣や文化も存在します。「日本ではこんなことありえない」などと、すぐに日本や他国と比較をしストレスを感じてしまう人には、ベトナムのような高度経済成長下の発展途上国での海外生活は厳しいかもしれません。異国の異文化を理解し、その中で創意工夫をしてビジネスを発展させていく、そのように対応できる人こそが海外で活躍できる人材です。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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