イギリス・欧州にて既に就労可能なVISAをお持ちで無い方は、基本的には、企業からのVISAサポート付求人のみが対象となります。イギリス(ロンドン)の場合、各種IT関連職(エンジニア・営業など)が最もその機会に恵まれている状況です。欧州・アフリカ地域については、ケースバイケースとなりますが、過去の実績としては、ITエンジニア、金融RM関連職、経理、特定業界・製品知識のある営業、経営企画などが代表的なポジションとなります。残念ながら、一般事務・営業アシスタント・カスタマーサービス系のお仕事は極めて稀な状況です。
JAC Recruitment イギリス
コンサルタントより
イギリスでの生活・・・その実態は、日本でイメージされるより意外とハードです。その昔、夏目漱石を悩ませた長くて暗い冬と雨がちな天候はもちろん、厳冬期のボイラーの故障、洪水(漏水)による停電、頼んだ荷物(修理工)が時間通りにやってこない(どころか一日待ってもやってこない)、信号故障などによる頻繁な地下鉄の遅延/停止、ストライキによる社会インフラ機能の停止などが発生することもあります。
そんな中、英語ネイティブスピーカー達に混じって仕事をしていくのは、決して楽な事ではありません。しかしながら、我々在住者は、そんな日々の仕事と生活の中に、日本では得られないイギリス・欧州ならではの魅力を見出しています。歴史と伝統の重みのある欧州にて、難易度が高く刺激的な仕事に挑戦する機会は、少ないが故にとても貴重です。
- イギリス・欧州での就職活動で成功するタイプとは?
- 自分で考え自分で決められる自立性を身につけ、自己主張ができそれでいて協調性のある方。特にEU圏内においては、何十カ国もの異なったバックグラウンドを持った方々と仕事をすることが珍しくありません。そんな中、きちんと自分の伝えたい事を表現でき、かつ、相手の主張に耳を傾けられる姿勢と、そのために必要な一定水準以上の語学力(多くの場合英語力)を有している必要があります。
また、語学以上に重要なのは、業務上の専門性です。アジアにおける就職活動と比べ、「日本語力」というファクターが優位性を持つ機会はぐっと減少します。その時にアピールポイントになるのが業務上のスキル・経験です。これらのポイントを兼ね備えた方であれば、就業チャンスを得られる機会は少なからずあると言えるでしょう。