タイの海外転職・求人の募集要項(給与・語学力・税金)

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公開日:2021/10/18 / 最終更新日: 2023/11/24

業界・職種を問わず少なくとも1年以上の実務経験は必要です。語学力に関しては日系企業でも社内の共通言語が英語となるケースが多く、英語力が日常会話レベル~ビジネスレベルを求められます。また、日系企業の場合はより日本人としてのビジネスマナー及びご経験が重視されます。

なお、タイでは就労の際にビザ及び労働許可証の取得が必須となりますが、取得にあたり学歴はそれほど重視されません(一部例外あり)。

語学力

  • 英語力・・・タイにおける日系企業においてはTOEIC 700点程度でビジネスレベルとされる。求人票に「日常会話以上」という表記がある場合はタイ人との意思疎通、書類作成、メールのやり取りができれば可というレベルとなる。ただ、近年増加傾向にある外資系企業での求人に関しては業界問わず上司がタイ人・日本人以外になるケースが多く、英語での業務上の交渉技術なども可能なビジネスレベルや英語圏への留学経験を求められる。
  • タイ語力・・・全体的にタイ語力が必須となる求人はそれほど多くないが、製造業の工場勤務ではタイ語力が重視されることも多い。しかし、英語のように読み書きの必要は無く、日常会話レベルで簡単な業務指示(納期確認など)・意思疎通が図れれば可というレベルである。
    ただ、秘書や社内コーディネーターの求人ではタイ人スタッフとのコミュニケーションが主となるため英語及びタイ語ともに必須となるケースも多い。

実務経験

営業職の求人が多いため、2-3年の営業経験を求められるケースが多い。実際は最低1年以上の職務経験があれば、人柄・意欲によって採用されるケースも多々ある。
工場の技術職求人に関しては当該職種の実務経験が必須となる。
事務系求人に関しては業種問わず職務経験2年程度及びパソコンスキル(Word/Excel/PowerPoint)が求められる。
また、どんな求人でもタイで日本人として勤務するうえで、日本人としてのビジネスマナーや礼儀は必須である。

一般的な待遇

  • ■ 給与例
    (B=タイバーツ)
    1B= 約3.4円(2018年12月現在) ※給与は通常税込み額
    ※近年増加傾向にあるアジアグローバル採用や幹部ポジションの現地採用求人では半駐在待遇もでてきている。
職種 給与
営業職(一般~管理職) 50,000B ~ 200,000B 以上
技術職(工場長・生産技術・品質管理・生産管理など) 60,000B ~ 300,000B
IT関連職(IT営業、SE、コンサルティング等) 50,000B ~ 300,000B
事務職(秘書・コーディネーターなど) 50,000B ~ 70,000B
管理部門(総務・経理など一般~管理職) 60,000B ~ 150,000B
  • ■ ボーナス
    一般的に年に1~2回支給されることが多く、支給額は基本給の1~7カ月(年)。(企業・個人実績により異なる)。
  • ■ 諸手当
    住宅費や通勤手当は支給されないケースが多い。郊外の企業の場合は、送迎車(数人で乗り合い、もしくは1人1台)がつくことも多い。
    営業職の場合は、営業車が支給されるケースが多く、通勤での使用が可能な場合が多い
    ※幹部・管理職レベルの場合、住宅手当支給や車支給のケースもある。
    ※基本的に交通費、住宅手当、健康保険などの各手当ては企業により異なるため求人ごとに確認が必要である。
  • ■ 税金
    タイの所得税は1~12月の暦年で計算。累進課税で、税率は0~35%。
    納税者は税務当局から送付される納税申告所に、会社が発行する給与証明書を添えて申告する。一般的には企業の人事・経理が行う。

この記事の筆者

株式会社JAC Recruitment

 編集部 


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