シンガポールは、外国人にとっても生活をしやすい環境です。治安もよく、交通も整備されており、医療関係もしっかりと整備されています。日本に比べると住居費は少し高めですが、安く押さえる方法もあるので、ぜひ、お問合せ下さい。食事情に関しては、多民族国家であることを反映してバラエティに富んでいます。日本食レストランも充実しており、どうしても日本食が食べたいという時でも安心です。
生活情報
気候
年間を通して気温差がなく平均気温は 27℃前後。日中は 30℃を超す。11 月~2 月にスコールが多く雨季となる。
言語
英語、中国語(北京語)、マレー語、タミール語が公用語。ビジネスではほぼ 100%英語が使われているが、巷で言われる「シングリッシュ」であり、独特のイントネーションを持つ。
住居
- コンドミニアム
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大型マンションです。屋外プールやジム、テニスコートなどが併設されており、一部屋が大きく快適。
クーラー、冷蔵庫、洗濯機、ベッド、ソファ、テレビなど生活に必要な家具が付いていることが多いです。 - 【シェアで借りる場合の一部屋の値段】
- ※目安マスタールーム: S$1,000~2,000、 コモンルーム: S$800~1,200 その他、PUB(光熱費)がS$50~100くらい追加されることもあります。含まれているところもあり。
- 公営住宅の間借り (シンガポール国民の 9 割が住む公営団地)
- HDB と呼ばれる公営住宅。コンドミニアムのような施設はありませんが、家の作りは同じ。
- 【シェアで借りる場合の一部屋の値段】
- ※目安マスタールーム: S$800~1,200、 コモンルーム: S$700~その他、PUB(光熱費)がS$50~100くらい追加されることもあります。含まれているところもあり。
- 【重要】
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最初に家を借りる際は、通常の家賃+1ヶ月デポジットを支払い入居します。
不動産エージェントを利用する際は、通常の家賃+1ヶ月デポジット+エージェント代(月家賃の半額)がかかります。
Fully furnishedなのか、料理ができるのか、宗教上のルールはないかなどを確認することも大事です。
生活レベル
シンガポールの生活レベルはアジア諸国の中でも高く、常に低いインフレーション率を保っています。
2012年世界物価調査ではシンガポールは 5位でした。(東京3位) バスや電車での郊外から都心への交通費は、S$1~2 程度(80円~160 円)。
屋台などでの外食はランチで S$3~5 程度(240 円~400円)。
就労許可証(Employment Pass)
月給の金額・役職によって就労ビザが分類されています。
・EP (Employment Pass): 月給 S$3,600 以上
・S-pass:月給 S$2,200以上
※ご家族の方々の配偶者ビザ(DP)を取得するには、EP/S-pass保持者の月額給与がS$6,000以上必要です。
EP保持者のDPは、就労可能。 しかしS-pass保持者のDPは就労不可能です。
2017年1月1日より、就労ビザ(EP)の取得基準が厳格化
四大卒の方であれば、新卒の方でもアルバイト・インターン経験があり、日本語を使用するお仕事であれば、比較的 就労ビザ(EP)はおりやすい状況でした。しかし、2017年1月以降シンガポールの就労ビザ(EP)の取得基準が新しく変わり、新基準ではEP取得のための必要月額給与額が昨年よりSGD300~2,000 ほど増加いたしました。(EP取得基準給与は、年齢・卒業大学等により金額が変わります。)
S-passの場合、企業ごとにS-passビザを発行できる数が決まっており(社員数・社内構成による)、 S-pass 発行枠がない企業もあります。その場合、EPビザで就労許可がおりる方でないと、雇用(採用)ができません。(S-passの方には、企業が人頭税:Levyを支払うことになります。)
短大・専門・高校卒でもビザは下りる?
短大・専門・高校卒の方から、上記の質問をよく頂きます。
会社を選ぶ際の大きなポイントは、①シンガポール人及び永住権を保持している社員数。②既存企業・新規企業か?の2点。
S-passと呼ばれるビザを取得するには、その企業にシンガポーリアンや永住権を持った従業員が5~7名以上いることで、S-passの対象となる方を1名雇用できるという規則になっています。
新規セットアップの企業では、ビザの取得は難しいとお考え下さい。
特にシンガポール人を多く雇用する企業、社員数が10名を切らない企業を目安にご検討下さい。
看護師・美容師・調理師・エンジニアなどの専門職の場合、取得できる可能性がございます。
ビザ申請にはどれくらい時間がかかる?
通常、申請後 2~3週間程度で結果が届きます。