東南アジア域内の中では治安も良い国で、政治も安定しています。住環境も充実しており、予算に合わせて場所やレベルの選択が可能です。クアラルンプール市内は公共の交通機関が比較的整備されている他、タクシー/配車サービスも安く便利な為、上手く利用すれば生活に問題はないでしょう。
生活情報
住居
設備や治安を考慮し、通常コンドミニアムに住むことになると思われます。家賃は場所や付帯設備、広さなどによっても様々なものの、現地採用で仕事をされている方々は大抵RM1,500~2,500程度(日本でいう1~3LDK)に住んでいます。コンドミニアムには一般的にスイミングプールやテニスコート、場合によってはジムやミニマーケット等の施設が付いていることが多く、警備員が24時間体制で常駐しています。
交通
クアラルンプール市内や近郊ではバスや電車(LRT/MRT/モノレール等)がある他、タクシー(初乗りはRM3.00~)やアプリを使った配車サービスがあるので、これら公共交通機関での通勤や移動が可能です。ただし、クアラルンプール郊外や他の都市部では車での移動が必要になります。
医療
マレーシアの都市部には、設備の整っている総合病院や私立のメディカルセンターがあって高い水準の医療が期待でき、また、日本語を話せる医師や日本人の看護師が常駐している医療機関もあります。但し、日本で普通にドラッグストア等で売られているような薬が手に入らないことが多いため、総合感冒薬や常用している薬などは日本から持ってくることをお薦めします。
就労パス(Employment Pass)
雇用主が外国人雇用枠(エンプロイメント・パスの枠)を持っていれば、基本的には取得に関して問題はありません。
学歴や職歴はあまり関係ないことが多いものの、学歴はより高い方がリスクは少ないと考えられます。また、現在年齢の制限は無いものの、最低でも「大学を卒業して数年程度の職務経歴がある」(25歳前後)であることが望ましいと思われます。
管轄省庁にもよるものの、就労パスの申請から発給までは数週間~数ヶ月程度かかる可能性があります。