中国の経済成長や中国企業の積極的な海外進出を背景に、中国語スキルを持つ人材(以下、中国語人材)への需要は年々高まっており、転職市場でも大幅な年収アップを実現するケースも増えています。中国本国とのコミュニケーションや中華圏出身の日本駐在員とのコミュニケーションがとれることはもちろん、中国のサービスを迅速にキャッチアップできること、またそれにより日系企業が中国へのサービス展開をいち早く実施できることなどが、中国語人材への需要が高まっている背景といえます。
では今、中国語スキルを持つ人材の転職はどのように変化していくのでしょうか。中国語人材の専門コンサルタントを有するJAC Recruitment(以下、JAC)が、最新情報をご紹介します。
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中国語スキルを持つ人材が転職する業界・職種
JACのコンサルタントが中国語スキルを持つ方にご希望の転職先をお伺いした人気の業界と職種は以下の通りです。
<職種>
1位…エンジニア(研究職を含む)
2位…Sales、Marketing
3位…コンサルタント
<業界>
1位…製造業
2位…コンサルティング業界IT業界、通信業界
3位…IT業界、通信業界
中国語ネイティブが必須条件のポジションも多く、中国市場を担当する海外営業や管理職の求人が幅広い業界から集まっています。昨今は特に中華資本の企業からの求人が増えており、日系企業や欧米系企業に次ぐ、新しい選択肢として中華系企業の日本法人に転職する方も増えています。
製造業では研究・開発分野のエキスパートの需要が高く、IT業界ではプラットフォーマー系の企業を中心にデジタルマーケティング人材やPM人材の採用が活発です。また、コンサルティング業界ではBIG4と呼ばれる大手コンサルティングファームの採用も活況で、中国語、日本語、英語のトライリンガルで、特定の分野のエキスパートであれば、さらに高い需要があります。
中国語スキルを持つ人材の転職はどう変わった?
現在は、企業からの求人も2019年の水準に戻り、多くの方が転職活動を再開しています。さらに、以前であれば狭き門だった業種や職種の求人も、能力があれば採用するといった企業が急増しています。
中華資本企業への転職が人気の理由
近年は、日本に進出する、または進出した中華系企業の日本法人への転職が、中国語人材に人気です。国営企業が中心だった背景から、中華系企業の多くは日本と同様に年功序列に近いキャリアパスでした。しかし、90年代以降はベンチャーを中心に新しい企業が台頭し、欧米系企業と同様に成果主義を採用していることから、優秀な人材であれば大幅な年収アップも見込めます。当社で転職をサポートされた方の中には年収が1000万円から1500万円にアップしたケースもあります。
また、中華系企業が成果主義にシフトしていることから、実力のある方であれば入社後も年収アップや昇進しやすい環境になったことから、中華系企業へ転職する方も年々増加しています。
日本法人立ち上げ人材のニーズも急上昇中
ここ数年にわたって日本市場に進出する中華系企業は多く、日本法人の立ち上げに関連するポジションの相談がJACにも多く寄せられています。
中華圏では認知度が高いものの日本では知られていない企業が多く、消費者の目線が高い日本市場での成功を足がかりに世界進出を目指すケースや、日本で働く研究者や専門家を採用し、海外の研究拠点として日本に進出するケースが主な背景にあります。
中国語人材に求められるのは、日本で培った経験を生かした専門性を発揮することです。今後も中華圏から日本に進出する企業は増えることが見込まれていますので、中国語人材が活躍する場も更に増えていくでしょう。
直近では中国国内の規制強化や半導体を中心とした電子部品不足が報道でも賑わっていますが、企業の中核を担うポジションは短期的なトレンドに影響を受けることなく採用しています。
中国語スキルを持つ人材が日本で転職を成功させるためには
日本で働く中国語人材が日本での転職を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。
1. 転職したい業界・企業をしっかり研究する
コミュニケーション能力が高い方が多い一方で、自分の業界や所属先の企業以外のことを知らない方が多い傾向にあります。特に研究職やエンジニアは自分の研究テーマや扱っている技術だけに集中している方が多く、業界動向や応募先企業を調べていないケースがあります。
そのため、自分のスキルや実績だけでなく、業界や企業についても研究し、自分なりの考察を話せるようにしておくことが重要です。
2. 中長期的にキャリアパスを検討する
中華系企業の本社採用で日本駐在員として働く場合、任期が3年から5年と決まっています。そのため、任期が終わった際に帰国せねばならないケースが多く、まだ日本で活躍をしたいという方は、日本で転職をされるケースもあります。
また、その他の企業で働いていた場合でも、さらなる活躍の場や収入アップ、グレードアップを求めて、日本で転職をされるケースもあります。 しかし転職を検討する際、中国語人材として求められるスキルや立場が変化していくことも考慮すると、本当にその転職が、またはその転職先が、自分のイメージするキャリアパスに合致しているかは、熟慮が必要です。
求人に応募する際には5年後、10年後にどうなりたいかをイメージした上で、相応しい転職先か考えるようにしましょう。
3. 現職に留まるのか、転職するのかの判断を正しく行う
転職を検討する際には3年先の自分がどうありたいかを見極め、「現職でそれを実現するために、できることはあるか」「その先に、自分自身の成長はあるか」を振り返りましょう。
3年後も期待できないようであれば、転職するべきタイミングが来たと考えるのが自然です。
4. 自分を理解してくれる、中国語人材の転職実績が豊富な転職エージェントを活用する
年収800万円〜2000万円台のハイクラス、エグゼクティブ求人は、一般には公開されません。日系、外資系(中華系含む)を問わず、転職エージェントを介して採用するのが一般的です。今よりも年収をアップさせる転職や、さらに待遇の良いポジションでの転職を実現したいのであれば、転職エージェントを活用することをおすすめします。
JACの中国語スキルを持つ人材専門コンサルタントが強い味方になる理由
JACでは、中国語人材に特化した転職をサポートする専任コンサルタントチームがあります。中華圏出身のコンサルタントが転職をサポートするので、日本で生活していくことや働いてキャリアアップしていくことについての楽しさと困難さを熟知しており、中華圏出身者の方々からは「親身に対応してくれる」と定評があります。
コンサルタントとの面談では今後のキャリアプランだけでなく、中国語人材として活躍するためのアドバイスも提供しています。また、転職エージェントは転職が成功したら関係が途切れるものではありません。入社後もメールや面談を通じたキャリア相談にも対応しています。利用者の方の中には入社後もコンサルタントとのやりとりを続けながら、自分自身のキャリアプランをアップデートし続けた結果、約8年で年収を4倍にアップしたケースもあります。
JACには、大手グローバル企業から日本法人を立ち上げる外資系企業、急成長中のベンチャー企業に至るまで、さまざまな求人を揃えています。
あなたのキャリアを長きに渡ってサポートするライフパートナーとして、JACをご活用ください。