「未経験でも転職して海外で働けるか不安…」という方もいるのではないでしょうか。
海外勤務が未経験でも海外転職が可能か・必要とされる語学力などを解説します。
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未経験でも海外転職はできる?
本章では、海外勤務未経験でも海外転職を実現できるのか、下記4つの観点から解説します。
• 海外勤務未経験者でも海外転職は可能
• 業種未経験・職種未経験だと求人は限られてくる
• 最低でも日常会話レベルの英語力・語学力が求められる
• 未経験から転職して海外で働く方法は主に3パターン
海外勤務未経験者でも海外転職は可能
海外勤務の経験がなくても、海外転職を実現することは可能です。海外転職では、必ずしも海外勤務の経験が求められるわけではありません。
海外での就業経験がなくても、語学力が一定レベルに達していれば、採用に至ることがあります。また、経験や業務知識を生かせる職種を選択すれば、即戦力として評価され、多少語学力に不安があっても内定を獲得できる場合もあります。
ただし、転職動向やビザ要件によっては、採用基準や条件が厳しくなる国もあるため、事前に十分なリサーチが必要です。
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海外で働くには?方法や最新求人などを解説
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業種未経験・職種未経験だと求人は限られてくる
海外転職において、海外勤務未経験であることは必ずしも大きな障壁にはなりませんが、業種や職種まで未経験の場合は、選択肢が大きく制限される懸念があります。日本国内の転職市場と同様に、海外の転職市場でも即戦力を求める傾向があり、エンジニアやコンサルタント、マーケターなど、専門性が求められる職種では、未経験からの転職を希望する場合、難易度が高くなるでしょう。
一方で、営業職やカスタマーサポート、ホテル・観光などの分野では、業種や職種未経験でも応募できる求人の数は比較的多い傾向にあります。また、人手不足が深刻な業界や職種であれば、未経験者でも採用に至る可能性が期待できるでしょう。
業種・職種未経験から海外転職を成功させるためには、自身の強みを分析し、その強みを生かせる職種やこれまで培ってきた経験やスキルと親和性の高い仕事を選ぶことがポイントです。
最低でも日常会話レベルの英語力・語学力が求められる
海外転職を目指すにあたっては、一定レベル以上の語学力が不可欠です。最低でも日常会話レベルの語学力は必須といえるでしょう。
海外転職では、多くの企業で英語または現地の言語が社内の公用語として使用されます。英語力や語学力が募集要件に記載されている水準に達していない場合、業務に支障をきたすとみなされ、採用を見送られる可能性が高まります。
英語力や語学力に不安を感じる場合は、計画的に語学学習に取り組み、実務で通用するレベルの語学力を習得しておくことが望ましいでしょう。
未経験から転職して海外で働く方法は主に3パターン
未経験で海外転職を目指す場合、3つの選択肢があります。
1つ目は、海外駐在員として日系企業の本社から海外拠点に派遣されるパターンです。国内で実績を積み、海外赴任を目指す方法ですが、駐在員に抜擢されるためには、社内で高い成果を残さなければならないケースが大半です。容易に海外赴任できるわけではないため、確実性を求めるのであれば、ほかの方法を検討しましょう。
2つ目は、海外に拠点を構える外資系企業や現地企業に直接応募し、現地社員として採用されるパターンです。現地の社員として直接雇用されるため、中長期にわたり現地に滞在できます。
3つ目は、海外に展開している日系企業の現地法人や支店に現地社員として採用されるパターンです。日系企業の傘下にある海外法人や拠点の場合、企業文化や職場環境が日本本社の影響を受けている場合があり、海外勤務が初めての人にとっても比較的なじみやすい側面を持ちます。一方で待遇は現地基準になるため、海外駐在員として赴任するよりも待遇面で劣る懸念があります。
いずれの方法を選ぶにせよ、事前に十分な情報収集を行い、自身のスキルやキャリアプランに合った選択をすることが重要です。
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海外駐在員になるには?重要なことや経験を解説
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【国別】未経験でも挑戦できる海外転職・求人情報
本章では、海外未経験でも挑戦できる海外転職・求人情報を、次の10の国別に紹介します。
• アメリカ
• イギリス
• ドイツ
• シンガポール
• マレーシア
• インドネシア
• タイ
• 韓国
• ベトナム
• インド
未経験でも挑戦できるアメリカの転職・求人情報
アメリカでは日系企業や外資系企業の金融やケミカル、消費財、製造、リテールなどさまざまな業界・業種の正社員求人を取り扱っています。また、求人のエリアはニューヨークやカリフォルニア、ロサンゼルスなどを中心に、アメリカ各地の求人を紹介しています。
未経験でも挑戦できるイギリスの転職・求人情報
イギリスでは、日系企業や外資系企業の自動車や金融、コンサルティング、IT業界を中心に、幅広い業界の求人を取り扱っています。さらに業種もバックオフィス業務や技術職、営業など、種類に富んでいる点が特徴です。
また、取り扱い求人のエリアは、イングランドやロンドンなどが中心となっています。
未経験でも挑戦できるドイツの転職・求人情報
ドイツでは、マーケティングや広報、自動車、金融、サービスなどあらゆる業界の求人が公開されています。業種も経理やサービス、営業、技術職など多様性に富んでおり、これまで培ってきた経験やスキルを生かせる求人がきっと見つかるでしょう。
デュッセルドルフを中心に、フランクフルト・アム・マインやミュンヘンなどの地域の求人を紹介しています。
>>ドイツの求人情報
未経験でも挑戦できるシンガポールの転職・求人情報
シンガポールでは日系大手メーカーや日系大手企業のシンガポール支店、外資系企業の求人を取り扱っています。業界は、航空宇宙や自動車、金融・保険建築・建設、コンサルティングなど多岐にわたります。
また、業種も技術職や営業職など、多様性に富んでいる点が特徴です。
未経験でも挑戦できるマレーシアの転職・求人情報
マレーシアでは日系企業や外資系企業の金融・保険やバイオテクノロジー、BPOサービス、エンターテインメント、消費財(FMCG)など、多様な求人を取り扱っています。
また、取り扱いエリアは、クアラルンプールやセランゴールなど、マレーシアの中心的都市をはじめ、プタリン・ジャヤなどの地域の求人を紹介しています。
未経験でも挑戦できるインドネシアの転職・求人情報
インドネシアでは、海外を軸に事業拡大するベンチャー企業や海外に進出する大手日系企業のほか、外資系企業の自動車や食品・飲料、IT、物流・サプライチェーンなどの求人が中心となっています。職種も多様であり、ジャカルタやブカシなどのエリアの求人を紹介しています。
未経験でも挑戦できるタイの転職・求人情報
タイでは、在タイ日系企業や日系・外資系企業の半導体製造や航空宇宙、金融、物流などの求人を取り扱っています。職種も人事や会計士、営業職、コンサルタントなど多様性に富んでいるため、自身の適性にマッチする求人が見つかるでしょう。
なお、取り扱う求人のエリアは、バンコクやチョンブリー、ラヨーンなどが中心です。
>>タイの求人情報
未経験でも挑戦できる韓国の転職・求人情報
韓国では、サービスや製造、消費財(FMCG)、自動車、金融などさまざまな業種の求人があり、職種も多様です。求人のエリアは韓国各地に広がっており、ソウル特別市や水原市をはじめ、華城市、仁川広域市などのエリアを選択できます。
>>韓国の求人情報
未経験でも挑戦できるベトナムの転職・求人情報
ベトナムには、ツーリズムやケミカル、コンサルティング、消費財(FMCG)、物流・サプライチェーンの求人などがあります。特にエンジニアリングや製造、IT業界の求人が多く、職種では営業職の求人が中心となります。
ホーチミンをはじめ、ハノイやビンズオンなどのエリアの求人を紹介しています。
未経験でも挑戦できるインドの転職・求人情報
インドでは、圧倒的に製造および営業職の求人が多く、次いで貿易・輸出入関連や自動車産業などの求人が中心となります。
エリアは、タミル・ナードゥ州やグルグラム(グルガオン)、デリーのほか、チェンナイやニューデリーなど、インド全土にわたり各地の主要都市の求人を紹介しています。
>>インドの求人情報
未経験でも海外転職を成功させるためのポイント
本章では、未経験でも海外転職を成功させるために意識したい、次の5つのポイントについて解説します。
• 国別の転職市場動向を掴む
• 海外転職の全体像・タイムラインを把握する
• 海外転職の目的・実現したいことを整理しておく
• 英語力・語学力を高めておく
• 海外拠点を持つ海外転職に強いエージェントを利用する
国別の転職市場動向を掴む
海外転職を成功させるためには、まず転職を希望する国や地域の転職市場動向を正確に把握することが不可欠です。国や地域によって需要が高い業種や職種、求められるスキル、ビザの取得難易度が異なります。自身の経験やスキルがどの程度現地の転職市場に適合しているのか、海外転職をするにあたってビザの取得が障壁にならないかを事前にリサーチしておきましょう。
市場を理解することで、応募求人を適切に絞り込むことができます。また、外国人応募者に求める英語力(語学力)の基準や現地での生活費・給与水準についても確認しておくことで、転職後のミスマッチを防いだり、大きなギャップに直面したりする事態を防げるでしょう。
移住を検討している国やエリアの転職市場動向を把握するには、現地の求人サイトをチェックしたり、転職エージェントから現地情報を聞いたりするなどの方法があります。また、ビジネスSNSを活用し、現地で働くビジネスパーソンが発信する情報をチェックするのも一つの方法です。
海外転職の全体像・タイムラインを把握する
転職活動をスムーズに進めるためにも、海外転職の全体像とタイムラインは事前に把握しておきましょう。海外転職は、国内転職と比較して活動期間が長期化する傾向があり、プロセスが複雑になることも珍しくありません。
一般的に、海外転職は、事前準備・調査→応募・面接→内定・ビザ申請→退職手続き・渡航準備→渡航・入社の流れで進みます。転職活動期間の目安は、全体で3カ月から半年程度といわれています。
特に、ビザの取得には時間がかかることが多く、国によって必要な書類や手続きが異なります。そのため、転職活動と並行しながら書類準備や手続きなど計画的にビザ取得の準備を進めておきましょう。
海外転職の目的・実現したいことを整理しておく
海外転職を成功させるためには、「なぜ海外で働きたいのか」「海外でどのようなキャリアを築きたいのか」など、海外転職の目的を整理し、明確にしておくことが大切です。
「グローバルな環境でキャリアを積みたい」「英語を使って仕事をしたい」「より高い給与を得たい」など、転職動機を整理することで、適切な求人を選択しやすくなります。また、海外転職には文化や労働環境の違い、生活の変化がともなうため、自分がどのような環境で働きたいのかを明確にしておくことで、転職後のギャップを最小限に抑えられるでしょう。
海外での生活は、文化や生活習慣、言語など、多くのギャップや困難に直面します。明確な目的意識がない場合、転職したこと自体を後悔する可能性もゼロではありません。目的意識を明確にすることで、海外転職へのモチベーションを高く保てるようになり、困難に直面したときでも乗り越えられるでしょう。
英語力・語学力を高めておく
海外転職では、日常会話レベルの英語力もしくは現地の言語でコミュニケーションを取り合える程度の語学力を有していることが前提となります。特に管理職などメンバーを束ねるポジションの場合、複雑な議論も問題なく行える英語力や語学力が求められます。また技術職においても、業種特有の専門用語を英語もしくは現地の言語で理解しなければなりません。
語学に自信がなくても応募できる求人はありますが、応募できる求人数が限られてしまいます。また給与水準も語学力が求められる求人と比較して低くなる恐れがあります。流暢にコミュニケーションを取り合える英語力や語学力を有していれば、応募できる求人の幅も広がるでしょう。
さらに、言語の壁は、現地での日常生活にも影響を及ぼす恐れがあります。海外転職を考え始めた際は、転職活動だけではなく、語学力の向上にも取り組むようにしましょう。
海外拠点を持つ海外転職に強いエージェントを利用する
海外転職を成功させるには、海外転職に強みを持つ転職エージェントを活用することが効果的です。
特に海外現地に拠点を持つ転職エージェントの場合、現地の情報をリアルタイムに仕入れることができます。
転職市場や求人に関する最新の情報はもちろん、現地の社会情勢など生活面の情報に関しても細かく知ることができるでしょう。さらに、現地の企業文化や採用動向に精通したコンサルタントからアドバイスを受けることで、自信を持って採用選考に臨めるようにもなります。
海外転職に向けて自分一人で選考対策や渡航準備を進めるよりも、海外拠点を持つ海外転職に強いエージェントを利用することで、無駄なく効率的に内定獲得や海外移住の準備を進められるでしょう。
未経験から海外転職を成功させた方の体験談
本章では、下記4つの地域において海外勤務未経験から海外転職を成功させた4名の体験談をご紹介します。
• マレーシア
• ベトナム
• インドネシア
• タイ
未経験からマレーシア転職を成功させた方の体験談
外資ITベンダーでの日本法人顧客へのテクニカルサポートを担うMさんは、日本でのキャリアを生かしながら、海外での新たな挑戦を求めてマレーシアへの転職を決意しました。生活環境の向上を目標に掲げ、将来的なキャリアの選択肢を広げるために海外就職を検討し、生活環境や就労条件を比較した結果、旅行で何度も訪れたことのあるマレーシアを最終的な勤務地として選んだそうです。
約半年間の転職活動の末、外資系ITベンダーのテクニカルサポート職の内定を獲得しました。
仕事では主に英語を使用しており、チャットでのコミュニケーションがメインになることから、特にライティングスキルの大幅な向上を実感しているとのこと。コロナ禍の影響で完全リモートワークとなり、メンタルケアを重視する福利厚生が充実するなど、職場環境の変化もあったそうです。
日本での職務経験と比較すると業務内容の難易度はやや下がったものの、英語力の向上や異文化理解の面では大きな成長や気付きを得られたと語り、マレーシアでの就労経験が自身のキャリアにとって貴重なものになっていると述べています。
マレーシア転職を検討している方に対しては、「マレーシアは状況の変化が早い国です。転職のチャンスを逃さないように最新の情報収集に努め、柔軟に対応できるよう準備を進めることが重要です。」と、自身の経験をもとにした有益なアドバイスも提供してくれました。
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ①
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ②
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ③
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ④
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ⑤
>>【成功者インタビュー】マレーシア転職のコツ⑥
未経験からベトナム転職を成功させた方の体験談
荻堂さんは、日本で新卒入社した企業で営業職として3年間経験を積んだ後、学生時代から抱いていた海外への憧れを実現するため、ベトナムへの転職を選択しました。
転職活動を開始した当初は、特定の国へのこだわりはなく、自身の成長につながる機会を基準に国を選んでいたと述べています。
転職活動では、仕事内容はもちろん、プライベートも含めて幅広く質疑を繰り返し、入社後のイメージを具体化するよう努めたそうです。最終的に、英語を使う機会があること、営業経験を生かせること、更なるステップアップが見込めることの3点に魅力を感じ、ベトナム企業の法人営業職に転職することを決意したとのこと。
実際にベトナムで働き始めてからは、ゆったりとした働き方ができるようになり、プライベートの時間も増えたと語ります。一方で、ベトナム人社員との仕事の進め方に対する考え方の違いに驚く場面もあり、納品の遅れや対応の雑さに苦労することもあると述べています。現在は、現地の文化を尊重しながら、対話を通じて信頼関係を築くことを意識しているそうです。
荻堂さんにとっての海外転職成功は「前向きに働けるかどうか」と語り、前向きに働けているのであれば成功だと話してくださいました。今後はマネージャーのポジションを目指し、更なるキャリアアップを目指しているそうです。
未経験からインドネシア転職を成功させた方の体験談
松浦さんは、大学卒業後に日本で3年間勤務した後、以前から憧れていた海外勤務を実現するため、インドネシアへの転職を決意しました。インドネシアを選んだ理由は、大学時代に知り合った友人がインドネシアに住んでいたことで、インドネシアへの興味が高まったからだそうです。
転職活動では、JACを活用し、インドネシアの会計コンサルティング企業への転職を果たしました。現在は、日系企業向けの会計コンサルティング業務を担当し、顧客企業の経理業務や税務相談など、専門性の高い業務を中心に取り組んでいます。なお、顧客とのコミュニケーションは主に英語を使用しているとのことです。
今後の目標としては、インドネシアで認定されている3種の税理士資格を段階的に取得するとともに、将来的には経営やマネジメント分野への挑戦にも意欲を示しています。
海外転職のアドバイスとして、「海外転職に焦点を当てた現地情報や現地で働く様子に関する情報は非常に少ないため、自ら情報開拓に積極的になる姿勢は欠かせない」と語ってくださいました。
【成功者インタビュー】インドネシア転職のコツ
未経験からタイ転職を成功させた方の体験談
村山さんは、海外で働くことへの漠然とした憧れを抱き、東南アジアを中心に転職先を探していました。
転職エージェントを活用し、シンガポール、タイ、インドネシアの求人を比較した結果、未経験者に対する受け入れ間口が広い企業が多いことや日系企業が多く進出している点に魅力を感じ、タイ転職を決意しました。
転職活動では複数のエージェントを利用し、6社の企業に応募したとのこと。しかし、面接まで進んだのは、わずか2社にとどまりました。「面接まではスムーズに進むと思っていたのに、意外にも書類選考で苦戦した」と、当時の所感を述べています。また面接では、即戦力を求める傾向が強く、入社後どれだけコミットメントできるのかを重点的に問われたと語りました。最終的には、JAC Thailandの内定を獲得し、タイ転職を実現しています。
また、転職活動と並行してタイ語の習得に励み、渡航時には日常会話レベルにまで語学力を向上させたそうです。現在は、現地での生活にも慣れ、充実したキャリアを築いています。海外で働くことへの漠然とした憧れを具体的な行動に移し、挑戦しやすい国を選んだことが成功の要因となったといえるでしょう。
海外転職に向けては、「まず、自身のスキルに焦点を当てキャリアパスを明確にしたうえで、国や地域を選ぶことを意識してほしい」と語ってくださいました。
【成功者インタビュー】タイ転職のコツ
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海外駐在員のキャリアは、転職市場でどう評価される?
コロナウイルスの感染が再拡大したインドでは、2021年4月時点で7割の企業が現地駐在員に対する帰国命令を出しました。多くの駐在員が後ろ髪を引かれる思いで現地を後にしている一方で、居住地によっては「(ある程度の自粛をしてい… 続きを読む 海外駐在員のキャリアは、転職市場でどう評価される?
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海外駐在員の赴任後の転職やキャリアプラン
海外駐在から帰任した日本人駐在員が、帰国後すぐに転職してしまう。海外駐在にありがちな転職の事例ですが、こうしたケースの多くは「機械的に赴任前の部署へ戻された」ことが原因でした。せっかく駐在先で新しいスキルを身につけたのに… 続きを読む 海外駐在員の赴任後の転職やキャリアプラン