コンサルタントに向いている人とは?コンサルティング業界で活躍する方の特徴と必要なスキル

  1. 転職マーケット×コンサルティング業界

公開日:2025/02/13 / 最終更新日: 2025/02/17

コンサルティング業界ではこの数年、採用が活発。コンサルタント未経験者にも門戸が開かれています。コンサルタントへの転職を考えながらも、「自分に向いているのだろうか」と不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。コンサルタントの役割や種類、向いている人、向いていない人、未経験からの転職事例について、JAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルティング業界専任コンサルタントが解説します。

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そもそもコンサルタントとは?


「コンサルタント」とは、クライアントから相談を受けて課題を発見・分析し、解決に導く専門家を指します。なかでも「コンサルティングファーム」に所属するコンサルタントは、企業をクライアントとし、「案件」ベースで活動するのが一般的です。プロジェクトごとに都度チームが編成され、プロジェクトのメンバーとして完遂まで自身の役割を遂行します。

なお、コンサルタントが所属するコンサルティングファームには、「総合計」「戦略系」「IT系」「監査法人系」「シンクタンク系」「人事・組織系」などのほか、専門領域に特化したファームがあります。

コンサルタントの役割

近年、コンサルタントに求められる役割には変化が見られます。元来コンサルティングファームの事業は、「経営コンサルタント」として経営陣とともに中長期計画を練ったり、事業再生の施策を検討したりする役割からスタートしました。その後、経営課題にとどまらず、「業務改善」へのコンサルティングニーズが高まりました。昨今は、特に「生成AIを活用した業務効率化」が注目されており、経営コンサルティングを行ううえでも、AIをはじめとした新しいテクノロジーの知見や活用手法の提案力が求められるようになっています。また海外からのサイバー攻撃なども増える中、「セキュリティ」への経営者の関心も高まっています。

また、従来の戦略コンサルティングファームでは、経営戦略策定までを中心に手がけていましたが、昨今は実行も支援し、「改善まで伴走」を打ち出すファームも増えてきました。

コンサルタントの種類

コンサルタントには、多様な種類がありますが、大きく下記2つに分けられます。

  • ●ビジネスコンサルティング
  • ●ITコンサルティング

それぞれについていくつか挙げますので、詳細が気になる方はボタンをクリックしてください。その職種の記事に遷移します。

ビジネスコンサルティング

ITコンサルティング

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コンサルタントの平均年収


コンサルタントの平均年収は、専門分野や役職・企業によって異なります。
JACの転職支援実績をもとに、相場をご紹介します。

【戦略コンサルタント】

30代1,000万~2,000万円
40代2,000万円以上
パートナー・CxOクラス5,000万円~3億円

【ビジネスコンサルタント/ITコンサルタント】

30代700万~1,800万円
40代1,200万~2,200万円
パートナー・CxOクラス3,000万円程度

コンサルタントに向いている人は?活躍する方に多い特徴を5つ紹介


コンサルタントに向いているのはどのような人なのでしょうか。実際にコンサルタントとして活躍している方々に見られる特徴をご紹介します。

「アンラーニング」ができる柔軟性

ビジネス環境の変化のスピードが加速し、この先の不確実性も高まっている昨今、経験したことのない物事や最先端テクノロジーへの感度を高め、積極的に活用していくことが求められています。そこで、過去の成功体験やノウハウに固執することなく、必要に応じて「アンラーニング(学習棄却・学びほぐし)」を行える柔軟性が必要です。

強みを明確化し、キャリアを構築していくマインド

コンサル業界においては「バリュープロポジション(他社にはない、自社が顧客に提供できる独自価値)」が重視されています。コンサルタント個人としても、「自分は何に強い専門家なのか」を明確化し、自身でキャリアを築いていくマインドを持つ方が活躍しています。

「顧客への価値提供」に対するこだわり

コンサルタントは、自身のパフォーマンスへの対価を得る仕事です。クライアントに対し、報酬に見合った行動ができているか、価値を提供できているかにこだわり、常に振り返りを行う意識・姿勢が重要です。また、「面倒見がいい」「おせっかい」なタイプが、コンサルタントに向いています。

議論が好き

課題に対し、ディスカッションを通じてさまざまな人の視点や考え方を取り入れるプロセスが好きな方であれば、コンサルタントとして解決策を導き出しやすいといえるでしょう。

好奇心旺盛で、学び続けることができる

好奇心や向上心が旺盛で、新しい知識を学び続けられることも、コンサルタントに重要な要素です。


コンサルタントの仕事に興味はあるが、具体的に何ができるか分からないという方はぜひ一度JACのコンサルタントにご相談ください。



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コンサルタントに向いていない人とは?


次のような傾向がある方は、コンサルタントとして活躍することが難しい可能性があります。

物事を主観的にとらえる

コンサルタントの仕事には「コミュニケーション」が欠かせません。クライアントの経営陣や部門のメンバー、自社のチームメンバーなど、さまざまな立場・バックグラウンドの人とコミュニケーションをとるにあたっては、それぞれの人の視点を持つ必要があります。自身の主観だけで判断し、客観的な視点を持てていないと、コミュニケーションミスを起こすばかりか、適切な提案を行うことも難しいでしょう。

自身の担当領域に閉じてしまう

先ほど「自身の強みを明確化する」ことがコンサルタントにとって重要な要素であるとお伝えしました。しかし、自身の守備範囲を限定し、それ以外はやりたくないという方にはコンサルタントは向いていません。クライアントワークであるからには、自身がやりたいこと以外でも、リクエストを受けて対応する場面があります。必要に応じて柔軟に対応する姿勢が求められます。

コンサルタントへの転職成功事例


コンサルタント未経験からコンサルタントへの転職を果たしたお二人の事例をご紹介します。

商社の企画職からコンサルタントに転職し、年収200万円アップ

業種職種年収
転職前大手専門商社商品企画約600万円
転職後コンサルティングファームコンサルタント約800万円

BtoB商品を扱う大手専門商社で商品企画を担当していたFさん(30代前半/女性)は、「より事業の戦略策定フェーズ手がけたい」「BtoCマーケットを経験したい」「しっかり働いて年収も上げていきたい」と考え、転職を決意。年収アップを実現しやすいコンサルティング業界に狙いを定めました。

JACから提案した20社以上のコンサルティングファームのなかから、希望に近い5社に応募。成長著しいコンサルティングファーム・A社から200万円アップとなる年収提示を受け、入社に至りました。

A社はもともとBtoC領域の企画経験者を求めていたのですが、BtoB領域であっても企画から実行まで幅広い工程に携わった経験は、BtoCでも生かせると評価されたのです。「業務設計が好き」「新しいことにチャレンジしたい」というマインドも、コンサルタントに向いていると認められました。

転職成功の詳細は下記にてご確認いただけます。

2次請けSIerからITコンサルに転職し、年収300万円アップ

業種職種年収
転職前2次請けSIerプロジェクトリーダー約550万円
転職後大手コンサルティングファームITコンサルタント約850万円

2次請けSIerで、開発を経てプロジェクトリーダーを務めていたIさん(男性/30代前半)。1次請けからの指示に従って開発を行うなかで、「クライアントのニーズを理解したうえで、それに応えるシステムを作りたい」という思いが強くなり、転職活動を開始しました。

Iさんが転職先として想定していたのは「1次請けSIer」。JACから「コンサルティングファーム」をご提案したときは、「まさか自分が行けるのか」と驚かれましたが、2次請けSIerからITコンサルタントに転職して活躍している事例は数多くあります。

「開発工程が好き」というIさんは、自社開発も手がけているコンサルティングファームに応募。「開発を経験したうえでプロジェクトマネジメントを行っている」「落ち着きがあり、コミュニケーションも良好」という評価を受け、年収300万円アップで迎えられました。

転職成功の詳細は下記にてご確認いただけます。

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コンサルタントへの転職ならJAC


JACのコンサルティング業界専任のコンサルタントは約60名。転職エージェントのなかでも最大級規模のチーム体制を敷いており、コンサル業界への転職支援において豊富な実績を有しています。コンサルティングファームによっては部門ごとに担当コンサルタントが付き、部門のビジョン・部門メンバーのバックグラウンド・採用背景・求める人物像・仕事内容・働き方などについて詳細な情報を収集しています。同じ会社でもご紹介できるポジションが複数あるケースもあるため、求職者の方の経験・スキル・志向にあうポジションをご提案します。

コンサルティング業界は、市況の変化や採用計画の変化が非常に激しい業界です。JACがリアルタイムにキャッチしている情報をぜひ活用してください。

目先の転職だけでなく、入社後から将来にわたるキャリアプランも踏まえ、最適な選択肢を一緒に考えます。さまざまな業種の事業会社を担当するコンサルタントとも連携しているため、コンサルと事業会社の比較検討も可能であるほか、コンサルとしての経験を積んだ後の「出口」の選択肢もご提案できます。

今すぐには転職を考えていなくても、お気軽にご相談ください。

この記事を監修した転職コンサルタント

榮多 綾香

榮多 綾香

コンサルティングディビジョン シニアプリンシパルコンサルタント

入社以来、一貫してコンサルティング業界を担当し、VUCAの時代におけるめまぐるしいコンサルティングファームの変遷を見てきました。各社の社長、部門のパートナー・MDクラスの方との打ち合わせを重ねる中で、戦略・インダストリー・業務・Digital・IT領域のコンサルポジションを都度キャッチアップし、弊社の中でも最も俯瞰して業界を語れる点が強みです。転職ありきではない中長期キャリアのご提案をいたします。ぜひお気軽にご相談ください。



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