「求人への応募書類としてカバーレターが必要だけど、書き方に自信がない…」という方もいるのではないでしょうか。
自信を持ってカバーレターを作成できるように、サンプル英文や書き方のポイント・提出する前のチェックポイントを、解説します。
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登録してプロの転職支援を受けるカバーレター(cover letter)とは
本章では、カバーレターの定義や履歴書・レジュメとの違いについて解説します。
カバーレターとは、外資系・海外企業に応募する際に同封する送付状のこと
カバーレターとは、外資系企業や海外企業に応募する際、英文履歴書(レジュメ)に同封して送付する送付状のことを指します。
日本語で「送付状」と訳されるケースが一般的ですが、単なる書類の添え状としてだけではなく、応募者自身のスキルや経験、なぜ入社したいのかという熱意や動機など、履歴書では伝えきれない内容を補足する役割を担う重要な書類です。
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英文履歴書(英文レジュメ、CV)の正しい書き方・例文【サンプル付き】
「書類選考のために英文履歴書を書く必要があるのに、初めて英文履歴書を書くからどのように書けば良いか想像が付かない…」という方もいるのではないでしょうか。 本記事では、選考突破のために自信を持って英文履歴書を提出出来るよう… 続きを読む 英文履歴書(英文レジュメ、CV)の正しい書き方・例文【サンプル付き】
カバーレターと履歴書・レジュメとの違い
カバーレターと同様に応募書類として提出を求められることの多い履歴書・レジュメは、それぞれ役割や定義が異なります。
履歴書とは、日本で一般的に用いられている応募書類の1種であり、主に氏名や住所などの属性情報やこれまでの経歴やスキルを簡潔に記載した書類です。また、自己PRや志望動機も同一書類に記載する点が特徴であり、定型フォーマットに沿って必要事項を記入します。
レジュメ(Résumé)とは、主に外資系企業や海外企業に応募する際に提出を求められる英文の応募書類です。履歴書とは異なり、応募するポジションに必要な能力やスキルを備えている旨を簡潔に記載する点が特徴です。
一方、カバーレターは、レジュメの内容を補完する書類であり、志望動機や自己PRを記載し、入社意欲や熱意を採用担当者に伝える役割を担います。英文レジュメのように主語を省略せず、文章形式で書きます。
カバーレター(cover letter)の書き方【サンプル・テンプレート】
本章では、カバーレターの書き方を次の11項目ごとに解説します。
● 自分の氏名・連絡先
● 日付
● 宛名・宛先
● 担当者名(挨拶)
● 件名
● 本文A(希望職種・応募経緯)
● 本文B(自己PR・志望動機)
● 本文C(感謝・意思表明)
● 敬具(結びの言葉)
● 署名(自筆&タイピング)
● 同封書類について
Taro Yamada
1-1-1 Kanda-Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0000
Tel: (03) 0000-0000
Mobile: 090-0000-0000
Email: XXXX@XXXX.com
MM/DD/YYYY
Mr.Johnson
○○ Company
Dear Mr.Johnson
RE: Application for Marketing Position
I am writing to express my interest in the Marketing Position at Age Company. I am eager to contribute my skills and experience to your organization and believe I am well-suited for this role.
I have experience in developing marketing strategies that effectively reach target audiences and align with organizational goals. My academic background and professional growth reflect my commitment to continuous learning and improvement.
Thank you for considering my application. I look forward to the opportunity to discuss how I can contribute to Age Company. Please feel free to contact me at your convenience.
Yours faithfully
Taro Yamada
Enclosure: Resume
自分の氏名・連絡先
カバーレターの冒頭には、下記4つの情報を記載します。
● 氏名
● 住所
● 電話番号
● メールアドレス
住所は英語表記になるよう、番地から記載します。番地や市区町村名などの間には『,』(カンマ)を打ち、都道府県は都道府県名称だけ記載し、市区町村は『~shi』『~ku』『~cho』『~mura/son』と表記します。マンションなど部屋番号がある建物に住む場合は、部屋番号の前に『#』を記載しましょう。
メールアドレスは、連絡を取りやすいアドレスを記載しますが、現職の企業ドメインが入ったアドレスの記載は避けましょう。
日付
日付は、書類を投函もしくは送付する日を記載します。英語表記になるように、日、月、西暦の順に書きましょう。
日付が古いと使いまわしと受け取られてしまう恐れがあります。作成から投函日(送付日)まで期間が空く場合は、投函日(送付日)が決まってから忘れずに記載しましょう。
宛名・宛先
宛名・宛先には、応募先企業の採用担当者の氏名や部署、ポジションと応募先企業の名称と住所を記載します。
採用担当者の氏名や部署がわからない場合は、企業ホームページで調べたり、企業に電話をして名前を尋ねたりしましょう。担当者名がわかる場合は、敬称(Mr./Ms.)とフルネームを記載します。担当者名が不明な場合は、「Dear Hiring Manager」と記載しましょう。
応募先企業の住所は、英語表記となるよう、建物名から順に部屋番号、番地、市区町村、都道府県、国までさかのぼって記載し、郵便番号を書き添えます。
担当者名(挨拶)
本文が始まる前に、担当者に向けて簡単な挨拶を記載します。
冒頭には、「Dear」と記載し、続けて担当者の氏名をフルネームで記載します。担当者の氏名がわからない場合は、「Dear Hiring Manager」などの表記を使用しますが、担当者の氏名を記載しているほうが丁寧な印象を与えられます。可能であれば事前に調べておきましょう。
件名
続いて、「RE:」と書き出し、書類を送付する目的を端的に記載しましょう。
一般的には、「Application for the 〇〇 position」と記載し、○○の箇所に応募を希望するポジションを明記します。求人情報に求人番号の記載がある場合は、「(reference #○○)」のように、末尾に求人番号を併記しましょう。
本文A(希望職種・応募経緯)
カバーレターの本文は、大きく3つの段落で構成されるように仕上げることがポイントです。
一段落目には、希望職種と応募経緯を記載します。「どの職種に応募したいのか」「どのようにして求人情報を知ったのか」を記載しましょう。
本文B(自己PR・志望動機)
本文の2段落目は、自己PRや志望動機を記載します。
自身が応募先企業にとって必要な人材である旨を、レジュメに記載したスキルや職務経験に合わせて記載しましょう。自己PRや志望動機を書く際は、具体的な実績や数字を交えると説得力が増します。
アピールポイントが複数ある場合は、段落を分けると読みやすくなります。ただし、アピールポイントが多すぎると、本当に伝えたい魅力や強みに対する印象が薄れる懸念もあります。応募ポジションに適した人材である旨をアピールできる項目に絞ることがポイントです。
本文C(感謝・意思表明)
本文の3段落目には、感謝の言葉と面接を受けたい意思を明記します。
まずは、カバーレターを読むにあたって時間や手間を割いてもらったことに対する感謝の言葉を述べましょう。続いて、面接に向けた意欲を記載し、強い熱意を持っている旨を示します。
あわせて、いつ・どのようにしてコンタクトを図れるのか、併記しておきましょう。
敬具(結びの言葉)
本文の最後に結びの言葉を記載します。日本の手紙でいうと「敬具」にあたる箇所となります。
「Yours respectfully」「Yours faithfully」など、ビジネスシーンに沿う言葉を選びましょう。
署名(自筆&タイピング)
最後に自身の氏名を自筆します。署名は差出人本人が書いた書類である旨を示すため、忘れないようにしましょう。
また、自筆の直下に自身のフルネームをタイピングします。
同封書類について
カバーレターの末尾には、補足として同封書類の有無と種類を記載します。
同封書類がレジュメだけの場合は、「Enclosure: Resume」と記載します。レジュメの他に推薦状(Letter of Recommendation)や紹介状(Reference Letter)など、複数の書類を同封する場合は、「Enclosures: Resume,Letter of Recommendation(Reference Letter)」と記載します。
カバーレター(cover letter)を提出する前のチェックポイント
カバーレターを提出する前には、スペルや文法ミスはもちろん、応募書類として洗練された印象を与えられる仕上がりになっているか、次のポイントをチェックしましょう。
● 自己PR・志望動機の箇所と英文履歴書の内容が整合しているか
● スペルや文法にミスはないか
● フォント・フォントサイズは統一されているか
● 応募先企業の名称や担当者氏名、肩書きは正しいか
● 正しい日付が記載されているか
● 記載情報に誤りはないか
● カジュアルすぎる表現や口語的な表現は避けているか
● ビジネス書類に合った文体を使用しているか
● 読みやすさが意識された適切な段落構成になっているか
● カバーレターの長さは適切か
● 応募する職種やポジションを忘れずに記載しているか
● ファイル形式や容量に問題がないか(電子提出の場合)
● 切手の金額は適正か(郵送の場合)
● 提出書類は全て揃っているか
● 提出締切日を守れているか
● 採用ポジションの応募条件を満たしているか
カバーレター(cover letter)・英文履歴書の添削はJACに
カバーレターは、応募先企業の担当者に対して入社への熱意を伝える重要な書類です。書き方や記載内容が採否に影響を与えることもあるため、ポイントを押さえた記述が不可欠です。
自分1人で作成する場合、効果的な書き方や避けるべき表現がわからないこともあるでしょう。そのような時は、外資系企業や海外企業への転職支援に長けたサービスを利用するのも1つの方法です。
JACであれば、外資系企業や海外企業への転職支援に長けたコンサルタントが、作成したカバーレターや英文履歴書を丁寧に添削いたします。また、英文や構成のチェックだけではなく、応募企業にマッチした内容に仕上がるよう、適切なアドバイスも提供するため、より精度の高いカバーレターや英文履歴書に仕上がるでしょう。
カバーレターの作成に困っている、英文履歴書作成に向けてアドバイスが欲しいと悩む方は、ぜひJACの転職支援サービスをご活用ください。