半導体業界が活況を呈し、半導体エンジニアの求人も増加しています。
半導体業界の求人動向や年収相場、半導体業界外へのキャリアパスについてJAC Recruitment(以下、JAC)の半導体業界専任コンサルタントが解説します。
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半導体業界の動向と半導体エンジニアの需要が高い理由
昨今、半導体はあらゆる製品のアプリケーションに使用されるようになり、よりハイスペックな半導体の需要が高まっています。特に、「生成AI」、「EV(電気自動車)」「再生可能エネルギー」などの領域の活性化が半導体需要をけん引。EV・再生可能エネルギー向けとしては、「パワー半導体」への注目度も高まっています。
こうした背景から、多くの企業で半導体エンジニアが不足しており、2024年~2025年にかけて、半導体業界の求人は右肩上がりで伸びていくと予想されます。
半導体エンジニアの年収相場
半導体エンジニアの年収相場は下記のとおりです。
※JACを介して転職された半導体エンジニアの年収2023年実績より
30代 | 700万~800万円 |
40代 | 800万~1200万円 |
50代 | 1000万~1500万円 |
60代 | 1200万~1500万円 |
半導体エンジニアのキャリアパス
ここでは、半導体エンジニアの経験を積むことにより、先々にどのようなキャリアの可能性があるかをお伝えします。
半導体業界でのキャリアパス
半導体エンジニアのキャリアパスには、大きく2つの方向性があります。「スペシャリスト」と「マネジメント」です。専門性を追求して現場で手を動かしてモノ作りを行っていくか、現場から離れて組織のマネジメントを行っていくか、です。
求人においては、マネジメントとしての求人よりもスペシャリストの採用を積極的に行っている企業が多く、転職先の選択肢は多い状況です。
なお、半導体業界内で異業態に転職することも可能です。デバイスメーカー、装置メーカー、材料メーカー、 ツールメーカー、ファブレスメーカーなど、業態の枠を越えて移動する転職事例も多いです。
半導体業界以外でのキャリアパス
完成品メーカーには、半導体の「内製」を目指す企業もあります。自動車、家電、産業機器など、さまざまな業種のメーカーにも、半導体エンジニアとしての経験やスキルを生かせるチャンスがあります。
異業界転職を成功させる可能性が高いのは、設計エンジニア、設備エンジニアです。プロセスエンジニア、デバイスエンジニアは専門性が高いため、半導体業界内の方がキャリアを築きやすいといえます。
半導体エンジニアの転職で多い質問と回答
半導体エンジニアの方が転職を検討するにあたり、よくいただく質問にお答えします。
Q. 40代でも、半導体エンジニアとして転職は可能ですか?
A. 40代の方でも採用されている事例は多数あります。40代で転職を目指す場合、一昔前に比べて選択肢は明らかに増えています。JACを通じて転職を果たした半導体エンジニアの平均年齢は2023年実績で「43.8歳」です。 なお、半導体業界での経験が豊富な方であれば、50代~60代で転職成功されている事例もあります。
Q. パワー半導体の経験がないのですが、興味があります。転職は可能ですか?
A. もちろん、個々の方のご経験にもよりますが、企業はパワー半導体の経験がない方であっても「入社後に学んでもらえばよい」として門戸を開いています。実際に採用された事例もあります。 例えば、パワー半導体の口径は200mmから300mmへシフトしています。先端半導体では300mm向けの装置が主流であるため、その経験が生かせます。
半導体エンジニアの転職事例
ここでは、半導体業界内で転職成功された2つの事例をご紹介します。
役職定年で年収大幅ダウンから一転、半導体エンジニアとして年収400万円アップで転職成功
Fさん(60代前半/男性)は半導体メーカーのメモリ設計エンジニア。役職定年を機に年収が下がったものの、仕事内容がこれまでと変わらないことに納得がいかず、転職の可能性を探っていらっしゃいました。ご希望は「これまでの経験をそのまま生かせる」「一定水準の年収」「勤務地が希望範囲」というシンプルなもの。そこでJACからご紹介したのが、半導体メーカー・A社です。
実はA社は、組織の年齢バランスを整えるため、30代の方の採用を想定していました。しかしA社から経営課題をお聞きしていたJACの転職コンサルタントは、Fさんこそそれを解決できる稀有な専門家であると判断し、A社にご紹介したのです。面接の結果、Fさんは高く評価され、採用に至りました。年収は、前職の役職定年後の金額より400万円アップの1200万円となりました。
入社後、A社からは「この方を採用できて良かった」という声が届き、Fさんはメモリ設計の第一線で活躍されています。
転職成功の詳細は下記にてご確認いただけます。
【半導体エンジニア転職事例】役職定年で年収大幅ダウンから一転、年収400万円アップで転職
40代後半、先端半導体の研究開発からパワー半導体へ
Tさん(40代後半/男性)は、外資系半導体メーカーで先端半導体の研究開発に従事。特にプロセス開発に強みをもつ方でした。海外で働いていたのですが、プロジェクトの区切りを機に帰国・転職を決意。50代以降のキャリアを見据え「キャリアの終盤は、日本企業に貢献したい」という思いが強くなったといいます。
しかし当時、Tさんの経験をそのまま生かせる選択肢は限られていたため、知見・技術を転用でき、かつ「日本企業が世界で勝負できる」領域を探されました。そこで「パワー半導体」に着目したのです。口径300mmへ移管していくタイミングで、今後の可能性の広がりに魅力を感じて応募。面接で話を聞くうちに興味が高まり、企業からも高い評価を得て転職に至りました。
転職成功の詳細は下記にてご確認いただけます。
【半導体エンジニア転職事例】40代後半・先端半導体の研究開発からパワー半導体へ
半導体エンジニアの転職ならJAC
JACには、半導体のマーケット・技術を熟知している半導体業界専任のチームがあります。専門知識を有しているため、エンジニアの皆さんと目線を合わせての対話が可能です。
JACの転職コンサルタントは企業の幹部層と直接対話し、経営課題や今後の方向性、求める人物像などを詳細にお聴きしています。一見、同じ職種であっても、企業によって仕事内容や期待する役割は異なります。その点を転職ご希望者の方のキャリアや志向とすり合わせ、より活躍できる可能性がある求人をご提案できるのが私たちの強みです。ときには、明確な求人が出ていなくても、企業の課題とそれを解決できるスキルをもつ方をおつなぎすることもあるなど、「潜在ニーズ」を掘り起こしてご紹介することも可能です。
転職の意思がまだ固まっていなくても、まずはお気軽にご相談ください。
半導体業界未経験の方の半導体エンジニア転職動向は下記にてご確認いただけます
半導体エンジニアに業界未経験で転職は可能?仕事内容や求められる経験を解説
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