Hさん(女性/40代前半)
会社の組織再編を機に転職を決意。多様なパターンのMAポジションを検討
大学院で学位(博士号)を取得し、製薬メーカーに入社。複数企業でMSLおよびメディカルアフェアーズ(以下、MA)関連業務の経験を積んできました。
ところが、直近の在籍企業で組織再編が決まり、自分の専門性を活かせなくなるため、転職活動を開始しました。
JAC Recruitmentのコンサルタントとの面談では、次の転職先選びに際し「裁量権を持って働きたい」「MAとして市場価値を高めたい」という希望を伝えました。
すると、それをかなえる選択肢として、MA領域でさまざまパターンの求人を紹介いただきました。
「疾患領域の経験を活かせる」「専門業務経験を活かし、ポジションアップできる」「基礎知識はあるけれど実務は未経験の領域にチャレンジ」「MA業務の幅を広げる」などです。
安定感がある大手か、裁量権と幅広い経験を得られるスペシャリティファーマか
複数企業に応募した結果、最終的に2つの候補が残りました。大手グローバルメーカーと小規模のスペシャリティファーマです。前職では会社の組織再編による大きな変化を経験したことから、安定性がある大手メーカーに魅力を感じました。
けれど、私をより高く評価してくださり「求められている」という実感を持てるのはスペシャリティファーマでした。
正直、非常に悩みました。そこでJACのコンサルタントと対話し、視線を中長期へ向けてみたのです。
対話する中で、「どんな会社にいても、予期せぬことは起こり得る。『次』を探さなければならない事態になったとき、どんなスキルを身に付けているかによって自分を守れるかどうかが決まる」という考えに至りました。 結果、裁量権を持って働き、幅広い経験を積んで市場価値アップを図れるスペシャリティファーマを選択しました。
コンサルタントの目線:「今回の転職」だけでなく「この先の人生」を見据える
近年、メディカルアフェアーズの機能・役割が拡大しています。MSL/MAの経験を積んだ方にとっては多様なキャリアの選択肢が広がっている状況です。
それだけに、私たちコンサルタントは求職者の方の経験・スキルを最大限に生かし、かつ先々のキャリアプランや志向性にマッチする選択ができるよう、お手伝いしています。
Hさんとは、今回の転職をどうするかだけでなく「この先の人生をどうしていきたいか」まで語り合いました。その結果、「今の自分だけではなく、自分の将来のために今、どんな経験を積むべきか」という視点を重視して最終選択をされたのです。
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