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Q. M&A仲介企業への転職は、年収が上がりますか?また、どういった人材であれば上がりますか?
A. 結論からお伝えすると、必ず年収が上がるというわけではありません。
大半のM&A仲介会社では、基本的にベース給+インセンティブという給与体系を採用しています。ご自身の成果によって年収が変動することもあり、年齢に関係なく成果と直結する仕組であることから、非常に明確な評価制度といえます。
しかしながら、他業界と比較してもハードワークを求められる業界であるのは間違いなく、日々の地道な営業活動を愚直に継続できる強靭なマインドをお持ちの方が年収を上げている印象を持ちます。成果主義ではありますが社会貢献度が非常に高く、成果に見合った報酬を得られる業界です。
M&A仲介会社のインセンティブ制度では、成約1件に対するインセンティブ率はおよそ10〜25%程度、平均成約単価は5000万円程度となります。そのためインセンティブが、いかに年収に大きく左右するかがご理解頂けるでしょう。
では、M&A仲介会社に向いている方(年収を大幅に上げる方)にはどのような共通項があるかというと、以下に集約されます。
・強い主体性を持ち合わせている方(何事も自分事と捉えられる)
・とにかく何でも即レスの方(メール返信や電話など)
・転職前の業界研究をとにかく念入りに行われていた方
優秀な営業マンにも通じる資質ですが、これらの要素を兼ね揃えた方はM&A仲介会社でもご活躍される可能性が高いと感じています。
Q. 公認会計士資格を取得後に転職をした方が、年収は高くなるのでしょうか?
A. M&A仲介会社はM&Aの専門家であると同時に法人営業のプロフェッショナルである必要があります。したがって、公認会計士資格は必須の要件にはなりません、もちろん、資格と高い営業力を兼ね揃えて活躍している方もいらっしゃいます。ただ、資格があるから年収が上がるという業界ではありません。ご自身の成果次第で大幅な年収アップを狙えるのが、M&A仲介会社の醍醐味です。
評価されるのは公認会計士だけではありません。M&A仲介の業界では、簿記2級の資格取得が推奨されています。
こちらも企業によって取得が必須の場合もありますが、選考に進めないわけではございません。
入社までの間に取得される方や入社直後に取得される方も多いので、転職検討中の現段階ではそこまで重要視されなくても問題ありません。資格取得よりも現職でのパフォーマンス向上に集中することをおすすめします。
Q. M&A仲介企業で求められるスキル・能力とは?
A. M&A仲介業界で活躍するには、以下の3点が必要です。
1.高い営業力
2.愚直に継続する強い忍耐力
3.自己研鑽
M&A業界はさまざまな業界で活躍されたTOPセールスマンが集まる業界です。かつ営業先は基本的に中小企業の経営者となることから、必然的に視座も高くなります。また基本的に短期的に成果が出るというビジネスモデルではなく、日々の営業活動の積み重ねが長期的に結果につながるということから、強靭なメンタリティも必要となります。厳しい業界ではありますが、一定期間この業界をご経験された暁にはビジネスパーソンとして多くの知見や自己成長ができることは間違いありません。
Q. 紹介してもらえるM&A仲介企業は、このサイトで掲載されている企業だけですか?
A. いいえ、サイトに掲載の企業以外にも、多数、お取引がございます。そちらにつきましてはご面談の際に、ご紹介させて頂きます。