流通・外食業界の転職市場動向

  1. 転職マーケット×サービス/物流/商社
  2. 転職マーケット×流通/外食業界

公開日:2021/12/03 / 最終更新日: 2024/11/26

流通・外食業界は今、デジタル化や新店舗の開店など積極的に変革を遂げようとしている企業が多くあります。言い換えれば、ピンチをチャンスに変えている状況といっても過言ではありません。そのため採用意欲が高い企業も多く、他業種からの転職も多いことが特徴です。

当記事では流通・外食業界のトレンドや最新の転職事情を、JAC Recruitment(以下、JAC)のコンサルタントが詳しく解説します。

業界のプロがあなたにあった転職支援を行います

今現在、

  • 経験を活かして異業界への転職を検討している
  • 業界内でより自分にあった企業へ転職したい
  • より年収を上げたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

登録してプロの転職支援を受ける

業界のプロがあなたにあった転職支援を行います

今現在、

  • 経験を活かして異業界への転職を検討している
  • 業界内でより自分にあった企業へ転職したい
  • より年収を上げたい

上記のようなお困りごとがございましたら、私たちJACへ相談してみませんか?

登録してプロの転職支援を受ける

流通・外食業界のトレンド転職情報


コロナ禍における流通・外食業界のトレンド転職情報

IT部門を中心に採用意欲が高い点が、流通・外食業界のトレンドです。

100名規模の採用もあるIT部門

流通・外食業界ではITやデジタル部門の採用が急増しています。募集人数は数十名から百名前後となり、採用意欲が高いのが特徴です。

この数年で、店舗を起点としたサービスは大転換を迫られています。そのため社内のシステムや店舗で使用されているアプリを内製化し、新組織を立ち上げる動きがトレンドになっています。以前からIT部門を強化する動きはありましたが、現在は会社の存続をかけて加速しています。

IT部門以外の採用も堅調

駅前の店舗が苦戦を強いられ、郊外や、未進出であった地域にも積極的に出店する動きが見られます。出店数が増えることにより、おのずと店舗開発や出店開発の仕事も増えていきます。また出店する場所に合わせて新商品やメニューの開発が、必然となります。さらに新たな場所に店舗をオープンするときは、これまでにはないロジスティックスの確立も考えなくてはなりません。

各職種で変化が求められており、IT部門ほど量は多くありませんが、求人は出続けているのが現状です。

Topへ

他業種からの40代の転職、管理職への転職は可能か


他業種からの40代の転職、管理職への転職は可能か

流通・外食業界では他業種からの転職も可能です。また管理職への転職も実現しやすく、経営に参画するチャンスもあります。大幅な収入アップも夢ではありません。

他業種からの転職はむしろ歓迎

他業種から流通・外食業界への転職は可能であり、むしろ需要が高まっています。IT部門の強化により、IT専門家が求められていることは間違いありません。
また、新規出店にあたっては不動産や流通の知識を持った方は必要ですし、新商品の開発には食品の専門家は欠かせません。このように流通・外食産業ではさまざまな分野の知識を持った経験者が活躍できるフィールドが用意されています。

流通・外食業界の管理職は経営のチャンスも

他業種から転職された方でも、同社の新卒プロパ-の方々と同じく管理職への道は用意されています。ひとつの事業やブランドが成長すると、事業部から一会社になることもあり、経営も夢ではありません。このように流通・外食業界は常に変化し、さまざまな分野を取り込んでいきます。会社により変化の傾向はあるので、転職する際は、ご自身のキャリアの希望と会社の傾向を確認する必要があります。

流通・外食業界、収入アップは望めるのか

全般的に流通・外食業界の年収は高いというわけではありませんが、最近は業界内での採用意欲が高まっているため、現状よりも年収アップする例が見られるようになりました。
また近年の世間や働き方の変化をチャンスと捉え、異業界から流通産業にチャレンジする例も見られます。そのような企業であれば、より年収アップが望みやすい傾向にあります。

Topへ

流通・外食業界の専門職の転職事情について


流通・外食業界の専門職の転職事情について

流通・外食業界でもエンジニアなどの専門職はあります。たとえばアプリやカード会員、流通であればPOSのデータやお客様情報の収集、分析を行うデータサイエンティストなどのデータを扱う職種の需要は高まっています。

ただし専門職であってもお客様視点や店舗への視点は非常に重要なものとなります。具体的には店舗のサービス改善や自社商品やメニューの提供・開発への関心が挙げられます。仮にお客様視点がなく仕事を進めてしまうと、かえって店舗のサービス低下につながることも珍しくありません。

Topへ

40代で流通・外食業界への転職で必要な能力やスキルは


流通・外食業界へ、転職検討される方に求められる能力は柔軟性とスピード感です。

大前提となる能力は柔軟性とスピード感

流通・外食業界の面接では、柔軟性とスピード感がチェックされます。流通・外食業界は変化が大きく、あらゆる変化に対応できる能力が求められます。また店舗では常に商売が動き、変化しています。変化のスピードに対応するには「走りながら次の施策を考えられる」スピード感も必要です。

また、それぞれの分野に関する知識は最低限必要ですが、流通・外食業界ではさまざまな部署を巻き込みながら横断的に物事を決める傾向があります。ステークホルダーを巻き込みながら事業を推進したといった経験は、大いに役立ちます。

管理職に必要なスキル

管理職に必要なスキルは、他の業界とあまり相違はありません。それを踏まえていうと、流通・外食業界は業務の性格上、業績が数字に表れやすい業界です。そのため成果主義の企業であればあるほど、管理職は数字を読み解き、現状把握・解決するスキルが必要です。また他分野にアンテナを張ることはもちろん、デジタルを使って新しいアイディアを生み出すといった発想力があるとなお良いです。

Topへ

JACでは流通・外食業界への転職をしっかりとサポート


JACでは流通・外食業界への転職をしっかりとサポート

JACでは変化の激しい流通・外食業界の最新の転職情報を、常に把握しています。また管理職の転職もカバーしており、面談対策を共に行うことで、流通・外食業界に求められる能力をしっかりとアピールできるようにサポートします。

転職では、求人内容と求められる人材像をしっかりと把握することが重要です。流通・外食業界でより良い転職を望まれる方は、ぜひ一度JACへの相談を検討してください。

Topへ

この記事を監修した転職コンサルタント

大牟田写真

大牟田 将

コンシューマーグッズ&サービスDiv アパレル・SPAチーム


JAC Recruitmentに入社後、アパレル・繊維業界担当として経験を積み、現在はリテール&サービスチームに所属。
外資系企業を含め、小売・サービス企業様を幅広く担当。
コンサルティング経験を活かし、転職希望者と真摯に向き合いながら、キャリアアップに向けたサポートに力を注いでいる。