英文レジュメはプロの添削でクオリティアップ―ハイクラス転職のJACが解説
外資系企業や海外への転職を考えるなかで、英文レジュメの作成に悩む方が多いようです。英文レジュメは日本語の履歴書や職務経歴書を合わせたような書類ですが、日本語の応募書類と英文レジュメでは重視するポイントが異なるため、日本語をそのまま英語に翻訳するだけでは不十分です。
ここでは、英文レジュメの書き方において、記載内容や押さえるべきポイントを、英語の例文とともに解説していきます。採用担当者に向けたアピール性の強い英文レジュメを作成するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
また、最後にJAC Recruitment(以下、JAC)の英文レジュメ添削サービスについても紹介します。
英文レジュメはプロに添削してもらうのが良い理由
英文レジュメの作成に慣れていない方は、転職活動のプロに添削してもらうことにより、クオリティの高いレジュメが仕上がるだけでなく、他にも多くのメリットを得ることができます。 ここからは、英文レジュメをプロに添削してもらうのが良いとされる2つの理由について見ていきましょう。
1.伝えたいことを伝えられるように修正してくれる
英文レジュメをプロに添削してもらうのが良い理由の1つ目として、伝えたいことが伝わる書類に仕上げることができる点にあります。
英文レジュメは使用する文法や単語といった表現次第でニュアンスが変化してしまうため、読み手に誤解を与えてしまう可能性があります。場合によっては、本当に伝えたい内容とは異なる文章となってしまい、自身を最大限にアピールしようにも思ったものの思うように伝わらないケースが出てくるかもしれません。
そこで転職エージェントなど転職活動のプロに応募書類を添削してもらうことができれば、まずは日本語で面談したうえで英文に落とし込めるため、自身の伝えたい内容がふさわしい言い回しで表現することができるようになります。添削してくれる担当者が面談から汲み取った魅力的な要素もレジュメに加えられるため、よりブラッシュアップした書類に仕上がるはずです。
2.英文履歴書と繋げた「面接対策」が可能
英文レジュメは作成・提出して終わりではなく、その後に続く面接にも多大な影響を及ぼします。レジュメを読んだ面接官は、書類からはわからない転職希望者様の人柄を面接でチェックすることになりますが、その際、提出したレジュメの内容を深掘りするような質問をされることになるでしょう。
事前に転職エージェントなどプロによるレジュメ添削を受けていれば、採用担当者が知りたい情報や聞かれるであろう質問事項を事前に知った上で面接に臨むことができる可能性は高いです。そうすれば、自身の魅力をよりアピールできることでしょう。また、面接で気を付けるべきポイントといったマル秘情報を教えてもらえる場合もあり、採用選考が有利に働くことが見込めます。
英文レジュメは決まったフォーマットがなく、書類のクオリティが求職者の評価に直結していきます。すべてを自身の力で作成することももちろん良いことではありますが、軽微なミスやニュアンスの違いによる誤認を防ぐためにも、プロに添削してもらうのがおすすめです。
JAC の英文レジュメ添削サービスとは?
JACでは、外資系企業や海外勤務の転職を希望する方に対し、英文レジュメの添削サービスを行っています。
企業が求めるスキルや経験、マインドを把握したうえでの英文レジュメ添削が可能です。レジュメの作成や編集そのものは転職ご希望者様自身が行うものの、選考に効果的なカバーレターの作成についてなど、的確なアドバイスも受けられます。
英文レジュメと日本語の履歴書・職務経歴書の違い
英文レジュメの作成に慣れていない方であれば、添削を依頼する前に、まずは日本語の履歴書や職務経歴書との違いから理解し、書いてみることをお勧めします。
ここからは、英文レジュメの作成前に押さえておきたい日本語の応募書類との違いについて見ていきます。書式や記載内容などポイントを理解し、英文レジュメのイメージをつかみましょう。
書式/様式
英文レジュメと日本語の履歴書・職務経歴書との主な違いは、以下のとおりです。
英文レジュメ | 日本語の履歴書・職務経歴書 | |
---|---|---|
書類の特徴 | 応募企業に関係する情報のみを端的にまとめる | 自身の経歴やスキルを詳しく記載する |
書式 / 様式 | 履歴書・職務経歴書の区別がなく、一つの書類にまとめる 決まった様式がなく自由に作成 | 履歴書・・・プロフィール 職務経歴書・・・経歴や実績 決まった様式に沿って作成 |
英文レジュメには、日本語の応募書類のような「履歴書・職務経歴書」の区別がありません。そのため、日本語の応募書類では分けて記載するプロフィールや職歴・実績も、英文レジュメではひとつの書類にまとめることが求められます。
また、日本語の履歴書・職務経歴書では自身のスキルやアピールポイント、経歴などを細かく列挙するのに対し、英文レジュメでは応募する企業に関係ない情報は省いて記載するのが基本となっています。
具体的な記載内容は、以下で詳しく説明していきます。
記載内容
- ●PERSONAL INFORMATION (氏名・連絡先)
- ●OBJECTIVE (希望職種)
- ●SUMMARY (経歴やスキルの要約)
- ●WORK EXPERIENCE (職歴)
- ●EDUCATION (学歴)
- ●QUALIFICATIONS / SPECIAL SKILLS (資格やスキル)
- ●ADDITIONAL INFORMATION (その他の特記事項)
これらの内容は基本的には項目ごとで箇条書きにして、誰が見ても理解できるようレイアウトにも配慮しながら作成していきます。また、日本語の履歴書に記載するような「生年月日・年齢・性別・家族構成・顔写真」などの個人的なプロフィールは、記載しないのが一般的です。
添削を受ける前に知っておきたい英文レジュメの書き方
英文レジュメを転職活動のプロに見てもらうとしても、第三者に添削してもらう前に、まずは自身の力で書いてみる必要があります。英文レジュメには決まった様式がないとはいえ、書き方の基本ルールを押さえておくと自身の魅力が伝わりやすい書類に仕上がるものです。
ここからは、英文レジュメの書き方について詳しく見ていきます。
英文履歴書作成には「カバーレター」「英文履歴書」の2つが必要
英文レジュメを作成する際は「カバーレター」と「英文履歴書」の2種類にわけて考えます。
それぞれの違いですが
- ●カバーレター・・・自己PRや志望理由を記載。「送付状」の役割を持つ
- ●英文履歴書・・・自身の経歴やスキルをまとめて記載。「自身を売り込む書類」の役割を持つ
となっています。
ここで出てきた「カバーレター」ですが、外資系企業や海外企業への応募の際に用いられるもので、応募する企業に対する熱意や仕事に対する意欲を伝える役割を担っています。英文履歴書を箇条書きにする一方、カバーレターは採用担当者宛ての手紙形式にするのが特徴です。
そう考えると「カバーレターはしっかりと作り込む必要があるのでは?」と思う方もいることでしょう。しかし、英文レジュメの中で最も大事なのは英文履歴書である点を忘れてはいけません。
前述のとおり、外資系企業は求職者が即戦力人材かどうかにフォーカスして選考を行っています。志望動機や自己PRを記載したカバーレターは、あくまでも送付状にすぎないと認識し、英文レジュメ作成に時間をかけられるようにしましょう。
レジュメを書く際のルール
英文レジュメは通常文書作成ソフトを使って作成していきますが、それ以外に決まったフォーマットがなく、比較的自由に作ることができます。ただし書類を見やすいものに仕上げるには、ある程度基本を押さえておくのが良いでしょう。
以下は、ビジネスシーンによく用いられる書式の一覧です。採用担当者に自身の魅力がきちんと伝わる書類にするためにも、以下の項目に留意しながら英文レジュメを作成していきましょう。
用紙の大きさ | A4サイズ |
---|---|
用紙の色 | 白 |
完成枚数 | 1~2枚 |
フォントの種類 | Times New Roman、Arial などの読みやすい書体 ※数字はアラビア数字(1.2.3…)を活用 |
フォントの大きさ | 本文・・・10~12ポイント 見出し・・・12~14ポイント(本文より2ポイント程度大きく) |
フォントの色 | 黒のみ |
英文レジュメではシンプルさが重視されます。こだわって作成したいからといって、デザイン性の高いフォントや着色を用いると評価が下がる可能性もありますので、注意しておきましょう。
まとめ:英文レジュメ作成に悩んだらJACに相談を
英文レジュメは、応募企業へ自身を売り込むための重要書類です。情報を具体的かつ詳細に記載する必要があるため、作成に慣れていなければ書類選考の結果を左右する可能性もあります。
もし、英文レジュメの作成にお悩みであれば、転職エージェントに相談してチェックを受けてみるのがおすすめです。JACであれば、経歴やスキルをヒアリングしながらレジュメの添削を行ってくれるので、自身が作成した応募書類が企業にマッチした英文になっているかどうかを都度確認してもらえます。あわせて面接対策まで依頼できるため、外資系企業への転職活動を効率よく進められることでしょう。
外資系企業への転職を成功させたい、英文レジュメを整えたいと思う方はぜひJACへ登録し、転職支援サービスを受けてみませんか?
この記事の筆者
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